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日本合身後 110日目から200日目

今回から独り言が10日置きになります。

 結合 110日目。


 各地から県境になる可能性が高い県境に出来た未踏地の航空写真の分析がある程度終わったと報告がある。

 問題はどこの県境にも最上川とか天竜川とか利根川クラスの大型河川が確認されていることだ。どうやって橋を架けるのか。橋がないと車両による移動が困難。渡し船という手段もあるが、増水時や荒天時には運行困難だろう。しかし、当面は渡し船という手段しかないのも確かである。

 焦っても仕方が無い。そこまでの道路開削に何年かかることやら。

 中には埼玉県と群馬県の県境のようにほぼ平地という未踏地も何カ所か有る。そちらは比較的早く普通の道路が開通しそうだ。




 結合120日目。


 ハバロフスク支庁からの報告書が届いた。サハ共和国と接触した後のことだな。

 やはり、保護を求めてきた。会議だ会議。




 結合130日目。


 一部業界から企業再編で協力して欲しいと。だいたい全部の業界だろう。比較的早くに言ってきたのが自動車業界だ。他の業界は製鉄業界以外、企業の現状把握が終わっていない業界が多い。多くは通信体制の不備が原因であはる。音頭を取る中央省庁や業界団体が無くなり(東京滅亡で業界団体も本部東京が多かった)どこで纏めるのか右往左往。さらにメタル回線以外の電話が通じないのがこれほどとは。

 終わったのがトラック業界で三菱ふそうと日野といすゞ。本社と開発拠点が神奈川県と東京都という時点で人材が消えた。従来車種の生産も神奈川県や東京都に多くの工場や関連企業があり不可能。

 これでトラックは埼玉県が拠点のUDトラックス(旧日産ディーゼル)が残るだけとなった。しかし、2020年時点でほとんどの車種が他社OEMで自社開発ではない。小型以上のトラック国内生産をどうするのか。排ガスとか考えなくても良ければ旧式車両の生産という手もある。どのみち最新半導体が入手できないので過去の車両以外無理だろうが。7年後までに考えてもらおう。

 自家用車や小型商用車では日産が本社も開発拠点も部品の調達先も多くが神奈川県。終わった。トヨタも愛知県に多くの拠点と部品メーカーが有り事実上終了。

 ホンダは本社機能こそ東京都だが開発拠点が埼玉県と栃木県なので生き残った。2輪と乗用車と軽商用車しか作っていない。

 スズキは静岡県で生き残った。ホンダと同じ車種構成である。

 ダイハツは大阪と兵庫と福岡が製造と開発拠点で終わった。

 三菱は愛知県に主要施設があり終わる。

 マツダは主力開発施設が東京都と神奈川県であり、開発能力は終わった。生産主力は広島県であり、生産だけならいける。広島県は人口が壊滅的であり、工場は残っていても人はいないが。問題は商用車の生産がゼロ。他社からのOEM。

 スバルは群馬県と栃木県が主力であり生き残った。

 2輪はホンダとスズキとヤマハは生き残った。川崎は兵庫県が壊滅したので。


 陸上輸送機器は部品も含めて7年分が有るから、かなり余裕がある。なんだったら20年くらいは持つかな。ひるがえって航空分野であるが、7年分有ると言っても絶対数が少ないので自衛隊機は全く余裕がない。どうしよう。既存機体の寿命が来る前になんとかしなければ。


 ああ全部7年後に回してしまいそうだ。




 結合140日目。


 外務省職員を自衛隊の護衛付きでサハ共和国に送り出した。すまんがオール陸路である。現地空港の整備状態が分からないので飛行機は出せない。長距離通信が出来る通信機と生活物資を積んだトラックと自衛隊車両のコンボイだ。特に燃料補給用タンクローリーが多いのがなんとも言えない。燃料を大量に使うし、悪路で故障もするだろうし時間もかかる。

 特使に出来るランクの職員がいないので適当に選んだ。泣いてたな。特使に出世して嬉しかったのか。

 旧ロシア勢のことを考えると保護するしかない。食料生産皆無と言っていい地域だ食料負担が重い。とてつもない距離があるんだ。輸送に頭が痛い。




 結合150日目。


 教育の再開だが世界の主流に合わせるらしい。つまり9月入学だ。従来の4月入学だと来年4月に準備が間に合わないというのが主な理由らしい。教科書に使う紙の生産も始まっていないのに。教科書は7年分の物資にあるものを現状に合わせて修正文を添付して使うようだ。その修正が間に合わないだとさ。まあオール手作業らしいからな。筆記用具もノートも物自体は大量にある。




 結合160日目。


 まだ特使が向こうに到着していないが、サハ共和国への食糧輸送はベーリング海峡を越えて北極海航路で運び込むことになった。耐氷構造の貨物船がないか探している。




 結合170日目。


 造船業界は愛媛県の今治造船が中心となっていくようだ。

 

 電力用高圧ケーブル製造各社から新規製造は7年分の物資以上の量は不能という回答があった。また7年分の物資に分裂前の過去7年間に製造された送電用高圧ケーブルが発見されたという。総延長で京都-奈良県、茨城県ー栃木県、千葉県ー埼玉県、岐阜県ー愛知県の分は確保可能だと。内陸県でも電力に比較的余裕のある長野県、山梨県、群馬県は後回しで良いかな。




 結合180日目。


 電力ケーブルの報告を受け、過去7年分の物資を考えてみる。有ることにホッとして考えることを放棄していたようだ。

 コンビニ、ドラッグストア、スーパーマーケットから数店を選び、人海戦術で在庫が切れるまで運び出した。

 結果、2013年の食料品が出てこなかった。2014年の日付はある。7年間の物資とは2014年から2020年の分割までの物資であろう。新しい物から出てくるようだ。先に行くほど古い日付の物が出てくる。品質には何の問題も無いと。ただ出したら戻せないので扱いに困る。今回の分は分けました。




 結合190日目。


 特使がサハ共和国へ到着したと電信があった。ご苦労さん。意外に早いように思う。既に冬期であり帰投は来年の雪解け以降でないと困難だと。向こうは極寒地で冬は凄いらしいが燃料さえ有ればなんとかなるらしい。無事を祈る。

 自衛隊は通信要員と護衛以外は帰還している。

 



 結合200日目。


 富士川沿いに山梨県を目指していた自衛隊が遂に山梨県の市街地に到着。場所は山梨県南巨摩郡南部町万沢である。既に現地の工場を借りて軽油と灯油パイプラインの終点にし出荷拠点とする話は付いている。パイプライン自体は田子の浦港から富士宮市長貫まで届いている。県道10号線の片車線をパイプライン用にし時間で交互通行としている。現地には時限的処置でしっかりした道路が開通すれば元に戻すと言って説得をした。という。



次回更新 1月24日 05:00

210日目から300日目


ヤクーツクの12月1月の平均気温マイナス37度って。冷凍倉庫の中の方が温度が高い。

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