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奴婢

作者: 錫 蒔隆

    金のために、時間を浪費する。

    金のために、存在を磨耗する。

    金に縛られ、金に踊らされる。

    夜は更け、短い余暇が終わる。

    「眠り」 全細胞は死滅する。

    細胞の転生 継続を錯覚する。

    朝が来て、長い苦役が始まる。

    金のため金のため金のために。

    働けど働けど働けど働けども。

    金の奴婢として生きつづける。

    みなうまれながら得る終身刑。

    檻から出るときも奴婢のまま。

    石造りのあらたな檻のなかで。

    奴婢として死につづけている。

    未来永劫、脱けることはない。

    腐りきった軛で悶えつづける。

    あしたからまた仕事仕事仕事。


    わずかな余暇のために生きる。

    わずかな余暇で、詩をつづる。

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