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猫耳姫巫女と聖なる槍の担ぎ手と  作者: 三歩
暗躍をやめて表舞台でやりたい放題の巻
53/72

5

ミルが語ります。




1週間前のことなの。

ミルは夢の中で女神アンノルファイにお会いしたの。


「1週間後に中央山脈にある神殿に行きなさい。

姫巫女としての試練が待っています。」


って女神様はミルにお告げになられたの。

ついに…私にも来たの!

すぐに飛び起きてミルはお母様のところへ向かったの。

夢の話をすると、お母様は難しい顔をしてお母様が挑んだ試練のことをお話してくれたの。



お母様はアンノルファイ教団で司祭になるべく修行をしていた14歳のときお父様が一目惚れして結婚を申し込んだことにより巫女姫となったの。

その数年後に今の私のように神託を受けて試練に向かったのだけど…。


「私には無理だったけど、ミルなら大丈夫よ。」

「うん…。」


でも…。

まさかこんなときに来るなんて…。

今、大きな大きなコータの計画の…。


「コータさんなら絶対大丈夫っていってくれるわよ。」


心が軽くなる…お母様に相談してよかったの。

すぐにコータの寝室に向かって、(ぐっすり寝ていたところを叩き)起きてもらって正直に話したら、


「やっぱり来たか…神託。」

「予想してたの?」

「俺じゃないよ…メリッサさんが少し前に”姫巫女の試練”のこと話してくれたんだ…。

多分、そろそろ…このタイミングで来るんじゃないかって気にしてたんだろうな。」


…本当にお母様!

ありがとうございます。


「こっちの計画は大丈夫だよ…俺が大丈夫にするから!

ミルは自分の試練に全力でチャレンジしてみな!」


うん!頑張るの!



ああ…アンノルファイ様!

コータとその仲間達に加護を!

祝福を!

「聖竜賢者」と呼ばれて今や大陸中に知らない人はいないくらいの超聖人だけど…。

コータは…私のためなら(ぽっ♡)…無茶しすぎるから…。



だから女神様!お願いなの!


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