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魔剣使いの異世界漂流記  作者: 月見なる
第0章 交わった二人の道
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1. 空からの流星(俺)

拙い文章で申し訳ありません。

必死に考えながら書いてます

「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


俺、藤堂 奏汰は空を舞っていた。

周りの景色は綺麗な水色だ。

スカイダイビングなんて人生初めて。

あはははははは。体が風で冷たい



(…………………………………)



「なんで! 転移先が! 空なんだよーーーーーー!」



そりゃランダムって聞きましたけれど!

納得しましたけれどぉ!

町外れとか草原とかを想像してたのに!

まさか、体が空中にあるなんて思わないでしょ!?



「助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」



全力で叫ぶ。しかし、周りには誰もいない。

救いを求める俺の叫びは、(むな)しく消えていった。


このとき、神界の神様がランダムな転移先に大爆笑していたのを奏汰は知らない。



「なにか、なにか!」



俺は必死に考える。

地上には、大きな湖と広がる森、森、森。

このままじゃ、死ぬ!確実に。

湖に落ちても、この高さは即死確定!

日本で死んで、異世界でも死ぬってなんなの?

俺、呪われてるの?

必死の思考の末に思いついた案を実行する。


「『ステータス』!」


俺は、自分が持ってるスキルを起動する。

どうやら、声でも発動するようだ。

空中に若干透明で青いウィンドウが現れる。



<プロフィール>

名前:藤堂 奏汰

性別:男

年齢:15

種族:人族

称号:異世界人


<能力値>

Lv 1

攻撃力:10

防御力:10

魔攻:10

魔防:10

魔力:500

魔法適正:0

魔法属性:無


<スキル>

「ステータス」「鑑定」

「格闘術 Lv1」「料理 Lv4」

<ユニークスキル>

「魔力の世界」



ウィンドウに自分についての情報が表示される。

俺は、表示された情報を見ながら考える。

ステータスは、魔力が他より50倍というチートで他は10と書いてある。

魔法適正0。えっ?俺、まさか魔法使えないの?

属性は「無」!? 無属性?それとも無し?

どっち?


俺は、絶望する。異世界にせっかく来たのに魔法が使えないなんて。

魔法使えないんじゃ、なんのために異世界に来たんだよ、俺。

「ファイア」とか使いたかったのに……


「他に! 他にはっ!」


スキルを見る。神様の言われた通りのスキルが揃っている。

「拳闘術 Lv1」って殴り合いのスキルじゃん………

けど、この状況で意味のないスキルだ。


「「魔力の世界」ってなんだ!」


そう言った瞬間に、ウィンドウに矢印が表示される。

タッチすればいいの?


俺は「魔力の世界」の文字をぶれる指でなんとかタッチする。

すると、「魔力の世界」に関する情報が表示された。



「魔力の世界」

魔力を自由自在に操ることができる統合スキル

統合されているスキル一覧

・魔力変換

・魔力吸収

・魔力譲渡

・魔力操作

・魔力鑑定

・魔力上限突破



すごっ!?

なにこれ、いっぱいスキルあるじゃん。

世界ってついてるからには凄い能力に違いない!


「今使えそうなものは………魔力操作!」


勘で即座に魔力操作をタッチする。


「魔力操作」

自分の中に存在する魔力を自在に操ることができる。

また、触れている対象の魔力も操ることができる。

基本使用例)拳に魔力を集めて強化する。


これは使える! 身体強化に使えるのか。

このスキル、他にも応用が利きそうかも………

後から要検証だ


下の景色を見る。

俺は湖に落ちるらしい。地面よりかはマシだ。

眼を閉じる。集中すると、魔力の流れっぽいものを体の(なか)に感じる。


湖に落ちる寸前、自分の体の隅々に魔力の流れを通すようなイメージを持つ。

すると、体がほのかに光り始める。

もちろん、ありったけの魔力 500を一気に使い切った。


奏汰はこのときは知らないが、一気に魔力を使用したため魔力制御が(おろそ)かであり、漏れた魔力が薄い魔力障壁を生みだしていた。


(これで助かるかはわからないけど、やらないよりかはま…………)


瞬間、体が湖に叩きつけられた。

湖から噴火するように水しぶきが上がる。



………いってぇぇぇぇぇぇ!



首に魔力を重点的に集めて体全体を強化し、湖に衝突した結果、全身に激痛が走った。

急いで湖から顔を出そうと水を()く。



「ぷはぁぁぁ!」



俺は顔を水面から出した。

急いで湖から出なければいけない。(さいわ)い、そこまで陸地と離れているわけでもない。


そう思ったとき、倦怠感(けんたいかん)が俺を襲った。


「なん…だ……これ……」


体に鉛を取り付けられたような感覚に驚愕する。

それに、衝突時の痛みもまだ(おさ)まってない。

体が思い通りに動かせない。

ダメだ、眠い………


このままでいると窒息して死んでしまう。

異世界に着いて即死亡、なんていやだ。

死に物狂いで手と足を動かす。どんどん、意識が薄れていく。


結果的に、地面に体を横たえることには成功した。

安心感が心を満たす。

立とうとするが、指一本満足に動かすことができない。

もう限界だ。


「や…ばい…」


 呟いた瞬間、俺は意識を失った。





………ピン!

ステータスウィンドウ横のログに文章が追加された。


<称号> 「人族史上初のスカイダイバー」を手に入れました。

面白くしようと考えてます。

シリアスな展開も頑張って書いていきたい。

そう思う、今日この頃。


カナタの料理スキルのレベルを3から4に変更

文章をちょっとだけ修正。

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