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take2 厳戒態勢
午前1時20分。我々の部隊の車列は、
真夜中の首都に入った。これから革命が始まる。
指揮通信車に乗る自分は、
「計画通りに国会議事堂に向かう」
と、無線通信機で各車両に命令を伝えた。
この頃になると首都は厳戒態勢で、
至るところに警官隊が出動している。だが、
「警察では我々に対抗できませんね」
そう言って女性軍人の准尉は、
指揮通信車を運転しながら警官隊を眺めた。
「火力が違うので迂闊には手を出せないのだよ」
その時の首都は異様な景色である。
おびただしい数の警官が道路の両脇に並び、
我々の車列を見送るだけで、
「彼らは全くの無力だ。これが武力の差だな」
そして国会議事堂に到着すると、
「直ちに制止しなさい」
警察が一応、拡声器で命令を発したが、
我々の車列が、そのまま直進すると、
盾を構えた機動隊員は、
左右にサッと分かれて道を開けた。




