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30話

綾崎がケーキを食べている間、俺たちは雑談をしていた。俺のケーキは無能な姉に渡した。まあバイトに行けばいつでも食べれるし別に良いんだけど。




「そう言えば夜見君は生徒会の話は聞きましたか?」




生徒会?何か問題でも起こしちゃった感じか?とにかく生徒会に関係することは全く聞いたことが無い。




「いや、聞いてないけど....」




「夏休みに入る直前、現生徒会長が私と夜見君に是非生徒会に入って欲しいと仰っていましたよ」




はぁ!?綾崎が誘われるのはわかるけど何故俺が誘われるんだよ!




「初耳だけど...って言うか何で俺!?多くの女子が俺を嫌ってるしやらないほうが良いだろ!!」




綾崎に聞いてみる。綾崎は直接会って話したみたいだから理由が聞けるかも。




「成績が良いからじゃないですか?だって表面上とは言えクズで有名な人を生徒会には入れたくいでしょうし。夜見君の噂を知らないのでしょうか?」




それはあり得る。だって誰も学年トップのやつがクズで有名って思わないだろうし。時間もかなり削られるだろうし絶対に生徒会には入りたくない。




「綾崎は生徒会に入るのか?」




勉強時間が削られるのは綾崎にとっては痛手だろう。まあ綾崎が入ると言っても俺は入らないんだけど。




「私はやってみようかと思います。この様な体験は学生のときにしか出来ない貴重な経験だと思いますので」




「すげー考えてるじゃん!俺なんか入らない理由時間削られるのが嫌だからだよ」




俺がそう言ってから綾崎が最後の一口を上品に食べた。




「ごちそうさまでした。学生のときにしかたくさん遊べる機会なんてあまり無いですからそれでも全然いいと思いますよ」




他人の意見を尊重する綾崎様まじリスペクト!!簡単そうで中々に難しいことだからな。これができる人は仕事ができると思う(※個人の感想です)。




「綾崎なら生徒会に入ってもきっと最高の働きをするだろ。後、もし俺のことについて会長が何か言ってきたら入る気がないって言ってたって言っといて」




「わかりました。でも私はあまり人と仲良くすることが得意ではないのでなるべく入って欲しいのですが...」




美人にいくら何を言われようと俺は揺るがないぞ!俺は他の男とは一味違うぜ!!




「俺も友達できないからクズのフリしてるんだよなぁ。肉体的労働で人手が足りないときは手伝ってやるから」




「こちらこそ無理強いしてしまい申し訳ありません。でも夜見君私より体力ないですよね?大丈夫なんですか?」




くっ!!やめろその言葉は俺に効く!!そうだった。俺、綾崎よりも運動できないし体力無いんだった。




「だ、大丈夫大丈夫。何とかなるさ!今の時間は...5時半か..よし勉強に戻ろう」




俺がそう言って課題を開けると綾崎は申し訳無さそうに手を挙げた。




「まだまだ一緒に勉強したいのですがごめんなさい。私、門限があるんです」




わーお!やっぱりお嬢様っすね。

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