【プロットタイプ】何処もかしこも吹き溜まり
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
奈落にでも堕ちるように、気分って沈むんだな。
朝から気分が悪かった。どうやら第二周期に突入したらしく、胃がムカつく。あまり食事が喉を通らない。目に入る全てに苛つく。そして何より会社に行きたくない。
それでもこの人間社会。働かないと食べてはいけないのだ。どれだけ嫌でも指や脚を動かなさいと給料は貰えない。給料が貰えないと生きてはいけない。だからグズる自分をどうにか宥めながら、渋々と脚を動かす。
皆、働きたくはないんだ。別に私だけじゃないんだ。
胃のムカつきや倦怠感は出社してから更に酷くなった。普段は障りのない上司の独り言や嫌味や皮肉も、今は聞き流せない。ずっと神経が逆立って、イライラが止まらなかった。
何でそんなデカい声で独り言を話すのか。自分の話を聞いて欲しいなら名前を呼んで欲しい。隣で嫌味や皮肉を言うなら声を掛けてよ。
吐きそうだった。何か言葉を紡いだ途端、ゲロを抑えている蓋が開いて、そのまま吐き出してしまいそうだった。それでも上司の独り言は終わらなかった。
話したくない。顔も見たくない。声も聞きたくない。貴方のその存在全てを、今は遮断したい。それでもそうする為には、自分の口を動かさなくてはならなくて。
私は気分が落ち着いた一瞬を見計らって、必死に音を紡いだ。
「アプデ、始まったそうですよ」
人前では出さない様な低い声だった。人を殺す声だった。そんな自分にさえ無性に苛立って、私はトイレに駆け込んだ。あぁ。何て面をしてんだよ。ひでぇ顔だな。
何処もかしこも愚痴ばかり、嫌味ばかり、皮肉ばかり、世の中はなんでこんなに汚いんだろう。
今日あったこと。辛かったこと。そんな話か夕食の時に口をついて出掛けた。否、今まで我慢が効かない時にはただ思った事を垂れ流していた。
けれども今はわずかながらに理性が残っていた。だから別の話をした。
「私さ、母がスーパー行って、人間の嫌味聞くの凄く嫌だったんだ。愛想がないとか、チンたら悩んでとか。ずっとずっと嫌味ばっかで、聞いてるこっちの身にもなってよ。ってずっと思ってた」
瑠衣は何も言わなかった。ただ箸で魚の身をほじくり返すばかりだった。
「同じこと、瑠衣にしてたよねぇ。嫌だったよねぇ。……あぁ否定して欲しい訳じゃないんだ。ただそう、ただの感想だよ」
何処もかしこも吹き溜まりばかりで、何の日の目も拝めない。世界とはそういうものだ。
「まぁ数十回と言われたら、応えるがな」
「はは。悪いね。嫌なら何時もの様に、殴ってでも言うこと聞かせると良いよ」
その方が楽な時もある。
読者様
昨日の短編二つほど覗いたけどさ、ジャンルと雰囲気全然違くない?
作者
生きるのしんどい期間ってのが自分にはあるんですよ。
その時に無理矢理明るく取り繕えないんです。
現実では取り繕いますけど、ネットでは無理。
だからあんな高低差ある話になるんです。
端から見たら、双極性障害と言われそうな感じです。
今は何もしたくない時期。
会社行くのも嫌だし、仕事するのも嫌だし、人様の『自分の話聞いて欲しい』アピールを感じるのも嫌。
人を感知したくないレベル。
見た途端、取り繕わなければ行けないから、それが尋常じゃなく苦しくて仕方ない。
これを書かないと叫びそうなレベルで鬱。
※すみません。物凄く理不尽で自己中心的な事を言ってます。
こんな話、誰も聞きたくないよねぇ。
私も人の愚痴、聞く機会が多かったけど、嫌だったもん。
手っ取り早く終わらせたくて、解決案出しそうになるもん。男性がそうなのかな? 解決案出しやすい。
でも其れを皆様にやってるんですよ。
其れがどうにも許せなくて、今に至ります。
明日もしんどいんだろうな。
男性にも大変なこと、絶対沢山あるけど、今だけは羨ましいな。
帰らせて欲しい。