第1話 異世界転生と、Lv上げ!
6:30
テレビ左上の時計を見て朝がきたことに気づいた。
「もう朝かこれで6日寝てないな…」
ゲームをセーブしながら一人でつぶやく。
「よしクリアしたし新しいゲームでも買いに行くか」
眠気をおさえながら、また独り言。
「MMORPGの新作がでてるみたいだし今回はその
ゲームで決定だな」
ニヤニヤがとまらないなか、玄関を出たそのとき目の前が真っ暗になって倒れてしまった。
鳥の声、虫が鳴く音、涼しい風がふく森で一人の男は目を覚ました。
「ここはどこだ…」
森をめにして戸惑い、何をしていたか考える。
「えっと…たしか新しいゲームを買いに支度して外に出て…寝てしまった??」
「って事は夢かな…」
色々考えているとお腹が減ってきたのかお腹がなる。
「グゥゥーー」
「そう言えば2日水だけしか飲んでないっけ」
「とりあえず何か食べないとな」
木の枝をつかんで立ち上がろうとした時、木の枝がおれて尻をついてしまった。
「いってぇー何かついてないなー…」
目を開けて立ち上がろうとしたとき、目の前に変な
ウィンドウがあった。
「何だこれ、なんかゲームみたいだな…」
ーーーーーーーーーーーーー
Lv1
名前 とおる
HP10/10
MP ?/?
職業 ???
ーーーーーーーーーーーーー
「Lvがある、HPは俺のだよな、MPと職業?ってなんだよ…」
「HP10しか無いしMPと職業?って俺弱すぎだな…」
「それにしてもなんだよこの夢は、、、」
「急にウィンドウが出てきたのはなんでだろうか、地面に手をついたからかな」
「ってことは地面に手をついたらウィンドウが消えるってことか」
とおるは思ったとうりに地面に手をつけてみた。
「、、、」
ーーーーーーーーーーーーー
Lv1
名前 とおる
HP10/10
MP ?/?
職業 ???
ーーーーーーーーーーーーー
地面に手をつけてもウィンドウは消えなかった。
「あれちがうのか、じゃあ」
とおるは手を縦にふってみた、ウィンドウは消えた。
「思ったとうりだ!」
とおるは手を縦にふった、ウィンドウがでた。
「よしウィンドウの使い方はわかったぞ」
「グゥゥゥ~」
とおるはお腹が空いていたことを思い出した。
「とりあえず何か食べれるものをさがしにいくか」
森のなかをすすんでいると、草むらからカサカサと
言う音が聞こえた。
「グルルル~」
草むらの中から勢いよく吠えながら襲いかかってきたのは小さめのウルフだった。
「うわ……」
ウルフに押さえつけられ噛みつかれそうになった
とおるは足でウルフを突き飛ばした。
ウルフはとがった木の枝に刺さりしばらくもがいた
あと死んだ。
「ふぅ、あぶなかったな…」
ため息をつき立ち上がってHPを確認するために、
ウィンドウを開いた。
「おぉ、Lv3になった、なるほど魔物を
倒したらLvが上がる仕組みだな」
ーーーーーーーーーーーーー
Lv3
名前 とおる
HP100/100
MP ?/?
職業 ???
ーーーーーーーーーーーーー
「Lvが上がったらHPも増えるのかよし、
このままLv上げでもするか、HPが0になって
死にたくないしね」
ウルフが刺さった木の枝を折って武器にすることにした、死んだウルフの肉を焼いて食べた後とおるはLv
上げをするために魔物をさがしはじめた。
「辞めたけど仕事がサバイバルを研究する仕事で
よかった、どうすれば生きれるかがわかるぜ」
しばらく歩いてすすんでいると草むらの奥に影がみえた、
進んでたしかめて見ると誰もが見たことのあるアイツだった。
ぷよぷよしてぴちゃぴちゃとはねるやつ、
そう、スライムである。