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シンとレンの十二の冒険  作者: くらいね
第一章 捜索編
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3話 王都リネオス

リネオンからリネオスに変更

 シャリボアの事件から四日ほど歩いたシンとレンは王都リネオスまであと少しのところまで来ていた。


「あと少しで王都リネオスのはずよ。」


「やっとか、それにしてもコナシ村から出てもう2ヶ月近く経ったか?」


「故郷が恋しくなった?」


「まあな、今までこんなに離れたことなかったからな。」


「ふ〜ん。」


「なんだか関心がない返事だな。」


「あっ、あれ!!」


「???」


 そこにあったのは今までシンがみたことがないほど大きな街だった。


「行きましょう。」


「ああ。」


 シンは初めて見る大きな街に感動していた。立派な家やたくさんの行き交う人、見たことない物などがいっぱいあった。


「ここが王都か・・」


「とりあえず、情報を集めましょう。」


「ああ、そうだな。でもどうやって?」


「そうね、とりあえず別れて探しましょう。そして、夜に宿で情報を整理しましょう。」


「わかった、じゃあ、夜また会おう。」


「ええ。」


 それから数時間の間シンとレンは街で情報を集めた。


「俺の方は有力な情報はなかった。そっちはどうだった?」


「どうやら反乱ってのは本当のようだったわ。なんでも今の制度に不満を持つ貴族が裏を引いてるんしゃないかって噂が流れてるみたいね。」


「なるほど、国民にとっては良くても貴族様は気にくわないってことか。」


「ええ、それと気になるのがもう一つ。」


「なんだ??」


「それが、この王都リネオスにダンジョンがあるって話なの。」


「ダンションが!?」


「ええ、ダンジョンから守るために街を作り神器が悪用されないようにしたんじゃないかって。」


「でも、誰が何の為に?」


「分からない、でもあるのは確かなはず。」


「ん〜、もしそれが反乱派に渡ったら大変なことになるな。」


「ええ、だからどうにかしたいのは山々なんだけど、なんせこの街は大きすぎてその中からダンジョンを探すのは・・」


「ん〜、困ったな〜、まあ、とりあえず今日はこんなところだろ。今日は休もう。」


「そうね。」


 〜翌日〜

「さてと、行きますかね。」


「行くって、どこに行くのよ?」


「ん?どこって、ダンジョンを先に見つけないといつ悪用されるか分からないんだろ?」


「それはそうだけど、場所が分からないから困ってるのよ!」


「実は昨日、別れたあと街を歩き回って思った事があるんだ。」


「思った事?歩いてる時にそんな変な場所なかったわよ?」


「そう、こんなに大きな街なのにどこを見ても綺麗に舗装されている。」


「どういう事?」


「つまり、下水だよ。」


「下水?」


「こんなに大きな街なのに下水に通じる道がないなって疑問だったんだ。」


「そんなのよく気づいたわね。」


「まあな。」


(昨日迷ってただけなんて言えない)


「とりあえず、地下に行けそうな場所を探してみよう。」


「ええ。」


 それから街を隈なく探した。


「あった!」


「これね!」


「行ってみよう。」


「ええ。」


 それから下水道に降り、何か手掛かりがないか探した。下水道は広く入り組んでいてまるで迷路のような作りになっていた。シンとレンは数時間彷徨ううちについにダンジョンの入り口らしきものを見つけた。


「これがダンジョンなのか?」


「多分そうだと思う。」


「行ってみよう。」


「ええ。」


 石造りのダンジョンらしく、入ってすぐ階段があったので降って行った。


「なあ、結構降りてるよな。」


「そうね、かれこれ二十分近く降ってるわね。」


「流石に長くないか?」


「ええ、変ね。一度戻ってみましょう。」


「ああ。」


 それからシンとレンは階段を戻ったがいつまで経っても入ってきた入り口につかなかった。


「これは、ループしてるのか?」


「そうでしょうね、まさか出ることも入ることも出来ないなんて。」


「何かあるはずだ、注意しながら降ってみよう。」


 それから、注意しながら階段を降りていた。


「何もないな。」


「どうすればいいのかしら。」


「さあ、分からん。一旦休憩しよう。」


「でもこのままだと一生ここにいることになるのよ!?」


「分かってるけど、どうしようも無いんだから仕方ないだろ?、よっこらしょっと、、」


 シンが階段に座った瞬間、大きな音がした。そして、次の瞬間、階段だったはずが階段が無くなり坂道となり、シンとレンはそのまま滑り落ちるしか出来なかった。


「一体どうなってんだ?!」


「こっちが聞きたいわよ!何したのよ!」


「俺は何もしてねーよ!」


 そうこうしているうちに落ちている先から明かりが見えてきた。


「何の明かりだ?ここは地下だぞ!?」


 シンとレンは訳も分からないまま、ただ身を委ねるだけだった。

 

次回、ダンジョンの中

のんびり書いていきたい。

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