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10話

時はあっと言う間に経ちテストの日となった。




「夜見や綾崎様から教えて貰ったのに点数低かったらどうしよう!」




「おいお前ら補習だったら殺すぞ!」




まああいつらの自頭の良さからして補習は無いだろう。一応この地域屈指の進学校に受かってる訳だしな。




「っていうか夜見も相当勉強していたけど緊張してないのか?」




勉強を教えていた友達に質問される。




「俺?緊張なんてするわけねえだろ。逆に俺が緊張するような奴に見えるか?」




俺は質問に質問を返す。




「まあ確かにお前緊張したこと無さそうだよな」




さっきはあんなことを言ってしまったが実は滅茶苦茶緊張している。俺が綾崎と勝負することはいつの間にか学年中に知れ渡っていた。皆に知られれば知られるほどプレッシャーが凄く感じる。俺は昔からプレッシャーに弱く足はよく震えてガクガクするし緊張することが嫌いだ。だから勉強を辞めたと言っても過言ではない。もう嫌だぁー!!逃げ出したいーーーーー!!




「そろそろテストだな。自分の席に戻っとくわ」




一人の友達がそういうとみんな席に戻っていった。


綾崎があんな変なこと言ってこなかったらこんなに追い詰められる事はなかったのに!!そう思い綾崎の方を見る。綾崎は既に自分の席に座り優雅に座っていた。もう準備は完璧と言うことなのだろう。




キーンコーンカーンコーン




「よーしじゃあテストを始めるぞー!!プリントを後ろに回せー!」




先生がチャイムと同時に教室に入ってくる。いよいよテストが始まるのか。





「全員に配ったな。チャイムがなったらテストを始めろ」




キーンコーンカーンコーン




チャイムがなってテストが始まる。震える手を何とかして抑えながら俺はシャーペンを走らせた。




_____________


「やったー!!全部終わったー!」




友達が俺にだきつこうとしてくる。




「痛っ!!」




俺は思いっきり吹っ飛ぶ。ハグって言うよりタックルだな。




「赤点は絶対に取ってない!!確信してる!まじで夜見と綾崎様のおかげだな。」




皆も相槌を打っている。勉強会組はどうやらやばそうなやつはいなさそうだ...1人を除いて。綾崎の名前が出たのでチラッと様子を見てみると青ざめていた。てもなくかなり震えている。クラスの奴らは綾崎の異変に気付いていないっぽい。




「綾崎、顔が真っ青だぞ。大丈夫か?」




「ええ、大丈夫です。夜見君は随分と余裕そうですね?」




「そんな事ないぞ。せっかく努力したんだから変なところで点数落としたりしてないか考えるだけで怖い」




これは本当だ。しかし今のところ間違いは見つかっていないので安心もしている。まじで怖かったー!




「唯桜ー!一緒に帰ろうぜ!!」




零が一緒に帰ろうと誘ってくる。




「じゃあ俺帰るわ。早く家に帰ってゆっくりしたいしな」




俺はそう言って皆をおいて先に帰った。




_________




「唯桜はテストどうやった?」




「多分500点!勝ったわ」




俺はドヤ顔で零に言う。まじでどれだけ記憶の中で見直ししても間違いが1つもない。さっきは綾崎にああいったものの俺はもうすでに勝ちを確信していた。残念だったな綾崎!俺の本気には誰も敵わないな(暗黒微笑)




「まじか!?凄えな!唯桜が頑張っているところを見て俺も頑張ったぞ!」




「お互いいい点数だったら良いな」




そんな会話をしながら俺達は家に帰った。後は明日出されるテスト結果を見るだけだ。そういやもうそろそろ合宿もあるじゃん!忙しくなりそうだなぁ。

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