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銀のツバサ  作者: たおるけっと
4.自分は自分
58/72

これだけは言える

(寧々side)

正直、これで良かったのかわからない。


私は翼が好き。


中学で出会ってから、バスケに集中する姿に惚れたのがきっかけ。


それから、マネージャーって特権を使ってトレーニングのサポートしたこともあったな。


クラスが同じだったからできるだけ話題を共有しようと頑張ったこともあったっけ?


はじめはクールというか、人と関わらないような性格だったけど、どんどん笑顔が増えて、翼の周りは友達がいて。


あの時は私まで嬉しくなったなぁ…。


これからも見守りたいって気持ちが加速して、もっと近くに、もっと話したいって、そう思うようになった。


あぁ、これが恋なんだって。


それが私の初恋…だった。


中学ではずっとバスケ部でマネージャーとして翼を支えて、クラスメイトとして、友達として関係を続けた。


気持ちを伝えたら、この関係が崩れてしまう気がして、何も行動出来なかった…。


高校に入って、翼は私がいなくても十分頑張ってた。


1年ではクラスが離れたけど、休み時間にトイレ行くふりして話しかけに行ったな〜。


翼、優しいからギリギリまで話してくれたこともあって、いけないって分かってても嬉しかったの。


2年生になって、同じクラスになれた!


そりゃ嬉しかったよ!


誰にも言ってないけど、はじめの1週間くらい興奮して寝不足だったんだ笑


翼と同じクラスになれたのは嬉しかったんだけどね、変化があったの。


そう、千晴。


翼と千晴は誰が見ても両想いだった。


二人は席が前後ってこともあって、よく話してたな〜。


私はなんで田中じゃないのーって名前を恨んだこともあった笑


バカだな私ー。


無理だって分かってたけど、どうしても話したくて、話すきっかけのためにキャンプのグループに誘ったのも私。


そこからはもう分かるよね…。


私がどう足掻いても、翼の一番にはなれなかったの。


そう、翼が見ているのはいつも千晴…。


私は中学の時から好きだったのに!!


ずるい!って思ったこともあったけどね、一緒にいた時間なんて関係ないんだって気づいたよ。


それからは、考え方を変えたの。


翼を好きって気持ちは無くすんじゃなくて、大事にしまっておこうって。


それで、翼にとって頼れる親友になろうって、そう誓ったの。


今となっては、何が正しいのか分かんないけど笑


でも、これだけは言える。


私の初恋の相手が、翼で良かった…。









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