最後の戦争
最後の戦争
「各自、十分な休息が取れたか?皆には英気を養って貰った。これから最後の戦争が始まる。」「最後の戦争って何だ?」と剣。
「長らく戦争を行ってきた、ライセンファールを叩きのめしに総攻撃をかけるのだ。」「へぇ。」
アカレファールという国ぐるみでの総攻撃とあって、戦地の銃声と爆撃は凄まじい。そんな中にモンシャックスは行軍する。
「3人ユニットか、ここは俺に任せろ。」「解ったアイマン、任せたぞ!」
「アイマンって言うのか。俺達はただの3人組じゃないぞ。」とテオス「構わん、圧倒的な力で倒してやるわ。」
ドン!
ラナの銃撃から始まる。
「こんな銃屁でもないわ。」
「俺達の強みは連携プレーなんだよ!」
すかさずエニスとテオスが斬りかかる。
アイマンは2人を圧倒的な強さで、同時に相手した。
突然、エニスとテオスはアイマンの横に回った。
エニスとテオスで挟み、その間を銃で撃つ作戦だ。
ドン!
先を越された。ラナは撃たれてしまった。アイマンにはスナイパーが付いてるようだ。
相手が一人増え、仲間が一人減った。絶体絶命だ。
「ラナ!」エニスは初めて、仲間のために叫んだ。エニスにとって、ラナが大切なことに気付いたのだ。
エニスはラナに駆け寄った。
「駄目だエニス!相手にはスナイパーが付いている。スキを見せては駄目だ!」
エニスは立ち止まった。
ドン!
「エニス!」
テオスは剣で銃弾を弾いた。
「とにかく、今は戦闘に集中しよう。」
エニスは我に返った。
それから、エニスとテオスは好きを見せないようにアイマンと戦った。
ひたすら切り合った。
エニスとテオスは疲弊する。相手にも好きがない、倒せる気がしない。もう、体力が尽きてしまう。しかし、エニスとテオスに引くという選択肢はなかった。
ロストは軍に捉えられ、兵士として軍役していた。
最後の戦争、勿論ロストも参加する。ロストはアカレファール側の警戒を任された。
ドドドドド!ボッカーン!高性能な銃弾と砲撃で、ライセンファールから先制攻撃を受けていた。
キンッキンッ!ライセンファールは剣も強い「ぐぬぬ。」あのロストがやられ気味だ。
パーン!
ロストは銃撃で殺られた。
ボッカーン!ボッカーン!アカレファール側は持ってないような強力な兵器で爆撃が鳴る。
ジジッ
私は、アジアの解放のためアカレファールに協力した友好諸国に対し、遺憾の意を表明せざるをえない。
アカレファール臣民も、戦死したり、職場で殉職したり、不幸な運命で命を落とした人、またその遺族のことを考えると、悲しみで身も心も引き裂かれる思いだ。
また、戦争で傷を負い、戦禍を被り、家や仕事を失った者の生活も、とても心を痛めている。
これからアカレファールはとてつもない苦難を受けるだろう。
臣民みなの気持ちも、私はよくわかっている。けれども私は、時の運命に導かれるまま、耐え難いことにも耐え、我慢ならないことも我慢して、未来のために平和を実現するため、道を開いていきたい。
「何て放送なんだ。戦地の皆に早く伝えなければ。」
「戦闘を止めろー!撤退だー!」「撤退!?何でだよ!」とテオス。
「戦争は終わったんだ!」
「戦争が、終わった?」膝から崩れ落ちるエニス。
「唐突だな……」
「ラナを連れて撤退しよう。」
モンシャックスは撤退した。
そして、戦争が終わった。
その後………
国は非戦闘を掲げた。
エニスとラナは付き合った。
そして結婚し、飲食店を開いた。
テオスは自衛隊に入り、充実した日々を送った。
剣はいつの間に、人格を失っていた。




