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銀のツバサ  作者: たおるけっと
2.自分と自分
39/72

気をつけてね


………

……


(千晴side)

2学期が始まって2週間が経った。


あれからあの二人はいつも一緒にいる。


休み時間やお昼休み、放課後まで…。


いつの間にか名前で呼び合うようになって…。


腕を組んで並んで歩く二人は、悔しいけど誰が見てもお似合いの美男美女カップルだと思う。


だけど、奈津美ちゃんが怖くて仕方がないの…。


トイレや廊下ですれ違う度に「気をつけてね?」って、にっこり笑いながら言うの。


その後にはいつも決まって、女子からいじめられる。


奈津美ちゃん、友達多いから。


それでも、翼君や寧々ちゃんには分からないように、、何度も、何度も…。


トイレにいたら、私の悪口を書いたトイレットペーパーを投げてきたり、授業中に回ってきた紙を開くと私の住所が書いてあったり、電話番号が書いてあったり、。


非通知で着信が着たのも1度や2度じゃない。


あれから携帯までもが怖くなって、電源を切ってしまった。


…もう、これ以上思い出したくもない。


1度だけ翼君に聞いたの。


そしたら、


「あー、えっと、ごめん。言えない」


って。


付き合ってるならそう教えてくれたら良いのに…。


それすらも許してくれないの??


寧々ちゃんに相談したかったけど、二人は仲がいいから、この話をして寧々ちゃんを傷つけると思うと怖くて言い出せなかった。


ぅあ、昔のこと、思い出しちゃった…。


だめ、忘れないと、でも…怖い、怖い怖い!あぁ、私、どうしたらいいの…。あっ、分かった…わたしがいなければ、良いんだ…消えてなくなればいいんだ?でも、まだそんな勇気ないなぁ、


………

……

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