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33話

「こんなところで会えるなんて奇跡じゃん!」




「誰と来てるの?」




「ええと...友達と二人で...」




俺がトイレから帰ってきてドリンクバーを取りに行くと不破がナンパされていた。カラオケでナンパとか頭おかしいだろ。ナンパしてる奴らの顔は見えないがどうせチャラチャラした陽キャなんだろうなぁ。このまま放置は俺が本当のクズになるし助けるか。




「すまないがそいつは俺の連れ...だ...ってえぇ!!」




「夜見!?」




「何でお前が不破さんと二人でカラオケに来ているんだ!?」




「ヨルミ、コロス」




まさかの同じクラスのよく絡んでいるあいつらだった。やばいやばい!女子に飢えてるあいつらに不破と二人で来てることがバレた!!いつものように殺意が向けられる!!




「私から唯桜っちをカラオケに誘ったの」




不破が状況を察してくれて俺へのヘイトをかなり減らしてくれた!感謝しかない。空気を読めるところも人気のある陽キャの特徴なのか、参考にさせてもらおう。




「それならしかたない、のか?」




「でも夜見、不破さんの弱み握って脅したって言ってなかったっけ?」




「ヨルミ、コロス」




この前適当についた言い訳のせいでピンチじゃん!俺は不破にごめんと表情で伝える。不破も振られたことを勝手に言いふらされるのは嫌だろうし嘘つくしかなかったんだよぁ。俺が言うのもおかしいがやっぱり嘘はつくべきじゃないな。後ヨルミコロスボット怖すぎる。これが狂気か....。




「まあ色々あって...」




本当に色々あったから嘘はついていない。




「お前には王女様がいながらほかの女子にも手を出すなんて!!」




「クズがこんなにモテるってことは結局顔ってことなんだよな。俺はもう整形するしかないのか...」




「今度学校でブレイキ〇グダウ〇しようぜ!試合はお前対学校の男子全員な!!」




不破がだいぶヘイトを減らしてくれたとはいえ結局は羨ましがられてヘイトを買うんだよな。なんかブレイキ〇グダウ〇開催しようとしてるやつもいるし。俺絶対に死ぬじゃん。後俺はお前らと違って学校の女子のほとんどから嫌われてるから言うほどでもないだろ!!




「また今度一緒に遊ぼうぜ。じゃ」




「唯桜っち!?」




俺はこれ以上あいつらからのヘイトを買わないように不破の手を引いてカラオケの部屋に向かった。




「もしかしてお前ら付き合ってんのか!?」




「今からでも俺と夜見入れ替わらないかな?」




「夏休み開けたら全員でバットを持ってお出迎えしてあげるからな!!」




あいつらはあんなことを言ってくるがいつも絡んでくれるいい奴らなんだよな。そしてあいつらがこの進学校に通っているという事実にいつも驚いている。




「俺の友達がごめん。後そろそろ手を放せ」




俺の方から握ったのに言うのは何だが部屋についてもずっと離してくれない。最近クズ要素が全くと言っていいほどないからちょっとぐらい強く言っておこう。




「あっ!ごめんね?唯桜っち。そういえばドリンクバーは?」




「あ、取るの忘れてた」

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