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第十三撃【この世は素晴らしき世界かな】

「なんだい?急いでる様子だねぇ」


「えぇ、時間がないんです」



僕はお金を払うと、サドルに跨り、ペダルを力強く踏み込んだ。



「気をつけるんだよ!」



レンタル自転車屋のオバさんが、そんな優しい言葉を投げかけてくれた。でも、オバさんに返事をする余裕など、僕にはない。一刻も早くルイさんのことを見つけないと。一分でも早く、一秒でも早く。

自転車はどんどんスピードを上げる。日は沈み始め、西日がやけに眩しい。それでも、僕は減速せず、さらにスピードを上げていく。

ルイさんは、キラーJの攻撃を受けて、瀕死の傷を負っている。ましてや、キラーJの強さは、尋常ではない。だから、戦いの結末がどうなるかなんてことぐらい、僕には予想がついた。無謀だ、無謀過ぎる。僕の頭の中では、最悪な結末だけが、無限ループした。いや、でもルイさんは強い。だから、キラーJに負けるなんて、あり得ない。何度も何度も、自分に言い聞かせる。だが、僕の頭の中では、ルイさんがキラーJに殺されてしまう、最悪の光景しか思い浮かんでこない。


住宅街を抜けると、田舎らしい風景が広がってきた。とても大きく広い畑が、辺り一面を覆っている。農作業をしている、お婆さんやお爺さんの姿が見えた。僕は、ブレーキをかけ、自転車を停止させた。夕方とはいえ、今日はやけに暑い。額や背中には、びっしょりと汗が沸いて出ていた。片方の手で、額の汗を拭きとる。

そういえば、ルイさんは、どこへ行ってしまったんだ。キラーJ……奴はどこに……?ここは、アニメや漫画の世界じゃなく、現実なんだ。自分勝手なご都合主義世界では決してない。そう、ここは現実。だから、闇雲に進んでも、都合良く、キラーJのいる場所には辿り着けない。最悪の場合、目的地とは逆の方向に行ってしまうこともあり得る。そうなったら、取り返しがつかない。じゃあ、どうする?

僕は、自転車に乗ったまま考えた。今までのルイさんの行動を振り返ってみる。だが、ヒントになる部分などありはしない。じゃあ、キラーJはどうだろうか。キラーJの行動、喫茶店がなくなったこと、何か法則性があるのか。全ての出来事をフルに活用し、居場所の特定をする。

だが、法則性なんて、検討もつかなかった。たくさんのゲームをして、たくさんのアニメや漫画を見ているのに、全くこれといって、思い当たる節がない。焦りだけが先行する。顔を横に何度か振り、気持ちを落ち着かせる。


風……強い風が、吹き付けた。それはあまりにも強い風で、背中を押されている気分になってしまう。

まさか、とは思った。だが、時間はあまり残されてはいない。だから、迷っている暇などないのだ。何の当てもない僕にとっては、最大のヒントだと思った。だから僕は、再びペダルを強く踏み込み、自転車を動かした。今来た道から、さらに先へと進んでいく。風は、追い風となり、自転車はぐんぐんスピードを上げていった。

田舎道は、やけに上り坂が多い。僕の足はパンパンになり、体力もあまり残されてはいない。そうだろうとも。僕は、体力のなさでは定評がある。それでも、減速することなく、風の吹く方へと進んでいく。後方から吹き付ける風は、やがて右の方向に向けて、吹き付けてきた。風と共に、ハンドルを曲げ、右に曲がる。そこには、二車線の道路があり、その隣には歩道があった。車の通る気配はなかったが、一応念のため、歩道を通ることにした。この先に待ち構えているのは、長い長い下り坂だ。こんな道、通ったこともない。内心ドキドキしている。どれだけのスピードになるのか想像もつかないし、スピードがついた状態で、転倒した時の光景を想像すると、体は震えてくる。怯えてるわけじゃないさ。きっと、ああきっとそうだ。武者震いってやつだ。よし、やってやる。

僕は、ペダルから足を放す。下り坂に突入した自転車は、どんどん加速し、今では信じられないスピードにまで達していた。気持ちの良い風が、僕の体に吹き付けてくる。それは、もう最高だ。まるで、ジェットコースターに乗っているかのようだ。転倒したらどうしようなんて、思わなくなった。恐怖心なんて、まるでない。だって、僕は今からルイさんを助けに行くんだ。こんなところで、転倒なんてするはずがない。追い込まれたルイさんの元へ、見事にそして華麗に登場する。僕とルイさんの愛のパワーでキラーJを倒し、ルイさんから『恭祐、ありがとう』だなんて、言われて、僕はぎゅっと、ルイさんを力強く抱きしめ、エンドロールが流れる。なんて、素晴らしいエンディングなんだ。今までに、経験したことのないハッピーエンドだ。直斗と一緒に笑える、自慢話を作ってやる。だから、こんなところで、転倒なんてするはずがない。



「なっ!?」



突然、歩道の中央に小動物が現れた。それは間違いなく猫であり、その猫は歩道に出ると、動きを止め、信じられないスピードで歩道を走る僕のことを見つめた。このままでは、ぶつかってしまう、そう思った僕は、ハンドルを思いっきり右へ向けた。自転車はバランスを崩し、勢いよく転倒する。転倒した勢いで僕は、歩道に投げ出され、地面に叩きつけられた。何メートルか地面に転がった後、ようやく動きが止まる。

ここはどこだか、一瞬分からなくなる。体中に激痛が走った。凄まじい痛みに吐き気がした。地面に両手をつき、無理矢理、上体を起こそうとする。僕には時間がない。こんなところで休んでいる暇など、ありはしないのだ。

だが、僕は絶望した。起きるのをやめ、その場で横になった。



「はは……んなわけ、ないよね」



蝉の鳴き声が、とても切なく感じる。夏の日差しは暑い。夕方になっても、その暑さはまるで収まらない。勢いよく地面に叩きつけられた僕の体は悲鳴をあげている。手や足を動かそうとすると、ナイフで刺されたような痛みが走った。でも、風を感じることはない。あれほど強く吹いていた風は、僕の望みを断ち切るかのように、ぴたりと止まってしまったのだ。

目から、何かが溢れだした。それを止めようと、両手で目を押さえる。溢れだした何かは頬を伝い、地面へ落ちた。何度も何度も、ぽつぽつと地面に落ちた。なんで、泣いているのか、さっぱり分からなかった。こんな、歩道のど真ん中で、僕は一人倒れ、泣いている。その光景はあまりに格好悪く、あまりに無様だ。

風に導かれるなんて、アニメや漫画ですら、見たこともないのに。僕は、なぜか期待していた。きっと、この風がルイさんの元へ案内してくれるのだろうと。とんだ、大馬鹿野郎だ。こんな事になるなら、マスターシゲルの元へ行き、どこにいるか訊ねる方が、確実にルイさんの元へ行けたはずだ。結局、僕がやることは全部、空回りしてしまうんだろうね。



『……だ』



声が聞こえたような気がした。突然の出来事に、僕は驚き、上体を起こした。辺りを確認するが、人の気配は全く感じない。

声が耳から入ってくるのではなく、頭の中に無理矢理入ってくるような、そんな感覚。どこかで感じたことがある。間違いない、この感覚は、キラーJと初めて会った時に起きた感覚だ。頭痛がした瞬間、頭の中に無理矢理、言葉が入ってくる感覚に陥ったのだ。

だがしかし、なぜ今その感覚が再び起きたのか。そして、その声はとても小さく、弱々しい。聞き取るのがやっとで、何を話しているのか、まるで分からない。だが、僕は理解した。自分なりに解釈した。きっと、キラーJは近くにいる。この声を辿っていけば、きっとキラーJの……ルイさんの元に辿り着けることができるはず。

僕は体中の痛みを堪え、立ち上がった。自転車を取り、サドルに跨り、ペダルを踏み込む。やはり、足は痛い。出血しているのだろうか、ボロボロになったズボンには、シミのようなものが浮き出ていた。見ているだけで、痛みが増す。僕は前だけを見て、自転車を再度、動かした。



『私の力は、美しいだろう?』



キラーJの声が、徐々に大きくなってくるのが分かる。それと同時に、言っている意味も理解できるようになってきた。

森のような道に入る。すでに、太陽は沈み、月は雲に隠れ、辺り一面は闇に包まれていた。

自転車の前輪部分にあるライトのスイッチを足で踏みつける。ペダルが少々重くなり、疲労した足に負担がかかる。それと同時に、ライトから放たれる光で、僕の行く道が照らし出された。眩しいとまではいかないが、闇の中を進むのには、十分な灯りだ。僕が走っている場所は、もう、歩道と呼べる場所ではない。完全に獣道のようだ。



『ルイ・シュタインハルツ・マークベル。お前は、実に悲しい女だ』


「ルイさん?」



すでに、キラーJとルイさんは対峙しているようだ。ああ、まだ生きている。ルイさんは、まだ無事だ。

だんだん頭の痛みに慣れてきた。僕は、キラーJの言葉を頭の中で聞く。



『ビーナスを裏切ってまで、他の惑星を守ろうとし、挙げ句の果てには、何も守れない。なんとも哀れな話ではないか』



獣道で足場が悪いのか、先ほどの転倒の際に故障したからなのか、自転車はグラグラと激しく揺れる。自転車酔いしそうだ。



『守ってみせるんだから。この地球は、あんたの思い通りになんてさせないわ!』



ルイさんの言葉が、僕の頭の中に木霊した。なぜだかは、分からない。だが、確かにルイさんの言葉が、僕の頭の中へ直接入ってくる。



『なぜ、守ろうとする?』


『大切だからよ』


『大切……ハーッハッハッハ!おもしろい、おもしろいぞ!』



キラーJの笑い声が、頭の中で響き渡り、頭痛とともに、耳鳴りがした。意識が一瞬吹き飛んだためか、再び自転車はバランスを崩し、転倒する。

僕は、その場に倒れ、ゴロゴロと地面に転がった。先ほど痛めた部分が、激痛となって僕の体を駆け巡る。



『大切?大切だと?この、腐れ切った惑星のどこが、大切だと言うのだ?』


『全てよ』



僕が走っていた地面が、土で助かった。アスファルトよりも、衝撃は比較的小さく、先ほどよりも、ダメージを受けずに済んだみたいだ。痛みはある。だが、起きられないほどではない。僕は、口の中に入った土を、何度か唾と一緒に吐き出すと、ゆっくりと立ち上がった。



『地球人は愚かだ。見ているだけで、反吐がでる』


『……何が、言いたいのよ』



暗闇の中から、自転車を探し出し、サドルに跨りペダルを踏む。

鉄の味がする。口の中が出血しているのだろう。



『人は人を恨み、妬み、憎む。社会のルールというものに縛られた人間どもは、他人の目を恐れ、怯えている。他人の目は気になるクセに、いざ自分よりも醜い、か弱い人間を見ると、同情し、あざ笑い、優越感に浸る。最低だよ、人間っていう種族は』


『違うわ!そんなの、そんなの、違う……』


『人間は欲望の塊だ。食も、セックスも、金も名誉もみんな、人間どもは、欲しがっている。醜い、実に醜い。これでは、一種の家畜ではないか』


「ふざけんな!」



僕は、叫んだ。叫ぶと、お腹が痛くなった。それに連動し、体中のあちこちで激痛が起こる。



「ふざけたこと、言うな!」



それでも、僕は叫んだ。これ以上大きな声が出ないぐらいに、叫んだ。

確かに、人間は弱いよ。弱い種族だよ。正義に満ち溢れたものじゃない。地球は、知れば知るほど、醜くて、恐ろしいところだ。

誰かを恨んだり、憎んだり、妬んだりするかもしれない。

もっと食べたいと、思うかもしれない。彼女が欲しいと、思うかもしれない。それだけじゃない。人気者になりたいって思ったり、お金持ちになりたいって思う人もいるよ。今よりも、もっともっと幸せになりたいって、そう願う人もいる。



『そんな、醜い感情など、なくなってしまえば良い。私が変えてみせる。全てを無にし、この地球を素晴らしい世の中へと変えてみせるのだ!』



でも、それは生きているって、証なんじゃないの?

弱い部分も、醜い部分も全部含めて、人間であり、地球人であり、生きているって事なんじゃないの?



『だから、そんなこと、させないって言ってるでしょう?』


『意見の相違か……残念だが、邪魔をされては困るのでね。君を排除させていただくよ』



足に、再び力を入れ、ペダルを強く踏んだ。体力の限界なんて、遥か昔に超えている。だが、もう立ち止まるわけには、いかなかった。

このままじゃ、ルイさんはキラーJに……最悪の光景が再び、頭を過ぎる。嫌だ、絶対に嫌だ!早くルイさんのところへ……



「っ!?」



急に辺り一面が眩しく光り、僕はあまりの眩しさに目を瞑った。

その瞬間、僕の体は宙を浮き、地面へと激しく叩きつけられた。久しぶりにきた、この激痛。もう、病みつきだね。



「恭祐……?」



誰かの声がする。上体を起こそうとすると、快楽に近い痛みが襲ってきた。痛みを堪えるかのように、ゆっくりゆっくりと顔を上げ、周囲を見渡した。辺り一面は、なぜだか明るい。キラーJの魔法のせいか、それとも他に何か理由があるのか。だが、そんなことはどうでも良かった。

僕の目の前にいたのは、紛れもなく、ルイさんだった。キラーJと戦ったからなのか、僕を庇って受けた傷がまだ残っているのか、ボロボロになったルイさんが、そこにはいた。『なぜ、ここに?』といった表情で僕を見つめている。

僕は、痛む頭を抑え、最高の作り笑いをしてみせた。



「はは、やっと追いつきました」



ルイさんは、一瞬。それは、もうほんの一瞬だけ、笑顔を見せたが、急に顔色を変え、ルイさんの右手が、僕の頬に近づいてきた。



「いてっ」



僕の左頬に衝撃が走る。でも、なぜ平手打ち?理由が、よく分からない。手で頬をさすり、ルイさんの方を見ると、ルイさんの目は、なぜか潤んでいた。



「なんで、来たのよ!」


「なんでって……そりゃあ、ほら、あの」



言葉に詰まる。まさか『何で来たの?』と、理由を求められるとは思っていなかった。助けに……とはいっても、ルイさんの方が僕より強いし、僕はすでにボロボロだ。戦える余力なんて、持ち合わせちゃいない。



「馬鹿じゃないの?!そんなに死にたいの?恭祐の勝てる相手じゃないのよ?」


「知ってますよ」



ルイさんは、今にでも泣きそうな表情だ。



「恭祐が来ても、何もできず殺されてしまうわ!」


「そうかもしれませんね」


「じゃあ、なんで……なんで、来たのよ!?」


「ルイさんのことが、好きだからですよ!」



ルイさんは、少し目を大きく開け、驚くような表情で、僕の方を見つめていた。

勢いで言ってしまった、愛の告白……こんな場面で言うつもりじゃなかった。分かっている、僕はきっと空気の読めない奴なんだ。

もっとロマンチックなところで言いたかった。最後の最後に、ルイさんのことを抱きしめて『好きだよ』って、言ってやりたかった。生まれて初めての愛の告白が、まさかこんな形で終わってしまうとは、想像もつかなかったよ。



「なんだ、少年よ。貴様は、この哀れな女のことが……」



キラーJが何かを話している。だが、そんなことはどうだって良い。僕は、ルイさんのことだけを見つめていた。



「ルイさんって、本当に強引な人で、我が侭で。僕の言う事なんて一つも聞いてくれないし……」


「ちょ、ちょっと、急に何を言ってるのよ」



こいつは、ちょっとまずい。目からまたしても涙があふれ出そうとしている。今まで過ごしてきたルイさんとの思い出が蘇ってくる。それも鮮明に。ファーストキスを奪われ、強引に一緒に住むことになり、それでも僕たちは楽しく日々を送った。買い物に出かけたり、海や喫茶店にも行った。時には、言い争いもした。そんな毎日が、一つの映画のように、細かく僕の頭の中で浮かんでくる。言葉が何度も詰まりそうになる、その度に唾を飲む。何度も何度も唾を飲む。



「人の家に勝手に押しかけて、勝手に人の服着て、ボロボロになるまで頑張っちゃって……」


「もう、散々なことを言ってくれるじゃない?」



僕は、ルイさんの手をぎゅっと掴む。ルイさんの手はとても柔らかく、とても温かい。間違いなく、この手はルイさんの手だ。



「まぁ良いだろう。死ぬのが一人、増えただけだ」



地響きとともに、ゴゴゴゴとお腹に響く音が、辺り一面に響き渡る。それは、全てを破壊する、最強で最悪の魔王の力。きっと、キラーJの攻撃を受ければ、僕は死んでしまうだろう。間違いなく、死ぬ。それでも僕は、キラーJの方へ視線を向けることはない。恐くはない、手や足は震えている。だが、これは僕が、今までに言ったことのない、それはもう素晴らしいパーフェクトな決めセリフを言おうとしている瞬間だからであり、決して、キラーJに怯えているわけではないのだ。

ルイさんは、僕の手を離そうとしている。懇親の力で、僕の手を離そうとしていた。きっと、悪口ばっかり言う僕に、腹を立てたルイさんは、平手打ちでもしようとしているんだろう。でも、そんなことさせやしないさ。だって、僕は悪口なんて、何一つ、言っちゃいないんだ。ああ、これは決して悪口なんかじゃない。



「大好きです、ルイさん」



僕は、顔をルイさんの方に近づける。とても柔らかい唇が、僕の唇と触れている。ルイさんの息が伝わり、僕の鼓動はさらに激しさを増す。握った手を離し、ルイさんの腰へ手をかけ、力強く抱きしめた。最初は抵抗していたルイさんも、僕のことをぎゅっと抱きしめてくれる。温かいルイさんの体温が、伝わってくる。早く激しく高鳴る僕の鼓動は、きっとルイさんにバレているだろう。だが、恥ずかしくはない。それほど、僕はルイさんのことが好きなんだ。大好きなんだ。



「消え去れ、愚かなる者たちよ!」



キラーJの叫ぶ声がした。

頭が真っ白になる。意識がなくなっていく。ルイさんとキスをしながら、死ねるなんて、僕はどれほど幸せ者なんだろうか。

そして、目の前が真っ暗になった。

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