名状しがたきぷろろーぐのようなもの
「ぴんぽんぱんぽーん」
「この作品は東方Projectの二次創作です」
「えー、注意事項」
「キャラ崩壊、ご都合主義」
「一部意味不明言語あり....私にとってはこの注意事項ですけど」
「ぐだぐだ展開多め.....なになに、かっこ、嘘です、ほとんどそうです....?」
「ぱんぽんぴんぽーん」
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立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はなんとやら。
.....え?立てば二頭身、座ればまんまる、歩く姿はちんちくりん?
いや違うんですけd....なになに、立てば痴女、座れば昭和、歩く姿はセンシティブ?
違うって!前者は干物妹だし、後者はただの海賊おばさんだわ!《あ゛?》
ひっ!な、何か壁を越えて圧が、圧が来た......!か、海賊のお姉さん、ですね。( ̄▽ ̄;)ハッハッハ
って、脱線しすぎだよ、何に突っ込んでるのさ、私も!
虚空に叫んでも配信者さんみたいに反応できないよ!虚空教へまっしぐらだよ!ねこまっしぐらならぬ顎まっしぐらだよ!
んんっ、さて。改めて、立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。立っても座っても歩いても、魅力的な女性のことらしい。
そして、今現在私の周りにいるのは、最低でもそれが当てはまることだろう。決して、彼女らからは上記のような造語は生まれない....と思う。いや、何名かはそのシリーズ作れそうだけど。ま、それは置いといて。
オタクのみんななら、なんでこんな状況になるかだいたい察せるよね。
ふむふむ、転生、転移、チート、ご都合主義、主人公補正......etc。まあ、一番近いのは.....転移かな、うん。
「ちょっと、あおちゃーん?もっと飲みなさいよー!」
「あおちゃんやめい!あとね、無理やり飲むのは駄目だからね!」
「まぁまぁ、そう固く言わずに。こちら、今回はなんとあの妖怪の山の.....」
「セールスすんな!買わないから!そもそも、それ貰い物でしょうが!」
「えっと、あれだ、あいつのものは私のもの、私のものは私のものだ」
「たけし(真名)理論はあの人しか使えんから。レミリアから借りたの?」
「レミリアから美鈴、それから私の手に」
「二、三十年くらい時代がずれてんのがあれだけどね。君たちの話もないし」
ん?誰と話してるのかって?ああ。
今話してるのは....博麗霊夢に霧雨魔理沙。はいはい、言いたいことはよーーーーーく、わかる。
私もね、驚いたもの。東方Projectのキャラがいたから。泣いちゃったし。ステータス希望?私のはいいでしょ、需要なんてないし。
「ふふ、こんなにもここが好きなら、承諾してよかったわね」
「あ、ゆかりn.....紫さん」
「あら、呼びたいように呼べばいいのに」
「罪袋共と同じように呼ぶのは、あれだから」
「変なところでこだわるのね」
「あははー.....まあ、うん。いいところよね、ここ」
「創始者としても、個人としても嬉しい言葉ね」
「そう?個人なんて表現を使う程嬉しいならいいんだけれどね」
「......それより口調、戻ってるんだけど」
「へ?え、ああ、えへへ。こりゃ恥ずかしい限りで」
「お酒でも飲んだら?たまには酔うのもいいんじゃない?」
「そうだなぁ......人生二回目のお酒と行きますか」
周りの熱に浮かされてか、ただの照れ隠しか。
どっちかわからないまま、私はテーブルのお酒を手に取る。
外の世界で言う未成年だらけだけど、ここではそんなの関係なしにどんちゃん騒ぎ。
半年前....初めてここに来て、親睦会が開かれた時。お酒飲んで暴走してから飲んでから飲んでないけど、適応してるかな、この体は。
恥ずかしい記憶を思い出し、苦笑いを浮かべていると、霊夢たちが寄ってきた。
「んぁ?お酒飲むの?」
「うん。霊夢たちが結構飲んじゃってるから、独り占めされてたまるかってね」
「ふふん、すぐ酔うくせに」
「む、適応してるかもしんないじゃん!」
「いやいや、あの酔いは、なぁ?」
「おいこら、はっきりしろぉい!」
「......って、えーっと、あ、うどんげが言ってました」
「.......へぇ!?なぁんでぇ?」
「よろしい、かわいいから許す!」
「誤解とけてないけどなんか許された!」
「はて、誤解とな?えーりん、教えて?」
早くもダウンしたメンバーを(体小さい人とかね)解放していたえーりんに振る。
ちょうどダウン組が落ち着いたみたいで、一仕事終えた感漂う、お手本のような玉の汗が見える。
「永琳、えいりん、ね?誤解については知らないけど」
「あ、じゃあせんせー、answerplease?」
「なんで発音がそんなにいいの?」
「いや知らんがな」
「ネイティブレベルだったんだけどね?」
妹紅と飲んでいた慧音に次は話を振る。
この世界ではまな板のようである。しょ、書物が見やすいねー.....。
「ん?」
「ナンデモアリマーセン」
「まあいいや。私聞いてないから知らないけど、誤解ならさとりに聞けば?」
「あ、確かにな。ホントのことわかるからな」
「つまり、妹紅が最近太ってきたのもわかると」
「なんでそれを!?」
「え、ガチで?冗談だったんだけど」
「あ、もう、このっ、くっそ......」
バンバンと台パンする妹紅。衝撃で自分もビクッとしている。
「あ、もこたんふとったのぉ?あれか、みすちーのうなぎたべすぎたかな?」
「う......」
「妹紅、昨日金が残り少ないって喚いていたのはまさか」
「そう、そのまさかだったのだ!たっはは!」
「笑うな!」
ここら辺から徐々に酔ってきた私。笑い上戸も泣き上戸もこなせる二刀流です。
「ま、誤解とかの前に全部わかってるけどね!」
「まさかの演技に全ウサギが泣いた.......」
「ウサギの赤い目で泣かれると、ドライアイなのかと思っちゃうね」
「ドライアイじゃないですけど、涙腺は弱いです」
「狂気操りながら、涙目なの思い浮かべると笑えてくるね?」
まあ、確かに涙腺弱いところはあるかもね。ゲームのエンディングとかで感動するとすぐに(´Д⊂グスンってなるし。
............かわいいんだけどね。
そんな感じでお酒が乗ってきて、ワイワイと騒がしく過ごして、しばらく経つと。解散へ向けて事態が収束し始めた。
「大変だ、昨夜が酔った!」
「やばい、保護者が1人減ったぞ!」
「美鈴、レミリアたちは?」
「お嬢様達はワイン5本開けて七割酔ってる!そろそろ吸血するかも!」
「え!?それ私狙われるじゃん!誰か、そうだ!助けてえーりん!」
「駄目です、お師匠様は姫様にご自分の手料理で自爆させられました!」
「えぇ?ちょっと輝夜ぁ!自爆する料理バカに、自分のものは食べさせるなって言ったのに!」
「こっちも総領娘様とサグメ様が酔いました!呂律が回ってないです!」
「わーー!ちょ、妖夢やめてー!」
「こら妖夢、酔って人斬り再開すんな!」
「うるさいわ.....」
なんかもう、わちゃわちゃし始めた。保護者組が崩壊し、問題児組が暴れ、酒豪組はそれを加速させ。
パチュリーや衣玖などのお酒を少量しか飲まないメンバーはそれを止めさせる。
私?問題児組ですが何か?ええ、そりゃぶいぶい言わせてましたよ。
「いやー、みんな暴れすぎー!たっははー!」
テンション上がって、笑顔で暴れまくる私はつい言葉をこぼした。みんなは、何故か問題児組も含めて一斉に突っ込んだ。
「「「「天綺ちゃんが言うな!!!」」」」
......と。
あ、自己紹介遅れました。
天綺 紬、十六歳。
この東方Projectの世界へと、いえ。
美しい幻想の地へと降り立った、お嬢様、です!
今後とも。お見知り置きを!では、ごきげんよう!
「えっと.....ごめんあそばせ?」(∀`*ゞ)テヘッ
ようやく、新作投稿です。前回のは消してもう無いけれど、それが泡沫というもの。新しき世界をご堪能あれ。
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よければ、いいねやらレビューやらをつけていただければ幸いです。と言っても、私自身もめんどいのて付けないんですけど。でもつけて!わがままだけど、つけてほしーよー!