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まさかミルがいるなんて思わなかった。
しかも、シンが取り付いている?ようだ。
「ミルから離れてくれないか?」
「フフフ、アン…君の姫巫女を聖竜賢者はいたく気に入っているようだね。」
「お父様…余計な誤解を産む前に説明なされた方がよろしくてよ…。」
アンノルファイが少し冷たくシンに返事を返す。
「やれやれ、久し振りに3人の子供達と会えたのだから少しは会話を楽しんでもよかろう?」
「3人?」
「さすがの君も知らなかったみたいだね?
君と共にあるその槍は我が子ルナそのものなのだ。
ルナは世界に干渉するため…我々神は直接手を出せないのでね…神器に身を変えたのだ。
ただ、制限が多くて思う様にならないのだがね。
制限についてだが手にする者がが神に近づけば解除されていく。
君の能力や知識がアップすると会話出来る量が増えただろう?
それは君が神…ルナに近づいたからだ。
ルナに近づけば近づくほど出来るコトが増える…君を誘導しやすくなるわけだ。」
「ふうん…それはともかくとしてだ!
ミルから・は・な・れ・て・くれないか?」
「…答えはNOだ。」
「なぜ?」
「君を試す。君はこの世界への影響力が強過ぎる…。そんな我々の懸念を払拭し、我々と歩むコトができる出来る存在かどうかを。」
「”いい子”をする気は無いよ。」
「判断をするのは我々だよ…構えなさい。」
ちっ…ミルの体で戦う気か?