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終わりで始まり
「もしもし わかりますか?」
大崎 明は呼ばれた気がして起きてみると
質素な室内 足元には 大きな円 回りを取り囲む 大きな男と 綺麗な女性
(…なんだこれは?)
明は この日は家に帰ってすぐに眠りについたはず なのにこんな現象が起きるということは
「あぁ疲れてるんだ もう一度寝よう」
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「あのー すみません 起きてもらってもよろしいですか」
(ん? 何故か布団が硬い それに一体誰だこんな可愛い声のアラームをセットしたの…は…?)
明が瞼を開けると そこにいたのは とても綺麗で慎ましくもオーラのある女性と 鎧を着た屈強な男達であった