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プロローグ
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とある国のとある屋敷
「ーーーーぉきてーーーーー起きて下さい!」
目を覚まし辺りを見る
どうやら待っている間に寝てしまったようだ
先程声がした方へ顔を向ける
「こんなとこで寝たらお体に触りますよ」
少女が優しく言う
そんな成長した彼女に私は言う
「まさかお嬢様に言われる日が来るとは思いませんでしたね」そう言うと少女は
「その子供扱いみたいなのやめて下さいよ〜」と口をすぼめる
そんな姿を見ながら私は言う
「そろそろお時間です」
それを聞き少女は嬉しいような寂しいような顔をする
「大丈夫ですよきっと」私は言う
そうすると少女は歩き出した
「そうね…行きましょうか」
そうして馬車へ向かう
そう今日はお嬢様のーーーーーーーー
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