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Prologue

読者のあなたに一時の物語を。主人公はWヒロイン!音楽学校を舞台に新しい物語クラシックの始まりです。それではどうぞ!

・・・私がフルートを初めてもう十年。私の憧れのフルーティスト、大崎歩さんの演奏・・・今年こそ、デュエットしたかった。







・・・何で、私はこんなところでつまづかなくちゃいけないんでしょうか・・・。







音楽家の卵達が通う学校、音宮おとみや学園。ここは小等部、中等部、高等部が分かれており、音宮音楽大学付属なのだ。ここはピアノ科とかヴァイオリン科とかフルート科とかが分かれており、いろんな楽器科の優秀な生徒達が集まる有名な音楽学校なのだ。今日はその入学式。高等部の入学者は大半は中等部からのエスカレーターであり、中でもフルート科首席の一ノ瀬かなではクールビューティーなこともあって、学園のマドンナだった。そんなかなでにみんなは振り返る。



「なぁ!あの子、すっげー美人じゃね!?」

「俺、やべーわ・・・」

「歩くだけで髪なびくってどんだけ柔らかいの~!?」

(ふふん、当然よ!だって、私は人一倍努力してんだから!)



ちょうど入学式を終え、かなではある場所に向かっていた。そう、自分の憧れのフルーティストの歩が在学していた頃に通っていた「秘密の噴水の庭」だ。



「ふっふっふーん!やっと、ここに通えるわ!ここは歩さんが通っていた場所だもの!さて、フルートを吹こうかしら・・・」



かなでがカバンからフルートを取り出そうとした瞬間・・・



・・・~♪



(!?これは・・・フォーレの子守歌!?私の演奏にはかなわな・・・!?)



すると、かなでが何かに気付き、音がする方向へ走る。



(この演奏は・・・もしや、前のコンクールで優勝した奴・・・!?私は負けたのに!!)



かなではついに音がする方向にたどり着く。その・・・美しく表現力がある人物は・・・







ウサギのような小さな女の子だった・・・。しかも、彼女はこの音宮学園高等部の入学者・・・







ーーー私程のテクニックはないけど、魂のあるフォーレ。これが私と宇佐美ありあとの出会いだった。

次回は二人の出会い(再会)から始まります。お楽しみに!

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