表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの日夢見た幻想郷~Wanted My Whereabouts  作者: ルーミエル
第1作「東方靈異伝」
2/8

名状しがたきぷろろーぐのようなもの

「ぴんぽんぱんぽーん」

「この作品は東方Projectの二次創作です」

「えー、注意事項」

「キャラ崩壊、ご都合主義」

「一部意味不明言語あり....私にとってはこの注意事項ですけど」

「ぐだぐだ展開多め.....なになに、かっこ、嘘です、ほとんどそうです....?」

「ぱんぽんぴんぽーん」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はなんとやら。


.....え?立てば二頭身、座ればまんまる、歩く姿はちんちくりん?

いや違うんですけd....なになに、立てば痴女、座れば昭和、歩く姿はセンシティブ?

違うって!前者は干物妹だし、後者はただの海賊おばさんだわ!《あ゛?》


ひっ!な、何か壁を越えて圧が、圧が来た......!か、海賊のお姉さん、ですね。( ̄▽ ̄;)ハッハッハ

って、脱線しすぎだよ、何に突っ込んでるのさ、私も!

虚空に叫んでも配信者さんみたいに反応できないよ!虚空教へまっしぐらだよ!ねこまっしぐらならぬ顎まっしぐらだよ!


んんっ、さて。改めて、立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。立っても座っても歩いても、魅力的な女性のことらしい。

そして、今現在私の周りにいるのは、最低でもそれが当てはまることだろう。決して、彼女らからは上記のような造語は生まれない....と思う。いや、何名かはそのシリーズ作れそうだけど。ま、それは置いといて。


オタクのみんななら、なんでこんな状況になるかだいたい察せるよね。

ふむふむ、転生、転移、チート、ご都合主義、主人公補正......etc。まあ、一番近いのは.....転移かな、うん。


「ちょっと、あおちゃーん?もっと飲みなさいよー!」

「あおちゃんやめい!あとね、無理やり飲むのは駄目だからね!」

「まぁまぁ、そう固く言わずに。こちら、今回はなんとあの妖怪の山の.....」

「セールスすんな!買わないから!そもそも、それ貰い物でしょうが!」

「えっと、あれだ、あいつのものは私のもの、私のものは私のものだ」

「たけし(真名)理論はあの人しか使えんから。レミリアから借りたの?」

「レミリアから美鈴、それから私の手に」

「二、三十年くらい時代がずれてんのがあれだけどね。君たちの話もないし」


ん?誰と話してるのかって?ああ。

今話してるのは....博麗霊夢(・・・・)霧雨魔理沙(・・・・・)。はいはい、言いたいことはよーーーーーく、わかる。


私もね、驚いたもの。東方Projectのキャラがいたから。泣いちゃったし。ステータス希望?私のはいいでしょ、需要なんてないし。


「ふふ、こんなにもここが好きなら、承諾してよかったわね」

「あ、ゆかりn.....紫さん」

「あら、呼びたいように呼べばいいのに」

「罪袋共と同じように呼ぶのは、あれだから」

「変なところでこだわるのね」

「あははー.....まあ、うん。いいところよね、ここ」

「創始者としても、個人としても嬉しい言葉ね」

「そう?個人なんて表現を使う程嬉しいならいいんだけれどね」

「......それより口調、戻ってるんだけど」

「へ?え、ああ、えへへ。こりゃ恥ずかしい限りで」

「お酒でも飲んだら?たまには酔うのもいいんじゃない?」

「そうだなぁ......人生二回目のお酒と行きますか」


周りの熱に浮かされてか、ただの照れ隠しか。

どっちかわからないまま、私はテーブルのお酒を手に取る。

外の世界で言う未成年だらけだけど、ここではそんなの関係なしにどんちゃん騒ぎ。


半年前....初めてここに来て、親睦会が開かれた時。お酒飲んで暴走してから飲んでから飲んでないけど、適応してるかな、この体は。

恥ずかしい記憶を思い出し、苦笑いを浮かべていると、霊夢たちが寄ってきた。


「んぁ?お酒飲むの?」

「うん。霊夢たちが結構飲んじゃってるから、独り占めされてたまるかってね」

「ふふん、すぐ酔うくせに」

「む、適応してるかもしんないじゃん!」

「いやいや、あの酔いは、なぁ?」

「おいこら、はっきりしろぉい!」

「......って、えーっと、あ、うどんげが言ってました」

「.......へぇ!?なぁんでぇ?」

「よろしい、かわいいから許す!」

「誤解とけてないけどなんか許された!」

「はて、誤解とな?えーりん、教えて?」


早くもダウンしたメンバーを(体小さい人とかね)解放していたえーりんに振る。

ちょうどダウン組が落ち着いたみたいで、一仕事終えた感漂う、お手本のような玉の汗が見える。


「永琳、えいりん、ね?誤解については知らないけど」

「あ、じゃあせんせー、answerplease?」

「なんで発音がそんなにいいの?」

「いや知らんがな」

「ネイティブレベルだったんだけどね?」


妹紅と飲んでいた慧音に次は話を振る。

この世界ではまな板のようである。しょ、書物が見やすいねー.....。


「ん?」

「ナンデモアリマーセン」

「まあいいや。私聞いてないから知らないけど、誤解ならさとりに聞けば?」

「あ、確かにな。ホントのことわかるからな」

「つまり、妹紅が最近太ってきたのもわかると」

「なんでそれを!?」

「え、ガチで?冗談だったんだけど」

「あ、もう、このっ、くっそ......」


バンバンと台パンする妹紅。衝撃で自分もビクッとしている。


「あ、もこたんふとったのぉ?あれか、みすちーのうなぎたべすぎたかな?」

「う......」

「妹紅、昨日金が残り少ないって喚いていたのはまさか」

「そう、そのまさかだったのだ!たっはは!」

「笑うな!」


ここら辺から徐々に酔ってきた私。笑い上戸も泣き上戸もこなせる二刀流です。


「ま、誤解とかの前に全部わかってるけどね!」

「まさかの演技に全ウサギが泣いた.......」

「ウサギの赤い目で泣かれると、ドライアイなのかと思っちゃうね」

「ドライアイじゃないですけど、涙腺は弱いです」

「狂気操りながら、涙目なの思い浮かべると笑えてくるね?」


まあ、確かに涙腺弱いところはあるかもね。ゲームのエンディングとかで感動するとすぐに(´Д⊂グスンってなるし。

............かわいいんだけどね。


そんな感じでお酒が乗ってきて、ワイワイと騒がしく過ごして、しばらく経つと。解散へ向けて事態が収束し始めた。


「大変だ、昨夜が酔った!」

「やばい、保護者が1人減ったぞ!」

「美鈴、レミリアたちは?」

「お嬢様達はワイン5本開けて七割酔ってる!そろそろ吸血するかも!」

「え!?それ私狙われるじゃん!誰か、そうだ!助けてえーりん!」

「駄目です、お師匠様は姫様にご自分の手料理で自爆させられました!」

「えぇ?ちょっと輝夜ぁ!自爆する料理バカに、自分のものは食べさせるなって言ったのに!」

「こっちも総領娘様とサグメ様が酔いました!呂律が回ってないです!」

「わーー!ちょ、妖夢やめてー!」

「こら妖夢、酔って人斬り再開すんな!」

「うるさいわ.....」


なんかもう、わちゃわちゃし始めた。保護者組が崩壊し、問題児組が暴れ、酒豪組はそれを加速させ。

パチュリーや衣玖などのお酒を少量しか飲まないメンバーはそれを止めさせる。

私?問題児組ですが何か?ええ、そりゃぶいぶい言わせてましたよ。


「いやー、みんな暴れすぎー!たっははー!」


テンション上がって、笑顔で暴れまくる私はつい言葉をこぼした。みんなは、何故か問題児組も含めて一斉に突っ込んだ。


「「「「天綺ちゃんが言うな!!!」」」」


......と。



あ、自己紹介遅れました。


天綺 紬(そらあや つむぎ)、十六歳。

この東方Projectの世界へと、いえ。

美しい幻想の地へと降り立った、お嬢様、です!

今後とも。お見知り置きを!では、ごきげんよう!


「えっと.....ごめんあそばせ?」(∀`*ゞ)テヘッ

ようやく、新作投稿です。前回のは消してもう無いけれど、それが泡沫というもの。新しき世界をご堪能あれ。





↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


よければ、いいねやらレビューやらをつけていただければ幸いです。と言っても、私自身もめんどいのて付けないんですけど。でもつけて!わがままだけど、つけてほしーよー!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ