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乙女ゲームは馬狂いによって成立しませんでした【連載版】  作者: ゆうらり薄暮


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3/9

登場人物紹介と裏設定


アイリス・リオ・マラカイト

 乙女ゲームの悪役令嬢という設定だったが本人は転生しているわけでもないので知らない。

 国王の姉の長女で公爵令嬢。

 雪のような長い白銀の髪に藤色の瞳の男装の麗人。

 たいていなんでもできるけど残念なほどの馬狂い。

 調教師、騎手、装蹄師、馬医など馬に関する資格ならすべて持っているが最も才能があるのは、騎手。

 第一王子との結婚が嫌だったが受け入れるのも致し方なしと考えていた。

 しかし、馬を取り上げられるのは我慢ならず帝国に逃亡。

 後に伝説の名手として語り継がれる史上初の女騎手兼帝国の皇后。


ジョン・ソラーノ・ロペス

 乙女ゲームのメインヒーローのはず。

 王国の第一王子。

 黄金の髪に碧眼の正統派美形の見た目だけ王子。

 甘やかされて育ったため自分の言うこと誰でも聞くものだと思っている典型的な馬鹿王子。

 主な原因は親馬鹿な両親と本人の何も知ろうとしない無知による。

 国王になる前に国が滅びる。

 本人は死ぬまで自分の愚かさがわからなかった。

 いくら良血でも素質がなければただの駄馬を地でいった人。


シトリン

 アイリスが探し出し手ずから育成した白毛の牡馬。

 実はとうの昔に産駒が走らずほぼ絶滅したといわれている名馬たちの血統を引いている。

 とても聡明で主人が大好き。

 後に伝説の無敗名馬。

 作者的にオグ○キャップの直系牡馬が残り一頭になって成功した感じ。


ジュラ・ラー・ラピスラズリ

 乙女ゲームの隠しキャラ……かもしれない。

 帝国の皇太子。

 帝室特有の星空が瞬くような濃紺の瞳に蒼黒の髪を持つ中性的な美青年。

 馬の大群を連れて帝国にやってきたアイリスを狩猟に出ていたときにたまたま見つけて保護する。

 シトリンを一目で帝国の駿馬たちが相手にならないほどの名馬だと気づいたためそれに乗っていたアイリスに興味を持った。

 アイリスに惚れて妻にする。

 アイリス以上の理屈ではない相馬眼を持っている。

 後の皇帝。


男爵令嬢

 乙女ゲームのヒロインで転生者。

 ゲームの通りに王子の側に寄り添い甘やかす。

 王妃の地位が欲しかっただけの頭お花畑。

 王子の側室となるが数ヶ月で飽きられていつの間にか死んでいた。

 乙女ゲームのいわゆるバッドエンドに進んだものと思われる。


国王と王妃

 名君と才色兼備なはずな人たち。

 子育ての仕方がわからずとりあえずとばかりに甘やかしたため馬鹿が育つ。

 アイリスとその両親ストッパーがいなくなったため、甘やかしの延長で第一王子の言うとおりに国を動かした結果国を滅ぼしてしまう。

 アイリスが逃げたとき、さすがにいなくなられては困ると追手を差し向けたがアイリスの英才教育によって鍛えられた馬たちに追いつけなかった。

 そうこうしているうちにアイリスと馬たちはジュラに保護された。


アイリスの両親

 物語に出ていない。

 アイリスが馬たちと共にいなくなったときに王国の未来を悟る。

 馬狂いの娘の行き先が世界最高峰のレースが開催される帝国だと検討をつけ、亡命する。

 娘と無事に再会を果たす。

完結まで毎日投稿予定です。短編のものと大筋変わりませんが一部エピソードに加筆があります。

よろしくお願いします。

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