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銀のツバサ  作者: たおるけっと
3.自分の自分
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泣かなかった、泣けなかった

それから、お通夜や葬式が行われた。


皆が泣いていた。


おじさんもおばさんも泣いていた。




俺は泣かなかった。




泣けなかった。




そして、俺はおじさんの家に引き取られた。


小学校にはほとんど行かなかった。


どんな顔でみんなと話したら良いのか分からなかったから。


おじさんたちには中学校を卒業するまでお世話になった。


おじさんの家は実家から車で20分ほどの距離だからさほど変わらない。


だけど、元々考えていた近くの中学校ではなく、おじさんの家から通える中学校に行くことになった。


事故の日以来、何度も死にたくなった。


自分という存在が分からなかった。


自分をタチの悪い疫病神としか思えなかった。


何度か自殺を試みたが、自殺未遂に終わって、おじさんたちに迷惑を掛けた。


ほぼ無気力状態だったが、学校にだけは行こうと決めていた。

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