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 神との出会い

 不定期でやる予定です。がんばります。

 暗い…ただただ暗い。

 俺はそんなことを考えていると、突如まばゆい光が視界を埋め尽くし、白い空間に居た。


 「やぁ」


 と突然かけられた声に振り向くと、そこには美少年が居た。


 「誰だ?」


 「まぁ、君たちの言う神やゴット、言い方は様々あるね」


 と言ってはいるが、なぜか信じれるので不思議というものだ。


 「それで、俺はなんでここに?」


 「まぁ簡単に言うと君は1回死んだんだよ。覚えていないかい?」


 といわれ改めて考えると死因はあっという間に思い出した。

 そうだ、頭が突然痛くなって気を失ったんだ…。いわゆる脳卒中ってやつのなのかな?

 だけど、死んだという事実をなぜかあっさりと受け入れてしまっている俺にちょっと驚いている。


 「そっか、俺死んだのか…じゃああんたは俺を地獄か天国かどっちに送るか決めるってとこか?」


 神なんだからたぶんそんなあたりだろうと推測する。


 「いや、君にはこれから異世界で転生してもらう。異世界で生まれたばかりってのは大変だろうから12歳ぐらいの体にしてあげよう」


 「ちょ!ちょっと待ってくれ…転生?誰が?」


 「?君に決まっているじゃないか」


 と美少年は整然と微笑みを向けてくる。


 「安心して。あっちでもある程度楽に生活できるようにチートをあげるからさ」


 「つまり…拒否権はないってことなんだな…」


 と俺はため息をつく。


 「まぁ正直に言うとそうだね」


 と相変わらず笑みを浮かべているが、だんだん怖くなってきた。


 「そっか、じゃあ諦めてその転生とやらを楽しむか…」


 「前向きな姿勢はいいと思うよ」


 と相変わらず笑みを浮かべてくる。


 「本当に…いや、なんでもない」


 性格が悪い…と言いそうになったが口をつぐんだ。


 「さてと、じゃあチートを選択しようか」


 「え?俺が選択していいのか?」


 「もちろん。まぁ選べる範囲でね…作ってくれとか言われても無理だよ」


 と言ってはいるが、選べるというならありがたい話だ。


 「そっか、ところで神って…名前あるのか?」


 ちょっとした興味心で聞いてみたのだ。神と名乗っているもののちゃんとした名前はあるのか?と思ってしまった。


 「えーっと、ないよ。なんなら君が付けてくれるかい?」


 「え?俺が付けてもいいものなのか?」


 と驚愕してしまった。名前がないならないでいいのだが、まさか付けてくれと言われるのは予想外だった。


 「別にかまわないさ、今までなかったのがおかしいぐらいだし」


 「じゃ、じゃあ…イザナとかどう?」


 イザナ…日本の神話のイザナギからとってきたのだが…うん!考える努力してないね!


 「イザナ…なかなか良いね。気に入った僕の名前はイザナだ」


 と一瞬考え込むような顔をしたが満足そうな笑みを浮かべた。


 「そっか、良かった。そういや挨拶してなかった。俺は佐藤光希だ。よろしくイザナ」


 「あぁよろしく光希」


 とお互いに握手を交わした。





 「あ~くそ…どれが良いのかわかんねええ!」


 あれから数時間近く考えているが、いまだもらえるチートを決めれない…。


 「まぁ、確かに決めづらいってのはあるかもね」


 とイザナは結構積極的に相談に乗ってくれる。こいつ案外暇なのか?


 「暇か…まぁ基本的には子供たちがやってくれるし、暇って言えば暇だね」


 俺は内心見透かされたことに驚くが、神なんだから不可能ではないのだろう。


 「って子供居るってことは、やっぱ結婚してるのか?いいなぁ、神様だから絶対美しいんだろうなぁ…」


 と俺は神様の妻だから女神?を頭の中に思い浮かべる。


 「あはは。僕には妻もいないし結婚もしてないよ。神の力で子供たちも作ったしね…」


 「そっか…イザナって結構やさしいし、絶対モテるな…お前が女だったら惚れそうだけどな」


 と笑って見せると…


 「そう?じゃあちょっと変更しようかな」


 と言って目の前の美少年が突然まばゆく輝くと、突如美少女が現れた。


 「どう?可愛いかい?」


 と目の前の美少女は喋りかけてくるが、口調は変わらない。


 「イザナか…一瞬ドキっとしたよ…」


 「えへへ、僕って悪い女かな?」


 とイザナは笑っているが、その顔があまりの美少女で可憐すぎてドキドキしてしまう。


 「まぁ可愛いけど…いや、可愛いさ」


 諦めて率直に認めることにした。


 「そうかな…?うれしいな」


 いや、こいつ男だよね?なんで照れてんの?やべえこっちも更にドキドキしてきた。




 数分後、まだ俺は決めかねていた。


 「はぁ…決めれん…」


 ある程度絞り込んだが、もらえるチートに【無限魔力】と【召還魔法】と【肉体強化】

 の3つまで絞り込んでいた。

 【無限魔力】はその名のとおり、尋常じゃない魔力を手に入れれるチートスキル。

 【召還魔法】は様々な動物を使役することができるチートスキル。

 【肉体強化】は自身の肉体の能力を数十倍に引き上げるチートスキル。


 という3つのチートスキルなのだが…どうも決めかねている…どれもなかなか興味深い。

 特に興味深いのが召還魔法なんだが、どうやら龍とかそういうやつもテイムできれば召還することができるというので驚きだ。


 「う~ん、しょうがないか…僕のとっておきのチートスキルをあげるよ」


 とイザナが言って、差し出してきたチートスキルの名称は【万物創造】と書かれてあった。

 説明には魔力を対価として、様々なものを作り出せる。魔力を対価に鉄も作り出せれば塩や水、パンなど食料品も作り出せる。

 ん?なんか戦闘向きのチートスキルじゃないような気がするが…。


 「ぶっちゃけ、それが一番チートだと思うよ。それ以上のチートなスキルは他にないかな…僕がこうやって光希に上げたのもチートすぎるから、信頼できる人にしか渡さないんだよね」

 

 と言い張っているが…普通に戦闘にそこまで役立つのか?という疑問は拭えない。だけど…


 「イザナがそういうんだから、きっとそうなんだろう。じゃあこれにするよ」


 「えへへ、やっぱり光希なら僕を信頼してくれると信じてたよ」


 なんだろう…最初より口調が砕けてかなり可愛くなってきた…。


 「…よし、チートスキルもちゃんと転生先の体にセットしたし、いつでも行けるよ」


 「そっか…じゃあお別れか…」


 と俺は少しイザナとの別れがさびしくなった。


 「僕も君と別れるのはさびしいね…神様でも寂しいって思えるんだよ。君は僕にとっては唯一の友達みたいなもんだから」


 とちょっと寂しそうな顔をするあたり…可愛い…いかん!こいつは男だ!騙されてはならんのです!


 「あ!そうだ、大サービスでこれあげるね」


 と言ってイザナが取り出したのは真っ赤なルビーみたいな宝石がはめこんである指輪だった。


 「指輪か…でも、これもらってもどうしたらいいのかわからんぞ?」


 「あぁ、これただの指輪じゃなくてサポートシステムだから。君も知識もない世界にいくと大変だろうからそのサポートしてくれるよ」


 うおおお!?それは確かにありがたいな…


 「ありがとうイザナ」


 「どういたしまして光希」


 と再び握手を交わす。

 


 「じゃあそろそろ送るね…」


 とイザナは寂しそうに告げた。


 「いろいろありがとな…あと俺が死ぬ時が来たら1回呼んでくれ、挨拶ぐらいはしたいしな」


 「べつにもう1回転生とかでもいいんだよ?」


 とちょっとおどけたようにイザナが笑う。


 「そのときはそのときで考えるさ…」


 と俺は微笑み返す。


 「そっか、じゃあそろそろ送るね…楽しかったよ光希」


 「あぁ…俺もだイザナ、また会おう」


 お互い微笑む。


 「では、いってらっしゃい」


 「いってきます」





 そして俺は2度目の生を受けた。

 誤字脱字等ありましたらおねがいします。


感想もぜひともおねがいします。

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