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15話

「ちょ、ちょっと休憩!」




「また休憩ですか?本当に体力が無いんですね」




俺達は今合宿で山に登っている。勿論山に登るときもペアと一緒だ。人生で体育の授業以外体を動かしたことのない俺にはハード過ぎる。そろそろ疲労で足がもげそうだ。




「綾崎は何でそんなに元気なんだよ」




The山登りをする人の格好をしている綾崎に聞く。何着ても美人なのはずるいよな。




「私は普段から健康に気を遣ってジョギングしていますから。山登りなど朝飯前です!」




通りでずっと元気な訳だ。流石に綾崎よりも体力が無いのは緊急事態過ぎる。俺がここまで貧弱とは思ってもいなかったし、綾崎が運動出来るのも想定外だった。合宿迄にちょっと位運動しておくべきだったな。今頃そう思ってももう遅いが。




「もう登りたくないー!」




「何言っているんですか後もう少しでキャンプ場ですよ。この看板にも書いてあるじゃないですか」




キャンプ場まで後300m




その事実を知ると急に元気が湧いて来た。何故ゴールが近いということを知るだけでこんなにも力が湧き出てくるのだろうか。




「まじか!!じゃあ最後の力を振り絞って頑張ろ!」




「着いたあとも色々しないといけないのに先が思いやられますね」




俺と綾崎はキャンプ場に向かって歩いて行った。




___________


「よっしゃー!!着いたぞー!!」




茨の道を乗り越え俺達はようやくキャンプ場についた。他の奴らはもう着いているっぽい。うん多分俺が休憩しまくったからだな。何か申し訳なくなってきた。




「では今から釣りをしましょうか。早く行かないと場所が取られてしまいます」




また動かないと行けないのか。俺は体力をつけようと心に決めるのであった。




「釣りか。久しぶりだなぁ」




この合宿では釣り竿はキャンプ場からレンタルするんだったっけ?まあ取り敢えず綾崎についていけば何とかなるだろ。あいつはまじで完璧だからな。




「釣れないと夜ご飯が少なくなるので絶対に釣りますよ!!」




そういやそうだったな。釣った魚や野菜を焼いて食べるんだったっけ。夜ご飯はいっぱい食べたい派なのでたくさん釣っておきたいところだ。




「本気だすかぁ。綾崎、俺に任せろ!!」




______




一時間後




「何で俺達だけこんなにも釣れねえんだよ!!」




俺達はまだ1匹も魚を連れていなかった。ふざけんなよ。




「確かに、他のペア達は3から5匹は釣っていますね。やり方を間違えているのでしょうか?」




綾崎が周りを見渡しながらそういう。




「それはもう10回は確認した。安心しろ、やり方はどこのペアとも一緒だ」




ヒットすら来ないので俺が夜ご飯を諦めていると釣り竿が少しピクピクと動いた感じがした。気のせいかと思っていたら魚が餌を飲み込んだのか確実に竿が重くなった。




「ん?あっ!これ来てるかも!!」




俺はヒットが来たということを綾崎に伝える。




「本当です!!頑張って下さい!!」




綾崎が俺を見守る中、俺は必死に竿を振り上げる。




「やったー!!取れた!!」




やっとの思いで1匹目を釣り上げたので純粋に嬉しい。しかし1匹だけではまだ少ない。もっと頑張らないと。




「おめでとうございます!!私も負けてられませんね」




「この調子でどんどん釣り上げるぞー!!」

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