戦国ラブコメ
1580(天正8)年。尾張の戦国大名、織田信長は天下に名乗りを上げて、柴田勝家、明智光秀、羽柴秀吉などの織田家武将を各地へ派遣し、武田、上杉、毛利などの戦国大名と死闘を繰り広げていた。信長は、去年、完成した安土城を自身の居城として、天下の政を執っていた。そのような中、信長の小姓で、閨の相手でもある森乱丸は、安土城下で一人の少女と出会う。乱丸は数え16歳。乱丸が敬愛するのは主君の信長一人。そう思っていた乱丸が、自分と同年代の少女に向ける感情は友愛だと思っていたが、いつしかそれは、恋愛に変わっていた。乱丸と同じように、少女も、乱丸に特別な感情を抱き始めていた。乱丸が百合姫と呼ぶことにした少女は、実は信長の娘であり、百合姫には北条家との婚約が決まっていた。自身が結ばれることがないと承知しながらも、乱丸と百合姫はいつもの場所で会う。乱丸の同僚の虎松と弥助、百合姫の姉の月姫たちと交流を広げながら、時は過ぎて行った。そして、時は1582(天正10)年。本能寺の変を迎える。
戦国ラブコメ1580
2021/08/15 09:00
戦国ラブコメ1581
2021/08/15 09:02
戦国ラブコメ1582
2021/08/15 09:02
戦国ラブコメ エピローグ
2021/08/15 09:03