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天岩戸  作者: 細川波人
一章 artist
9/52

8 燈香の日常

1

 公立欅柳高校。欅なのか柳なのかどちらか分からないネーミングの学校。ちなみに言うとそのどちらの木も学校の敷地内には存在しない。あるのは桜の木や椿、松ぐらいのものだ。          

 最近、改装工事が行われ、以前は三年生の校舎と一、二年生の合同の校舎があり、他に古くさい体育館があったが、現在では学年ごとの三つの校舎と天窓の着いた明るく綺麗な体育館に様変わりしている。

 その新しくなった欅柳高校の校門を抜け、えらく長い道を通り、二番目の校舎つまりは、二年生の校舎へと足を進めて行った。


「みんな知ってたのなら教えてくれればよかったのに」


 実はあの場に居た全員がこの事を知っていたらしい。葛籠に至ってはわざわざ鞄や教科書を取り寄せていた。準備周到過ぎて嵌められた気しかしない。


 高校二年の夏。受験勉強から少し離れたこの夏に何か思い出に残る事をしようと青春らしい思想に駆られるのだが、二年の夏から大学受験の勝負が始まると言われると勉強をしようとしか思わなくなる。全く同じ期間なのに言い方、捉え方一つでここまで違う。

 ちなみに僕はと言うと親に報告されない位に程よくサボろうだ。


『だった』か。


 久しぶりに登校したので位置関係を忘れているかもしれないとも思ったが一年間の行動が体に染み込んでいるようで自然と自分の下駄箱の前へと足を運び靴を速やかに履き替えると気付いた時には2の2の奥、入り口から横に六列目、前から四番目の自分の席に腰を下ろした。


 座った後に席替えの心配をしたが、誰もなにもいってこないので大丈夫だろう。視線を向けられていることは席が違うからではなく物珍しさによるものだろう。まあ、その気持ちが分からなくはないのだけれど。


 席替えの可能性がないと思ったのは単に視線の話だけではなかった。他の人達が各々僕の記憶通りの席についていることが裏付けになっている。

とは言っても、学校をよくサボり、興味もなかったためほとんどの席を覚えていない。しかしながら、有名と言うべきか目立つ人間がこのクラスには少なからず居るため自然とその人たちの席は頭に入っていた。


 夢木夏秋(むきなつあき)。女子のリーダー。ハッキリとした物言いでクラスからの信用を勝ち取っている。ちなみに彼女の物言いは、様々な人と軋轢を生んでいるのだが彼女は、一切物落ちすることがない。これだけの説明だと赤城とかなり一致するがあそこまで派手ではない。赤く無いし、髪も二つ結びと到って普通だ。


 ちなみに僕は、あまり近寄りたいとは思えないタイプの人間だ。どう転んでもずたぼろになることは間違いないだろうし。


 さて、次は男子のリーダー。毛利有無(もうりありなし)。うむではなく、ありなしと読むのが肝。

夢木夏とは真反対のような人間で誰に対しても分け隔てなく接する好青年。サッカー部に所属する彼は弱小校であった我が校を県大会出場まで押し上げた。そのため先生、生徒問わず人気が高い。


 百屋芽依。眼鏡を掛けた物静かな少女。どこか他とは違う雰囲気を醸し出す彼女は、吹奏楽に所属し、全国のコンクールで優勝。更には、個人で演奏会にお呼び出しがかかるほどの実力者。天才と言うやつなのだろう。


 そして最後。これが席替えが行われていないと確信した要因なのだ。艷野忠隈。眼鏡を掛けた真面目そうに見える少年。だが、存外そんなわけでもなく、遅刻、早退何でもありのハチャメチャっプリ。さらに一時期は、髪を染めてきていた。だがそんな面とは裏腹に全国模試においては、両手で数えられるぐらいの順位にいる。


 そんな艶野のことは正直色んな意味で気にかかる。その大半は狙われているということが原因なのだが…。


 白神弧輪。結局聞きそびれてしまった。だからこそこいつの身の回りは気に掛けておかないといけない。


 その彼はいつも通り隣から心配していたのか、いなかったのかよく分からないテンションで話しかけている。


「なぁ、燈香。心配してたんだぞ~」

「うん」


「何だよその反応。てっきり俺は、最近騒がれてた連続殺人犯に殺されたのかとおもったぜ」


 預言者かな?いや、返り人?

 冗談はさておき、割りと本気で心配だったのだろう、いつもつり上がっている目や口が激しく上下している。


「風邪かな?」


「かな?じゃねぇよ。自分のことだろ。お前ひとりでサボりやがって俺も混ぜろよ」


「いや、そこは、混ざるなよ」


 そこで真面目な顔になり艷野は語りだす。


「いいか、俺は三ツ星レストランのステーキだ。そして、周りの人達がジャガイモや人参。お前は…まあパセリでいいか」


「パセリはひどい!」


 大概、皿の上に一人寂しく残されているやつじゃないか。人によっては食べれることさへも知らない人が居るくらい口に入らない脇役の中の脇役。


「最後まで聞けって。この場合、明らかにメインは俺でステーキを食べに来ている。しかし、ただの真っ白い皿にステーキだけ乗せられて来たら、いかに美味しくても三ツ星の評価はもらえない。貰えて二つってとこだろうな。なら、もう一つステーキを足せば星四つになるのかと言うとならない。そこに単体では星一つの評価も持たない物たちが集結して初めて三ツ星の料理ができる」


 そのぐらいは、分かるのだがいまいち何処を終点として話しているのか分からない。


「つまりはな、俺がどんだけ凄くても一人じゃ99パーセントしかいかないって訳だ。だから残りの1パーセントをお前が補ってくれってこと。お前は一人じゃ無力に見えるが見えないような所で需要が高い」


「はぁ、それは、僕が脇役として優秀と言いたいのか?」


「違う違う。お前はスゲーぞって言いたい」


 何故こうして、久々に来た学校で激励の言葉を受けないといけないのかは甚だ疑問である。


「だから、連絡ぐらいはしろよ。じゃないと寂しいじゃねぇか」


 結論ただ寂しいだけ。艷野は勉学においては秀才だが、意味もなく哲学じみた発言をするようなそんな知的な人間ではないため何かしら裏があると思ってはいた。しかし思いの外、優しさのある回答で驚きもした。


「分かった。次からはそうするよ」


 そう言うと満足げに頷きながら、そうか、そうかと呟きながら、手を差し伸べてきた。


「と言うことで、俺を百パーセントにするために筆記用具を貸してください」


 やはりそうか。そんなことだと思ったよ。そしてこうも思う。僕がいてもお前を百パーセントには出来ない。何故なら1と1を足しても百にはならないから。証明終了。


 催促をする艷野を他所に僕は冷たく冷えた机に頬を付けホームルームが始まるまで眠りにつく。開いた窓から流れ込む乾いた木々の香りの乗った風がいつも以上に心地よく感じた。


2

夏休み前で今は授業が午前中しか行われていない。詳しい理由は分からないが三年生の受験勉強に力を入れていると言ったところだろうか。

 

 だから今燈香は久々のフリーの時間だ。


 僕は、唯一行きたいところがあったのでそこへと足を運んでいた。赤く立派な鳥居に長く白い階段。周りを覆う深緑の木々たちが、世界とは隔離された場所へと誘うかのごとくざわめいている。


 比較的大きなこの神社、華渦木(かかぎ)神社は異質な存在感をこの殺伐とした都会に示している。

 この神社は、僕の人生にとって重要な役目を果たしてきた。天寿に怯える日々をこの場所で過ごし一瞬この世界を忘れることができた。


 木漏れ日を浴びながら地面に影を残し、境内へとたどり着くと、平日と言うこともあってだろうか僕と神主しかいなかった…。


 いや、嘘です。実は、さっきからずっと艷野が後ろを付きまとっている。


「久しぶりじゃないか。二人とも、元気そうで何よりだ」


 元気であったのかは定かではないが、無事生きて会えたのだから何よりと言ったところか。一丁前に袴を着こなし寝癖と顎髭を蓄えた中年、屋嘉沢畑敬純(やかさわばたけいじゅん)は、いつも通りほくそ笑みながら挨拶をする。

           

 純さんは、僕にとって親のような人で幼なじみとも呼べる艷野と僕をこの場所で世話を焼いてくれていた。

 中学入学式の帰り、家の鍵を開け、いつもより軽く感じる扉を押し開き中に入ると、驚くべき光景が眼前に広がっていた。いや、そうじゃない。想像はしていた。というよりは、想像は下回ってはいた。数ヶ月前に当時の僕は、親によってある書類にサインをさせられていた。親はこれにサインをすると皆が幸せになれるとそう言っていた。

 その時の、母親と父の冷たく頑な表情は今も覚えている。その時僕は殺されるのだろうと妄想していた。しかし、そうではなかった。


 ある日帰宅すると部屋には何一つ残されていなかった。ソファーもベッドもテレビも。家具と呼べる物全てが姿を消していた。もちろん、父と母の姿もそこにはなかった。


 自分が捨てられたと言うことはすぐに分かった。

 ある程度これに近しい未来が訪れることは分かっていた。しかし、この場に立つと、白く空白の部屋から押し潰されるような感覚がある。張り詰めていた思いと、この四角い部屋が鋭利な刃となって僕の小さく柔らかい心を抉った。


 そうして、溢れだした感情は、止めどない涙や、固く握りしめ床を叩いて出来た傷から流れ出す血へと変わっていった。ひとしきり泣きつくした後に家を出てふらふらとさまよっているといつもの習慣のせいか、いつの間にか華渦木神社にいた。


 辺りは暗く、境内に座りただ磨耗していた。すると、純さんが汗で袴を身に張り付け、温くなった炭酸飲料を僕の頭に押し当てていた。そこからはと言うといっときの間生活の基盤を作るために神社でバイトをさせてもらいながら生活を送った。


 といった風に割りと真面目に純さんに恩があるのだ。


「てっきり、燈香君の方は頭でもおかしくなったのかと思ったよ。だって、この前悟ったような顔をして神様に会ってきます。なんて、言うんだからさ」

「ちょっと!?」


 恥ずかしさに顔が熱をおび、紅潮するのをひしひしと感じる。

 完璧に忘れていた。数日前の事なのに濃いすぎる日々に感覚が呆けていた。


 僕は一度覚悟を決め死んだのだった。


 残念なことに死んでもなお神に会うことは出来ず、全く違って見える同じ世界に生き返った。まあ、それはそれで良かったとは思う。


「会えませんでした」


 過去の自分に対する物か今の自分に満足してのことかうっすらと笑みを浮かべながら答えた。


 すると、どこか優しい表情で純さんは頷いた。


「どうやら他の物には会えたようだね」

「はい。」


 話に置いていかれているのが癪だったのか隣に立つ艷野は、僕と純さんの前に入り込んだ。


「俺を置いてけぼりにすーるーな。何だよ神って。あれか、最近変わったうちのクラスの担任のことか?」


 違うそうではない。


 恐らく、神を運命の相手とでも取り違えたのだろう。ちなみに、何で新しい担任の話が出たかと言うと、放課後その新しい担任に呼び出されたからだ。


 新しい担任こと七海先生は、国語と美術を担当する二足のわらじを履いた先生で就任間もないのにも関わらずえらく生徒からの人気を得ている。眼鏡を掛けた母性が強いようなイメージの先生であるため、担任よりも保健室の先生の方が似合いそうだ。


#          #           #


過去回想


「虐められてるの?」


 ほぼ初対面で新任の先生から、ここまでストレートでインパクトのある言葉を投げつけられるとは思わなかった。


 言葉のキャッチボールで例えると、ど真ん中に150キロのストレートを投げ込まれた感じだ。もうそれは、キャッチボールではなく投球練習の域なのだが。もちろん、そんな球を構えてもいないのに受け止められるわけもなく面食らう。


「私、3日前にここに来たばかりなのだけれど、来た初日から今日まで音信不通だったから先生気になっちゃって」


 二つ合わせて並べた机を挟み対峙する七海先生は心配そうに僕の様子を伺っている。


「いえ、そういう訳ではないのですが」


「なら、どういう事情?」


 サボり…なんて正直に言うのはさすがに無いだろう。正直者はバカを見ると言うし。適当に誤魔化そう。真剣な眼差しを向けている七海先生から若干視線を反らし乾いた口を動かす。


「体調が優れなくて休んでいました」


 ベタな嘘だ。


「そう、もしそうなら連絡は欲しかったわ。でも、おかしいわね。あなたは、健康診断の結果は悪くなかったのに全体的に休みの回数は多いわよね」


 まさかの追い込み。さっきまでの心配はいずこへ?


「すみません。嘘です。お爺ちゃんの面倒を見るために休んでました」


 これなら、休む回数が多いのは説明がつく。


「そうだったの、でもおかしいわ。燈香君には、まともに親族と呼べる人は居なかったはずだし、確かお爺さんは、随分前に亡くなっていたと伺っていたのだけど…」


 圧倒的情報網。下手したら前任だった先生よりも詳しいんじゃないか?

しかし、僕の状態を気にして有りとあらゆる所から、それこそ重箱の隅をつつくかのように情報を集められている。恐るべし、七海彼岸。


 何か無いかと必死に考えるが打つ手無し。あまり、長いこと黙りこんでも結果としてサボりであることを勘づかせてしまう。考えろ、考えろ。


 お手上げです。降参だ。全て正直に晒しだそう。正直者は報われるとも言うわけだし。


と言っても、洗いざらい本当のことつまりは僕が死に、特殊な事務所で特殊な仕事をしているなんて、嘘のような事実は言えないので、間接的に最も先生の納得いくような言葉を選ぶ。


「サボってました」


 ここでやっと納得したように先生は頷く。


「やっぱりそうだったのね。見た感じ元気そうだからそんなことだと思ったわ」


 誘導尋問。よくドラマや小説で描かれているあの光景と今の僕の状況がピタリと合致する。


「正直、私は、最初からそう言ってくれれば特に何もするつもりは無かったのだけど…でも、嘘は良くないと思うわ。嘘は、時に人を殺す。社会的にも肉体的にも殺されることだってあるわ。その事を重々反省してもらうために、一回の嘘につき十枚の反省文を書いて貰います」


「ファッ!?」


 嘘に対する罰が重すぎる。閻魔大王でさえもう少しは、情緒酌量の余地があるだろう。

 だいたい、二十枚も何について書けばいいんだ。下手したら、反省についての論文が書けそうなくらいだ。まずは、反省の語源について。Etc.etc.....


「マジですか」

「マジです」


 七海先生は今日一番に、にこやかだった。

 誰だ、正直者は報われるなんて事を言ったやつ怒らないから正直に出てきなさい。


#          #           #


 そんなことがあって現在。質問をしてきた艷野に対して僕はこう答える。


「あれは、悪魔だよ」


「嘘だろ。ちょー美人なのに。やっぱお前は、目が腐ってるんだな」


「やっぱなんて言うんじゃない。まるで僕の見る目がないみたいじゃないか」


「割りと合ってるだろ」

「そうだね。私もそう思うよ」


 特に心当たりが無いのだが、二人が口を揃えてそう言うのだ。ならば、ほんの少しは聞く耳を持った方がいいのかもしれない。

 そこで、わざとらしく純さんがぽんと手を打つ。


「会うと言ったら、中々に面白い出会いがあったんだよ。この前喫茶店に行ったらさ、小柄の女性がいたんだけど、その子が物凄い量の注文をしていたんだ」


 手持ちはあるのだろうか?喫茶店は、そこらのファミレスと違って値段が高い。そのため純さんの言う子というのはどのくらいの年齢を指すのかは分からないが、僕の想像する年だとすれば、手持ちが足りないのではないかと心配したのだ。


「で、その子は、ぺろりと全て平らげてしまうんだけど、どうやらお金が無かったらしくてさ、困っていたんだよ」


 なるほど、やはりそうだったか。となると話の展開は、助けてあげたら鶴の恩返し方式でお礼をされたってところだろう。


「仕方がないから、この前参拝者から貰った財布を出して二万円程度支払った訳だ」


「純さん二万円も持ち歩く人だったんだ。てっきり俺は、がま口財布に五百円ぐらいの物かと思ってた」


「いや、いや。今時、がま口に五百円ってもはやフィクションのレベルだよ。それに私は、そんなに貧乏と言うわけでは無いんだよ。この話はフィクションではありません」


 まぁ、ごもっとも。ただどこか引っ掛かる。


「それに言ったじゃないか。人から貰ったものだって」


 そう、それだ。


「おう、そうか、それなら例え純さんがいかにがま口が好きであっても貰った財布までもががま口というわけにはいかないな」


「何?そのがま口に対する異様なまでの執着。話がそれてるから戻すね」


「で、支払いのあとひとしきりお礼を言われ、映画に付き合うことになったんだけど」


 それはない。


「付き合わさせるの間違えじゃないですか?」


「違うんだなぁ、それが。彼女が見たい映画があったらしくてでもお金が無いって」


「騙されてるんじゃない?」


「面白かったよ。ブルービートル」


「いや、話聞けよ」


 艷野の言及をよそに話を続ける。


「そして最後に、私を助けてくれたお礼にあなたに、神の加護を与えました。なんて言われてさ、名前を教えてくれたんだけど。神の加護って、一応私は、神職だからね」


 うん、よく分からないがここが話の落ちらしい。


「なんて、名前だったの?」


 一応聞いてあげる。


「ん~確か、燈香君に名前が良く似てたんだけどね。まあ、いいか。で結局、お金が足りなくて家に帰れないって言ったから、財布ごと挙げちゃったのさ。ふー、男前」


「えらく、気前が良いですね」


「まあ、貰い物の財布だったし」


「だったら余計に大事にしろよ」


 艷野、その通りだ。そこでいつかの情景と重なった気がした。


「貰い物の財布ってどんな財布ですか?」


「黒に茶色いラインの入った安物の財布」


 なるほど、これは少なからずここに来た目的の一つであった項目を見落としていた僕の失態だろう。そして、僕は、若干キレながらこう言い捨てた。


「せめて、中に入っていた学生証は、取り戻してこい」


 あぁ、これはまた七海先生に怒られるやつだ。

 僕たちはひとしきり敬純を罵った後、神社の長い階段をとぼとぼと降りていったのだ。



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