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第9話 パーティー結成と、魔物合成!

  今日はゆっくりすごすことにした。


 昨日は大変だった、こんな町の近くにドラゴンがいるなんて、危なすぎるだろ、弱ってたから良かったけど元気だったら今ごろ俺はどうなってたか……


 それにしてもドラゴンが仲間になってくれるなんてな~、夢みたいだ………


 そうだ夢だった、いったい何が起こっているんだろうかゲームのしすぎで頭おかしくなったかな……


 でもゲームで暇つぶししてる毎日よりは楽しいからそんなわるくないか!


 依頼の報告を終えて町でうろうろしていたら後ろから誰かが話しかけてきた。


「とおる、さがしたぜ」


 このごっつい声にはききおぼえがある。


「タイヤじゃないか、何かあったのか?」


「いや、何かあったわけでもないがシルバーに昇格したんだろ、そんなお前に提案があってきたんだ」


「提案?」


「あぁ、明日の話なんだがシルバーの奴を何人か集めてゴールドの討伐依頼を受けに行こうとおもってるんだ!」


「ゴールドの討伐依頼??」


「ゴールドの依頼を受けたら昇格しやすいのはしってるよな?」


「あぁ、1つ上の階級の依頼は危ないけど昇格がはやいんだっけ?」


「そう言うことだ、1人じゃ危ないがパーティーを組めばなんとかいけるだろ!」


「なるほど、パーティーか」


「そこでシルバーに昇格した、とおるをさそってるってわけなんだがどうだ?」


「どんな依頼かはきめているか?」


「あぁ、もちろんだ」


「魔物は?」


「魔物にも階級があるのはしっているか?」


「ああ、つい最近本で見たよ」


「なら話がはやい、俺たちが今回討伐する魔物は中級の魔物トロールだ、中級と言ってもトロールは上級にもっとも近い魔物だ1人じゃ到底かなわねえ相手だ」


「トロールか、人は集まってるのか?」


「ああ、俺の他に2人魔法使いと、弓使いがいる」


「なるほど、職業もちゃんと考えているんだな!」


「そう言うことだ、魔物使いのお前を俺たちが守れるからな魔物にも充分暴れてもらえるだろ?」


 ドラゴンに暴れてもらうのはこまるな…

 でも丁度いい機会だドラゴンに頼らず魔物がどれだけ適に通用するかたしかめておきたかったしな。


「OK~パーティーに入らせてもらうよ」


「よし、これで決まりだなじゃあ今日の夜ギルドに来てくれパーティーメンバーを集めて作戦会議するからな」


「わかった」


「おう、じゃあまたあとでな!」


 そう言ってタイヤは去っていった、明日か準備しとかないとだな。


 俺は宿にもどり、あしたの準備をすることにした。


 することは決まっていた、魔物使いになったときからやってみたかった魔物合成。


「ゴブリン召喚」

「ウルフ召喚」


 俺はゴブリンとウルフを召喚した、魔物合成といったらやっぱりこいつらだろ、ゴブリンとウルフゲームでも何回合成してきたことか。


「魔物合成」


(ピロン)


 ______________________________

 ゴブリンとウルフを合成しますか?


 YES/NO

 ______________________________


「YES!」


 俺は目の前で起きていることに理解できないまま魔物合成は終わった。


「何がどうなった?」


「わが主よ新しい力ありがとうございます」

「ありがとうございます」


 ウルフのお礼に続いてゴブリンがお礼してきた。


 ゴブリンがウルフに乗っただけなのにさっきとはまったく別の魔物だ気迫が違う……


「我々ゴブリンライダーとなりましたので今後ともよろしくお願いします」

「お願いします」


 ゴブリンライダーになったってことは

 合成成功ってことだよな……


「ああ、よろしく、」


 何が起きたかわからなかったが成功したなら結果おーらいだよな!


 おーらい、おーらい!


「じゃあゴブリンライダー収納すからな」


「了解です」

「りょうかいです」


 ウルフがさきにしゃべるおきてなのか?

 ゴブリンひかえめだな、

 まあいいや。


 俺はゴブリンライダーを収納して、準備を再開する。


 昨日ドラゴンを仲間にしたあと俺のLvが?になっていた、せっかくの1つの楽しみが消えたのだ。


「Lv上げ暇つぶしになるから好きだったんだけどな~……」


 ?ってなんなんだよ一体はっきりしてくれよまったく。


 準備と言ってもすることがない、普通なら鞄に荷物を詰めたりするんだろうけど俺は無限収納があるから必要ないのだ。


「夜まで暇だな~」

「Lv上げもできなくなったし……」


 Lv上げができなくなったことを引きずってもしかたがないのだ、

 ?ってゲームでみたことあるようなきがするな、なんだっけ。


 思い出せないことは思い出せないのだ、


「俺さっきから1人で何考えてんだろう、」

「夜まで時間はあるし、狩りにでも行こうかな」


 町を出た俺はLvが上がるわけでもないのに魔物を狩り、魔法の練習をして暇をつぶしていた。


氷鳥(アイスバード)


氷鳥(アイスバード)』は威力が低い代わりに追跡に優れている魔法だ、威力が低いと言っても初級の魔物くらいなら一撃で倒せる、逃げ回るウルフも追跡で一撃だ。


氷鳥(アイスバード)は使えそうだな、」


  それにしても今日は数が多いな昨日とは比べものにならない」


 さっきから魔物の数が以上に増えてきている、

 ゴブリンやウルフ、あとオーク(豚の魔物)やレッドブル(猪の魔物)

 いろんな魔物がいっぱい集まっている。


「こりゃ1人じゃ大変だぜ」

「ゴブリンライダー召喚」


 俺はゴブリンライダーに手伝ってもらうことにした。


「我が主、お呼びでしょうか?」

「お呼びでしょうか?」


 相変わらずゴブリンはウルフのあとに続いてしゃべる、まぁそれは置いといて


「急にすまん、魔物が多くてなちょっと手伝ってくれ」


「は!」

「は!」


 ゴブリンライダーはものすごいスピードで魔物に向かっていく、ゴブリンには長い槍を持たせているのでウルフに乗ったまま、魔物を倒せる、攻撃されても避けることはかんたんウルフはゴブリンを乗せても素早い。


 ゴブリンライダーはやっぱり使えるな、今後に期待だな。


 ゴブリンライダーの戦いをずっと見ていられるわけもなく魔物は俺に向かってくる。


 おいおい、そんなに勢い良く向かってくんなよ怖いじゃん、


氷鳥(アイスバード)


 何の問題もなくレッドブルを倒した、ゴブリンライダーのおかげでだいぶ魔物も減ってきた、あとはまとめて俺がやる、


「ゴブリンライダー下がってくれ」


「了解」


 ゴブリンライダーが下がったのを確認して、魔法を使う。


炎爆(フレアボム)


 大きな音ををたてて大爆発………

 魔物は跡形もなく消し飛んだ。


 いや、初級魔法だからこれ……

 扱いには気おつけ用。


 それにしても魔物の数が多かったな、何かあったんだろうか、俺は嫌な予感がしていた。


 そろそろ帰るか、ギルドにも行かないといけないしな。


「ゴブリンライダー助かったよ、ありがとう、じゃあそろそろ帰るから収納するぞ」


「お待ちください…」


「どうした?」


「いえ……」


 ウルフはなにか言いたそうだが、何かあったのかな、ゴブリンはボケっとしているし危険がせまっているわけでもなさそうだ。


「言いたいことがあるなら言え、どうかしたのか?」


「あの…いつも収納が早いので、主とはお話もしたいですし、」


 か、可愛い……

 なんだよそんなことかウルフ可愛いい所もあるんだな、ってゴブリン、ウルフが可愛いい事言ってんだからそのボケッ面どーにかしろよ……


「町まで一緒に帰るか?」


「はい!」


 ウルフは尻尾をグルングルン回して喜んでいる。ゴブリンも何となくだけど嬉しそうだ。


 町の方向に進みながらゴブリンライダーと話すことにした。


「なぁ、ゴブリンライダー」


「なんでしゃうか?」


「収納してるときいつもどこにいるんだ?」


「わかりません…」


「意識はあるの?」


「説明しにくいですが、寝ているような感じだと思います」


「あぁ、そうなんだ、」


「はい」


 収納しているときはずっと寝ている感覚なのか、たまには外に出してやったほうがいいのかな?


「主、」


「なんだ?」


「さっきの戦いでスキルを取得しました」


「ん?魔物もスキルを使えるのか?」


「使えます」


「すごいじゃないか、どんなスキルだ?」


「合体と言うスキルみたいです」


 合体?お前らもう合体してるだろ、むだなスキルみたいだな。


「そうか、まぁまたいつかみせてくれよ」


「喜んで」


 むだなスキル覚えてもな~、もっと強いスキルも覚えるんだろうか?


 話しているうちに町についた、さすがに町の中に魔物を入れるわけには行かないのでここで収納する。


「収納するからな~」


「了解、わがままを聞いて頂きありがとうございました」

「ありがとうございました~」


 ゴブリンは俺達の話聞いてただけだろ、まぁ楽しかったならいいか、そお言って収納する。


 それにしても魔物の数が多いかったな、疲れた………宿に戻ってちょっと寝るか。


 夜まで時間はまだあるので宿でひと休みしてからギルドにいくことにした。






 

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