2話 心読んじゃダメ絶対
「…ここは何処だ?」
「ここは クラン城の1つの部屋でございます 今我が国危機に瀕しており お姫様と10人の王宮魔術師の勇者召喚を行ったところ 無事成功しあなた様が召喚されました」
えっ この鎧から滲み出るムキムキ野郎 聞いてないことまで話し出したんだが それになんだ 召喚って それにそこの姫であろうメロン2つを所持した綺麗な女性に聞いたんだが まぁ とりあえず
「危機とはどういうことだ? 召喚された私は一体どうすればいい」
うはww超俺カッケーww 口調がヤバイww お姫様もこれには惚れっぼれしょww
「…い 今 私の国では財政破綻と他国の侵略にあっており(ry」
うん 長いからカットだ まとめれば 財政破綻してるし 侵略も来てるし 私達じゃどうにも出来ない よーし 勇者召喚しちゃえ☆ってことなのか しかしどうしたら勇者と判断できるんだ?
「勇者は 強力なギフトを所持しており 他人よりも身体能力が高く一人でドラゴンをも打ち倒すと言われております」
…うん 異世界物はよく読んだことがあるから知ってるが つまり内政チートと普通のチートしてくださいってことか
やだわ 辞世の句を読んでこの命尽きるか
この世の名残 夜も名残 死にに行く身をたと「待ってください! どうかこの国を助けて下さい」
なんだ今さっきからこのお嬢ちゃん 人の気持ちを読んできやがってほんと一体どうなってんだこの国の教育は 人の心は呼んじゃいけません位教えておけよ それぐらい常識? …えっ 人の心読めるの?
「はい 気付かれたようなので お伝えしますが私 人の心読めるんですよね というよりかは 召喚士は被召喚物の心が読めるようになっているんですよ だから私の体を見て興奮したこととか全部聞こえていました」
あぁ 終わった 人権も何もありゃしない 何だってこんなめに「あぁ でも接続解除って念じたら意思は通じないようになって「接続削除!」…おります」
ふむ ほんとにこれで何も聞こえてないのか? よし おいそこのメロン姉さん バインバインですなww どれひとつ私に触らせておくれww
「…何も聞こえてないか?」 これで聞こえてたら終わりだな
「えぇ 聞こえてないですね」
俺 の 時 代 始 ま っ た !