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take13 恫喝
午後0時20。ジャパンTVは、
未だに要請したことを報じない。
だから自分は電話を入れて恫喝することにした。
「なぜ、貴局は我々の要請を無視しているのだ?」
「実は政府から圧力をかけられて、やむを得ずに」
「それならば、我々は貴局を攻撃するしかないな」
「政府はジャパンTVを必ず守ると言っていますよ」
「では守ってもらえ、今から砲弾を発射するから」
「ま、待ってください。要請通り放送しますから」
我々には不二テレビを砲した実例があるので、
ジャパンTVも怯えたのだろう。その直後に、
テレビ画面が緊急速報に切り替わり、
「本日、革命軍が国会議員の召集を要求しました」
と、徳嶋エリカが報道する。
「政府が、この要求を拒否した場合、革命軍は」
徳嶋アナは正面を見据えて、
「古都を大量破壊兵器で壊滅すると宣言しました」
淡々とした口調で、無表情のまま言葉を続けた。




