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take7 女性アナウンサー・徳嶋エリカ
午前6時20分。まだ冬の夜は明けていない。
「なあ准尉よ、長いようで短い一夜だったな」
「まるで現実感のない夜でした。夢のように」
自分と女性軍人の准尉が会話をしていると、
「テレビ局のスタッフが到着しました」
と、下士官が、
三人の中継スタッフを連れてきた。
「はじめましてジャパンTVの特嶋エリカです」
テレビ局は人気アナウンサーの、
「徳嶋さんをリポーターとして差し向けたのか」
他の二人はカメラマンと音声担当のようだ。
「中継の時間帯のことなのですが」
徳嶋アナは物怖じせずに、
「7時からにしませんか?」
と、要求してきた。
「ニュース番組のトップで流しますので」
この徳嶋アナは、なかなかの度胸だ。
この時、下士官は銃の銃口を徳嶋アナに、
突きつけている。
「その方が視聴率も取れるのだろう」
自分は徳嶋アナの要求を受け入れた。




