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猫耳姫巫女と聖なる槍の担ぎ手と  作者: 三歩
暗躍をやめて表舞台でやりたい放題の巻
52/72

4

俺の心の中…つまり、心ポケットにクーが巣を作ったらカード魔法が使えなくなってしまった。

その可能性は思いついてはいたのだが…。

俺は普通の人と違ってカード魔法がたくさん心ポケットにはいる。

そんなカード魔法チートなのでなんとかなるんじゃ無いかと思っていたけど…。

やっぱりダメだった。

これは後でわかったのだが、普通の人では心ポケットに「竜」の真音を入れることはできないらしい。

つまり俺だから巣を作れたのだ。

みんなには「カード魔法が使えなくなってしまったのは痛いな」と言われた。

が、そんなことはなーい!

俺は昔からペットを飼いたかったんだから!

クレアには「論点がずれてない〜?」って言われたけど。

とにかく可愛いんだよクーは!

まあ、お城でクーとじゃれるとチョット怒られたりしたが(訂正…ホントは、かなり怒られました、です。)。



魔力を紡き練る。

リハーサルなしで魔法の呪文を詠唱をする。


「【浮】【幕】!」


イメージは魔法のじゅうたんだ!

クレアの特訓のおかげで結構いろんな魔法を発動できるようになった。

今は詠唱魔法を使い空を自由に飛べるようにした。

ミルに荷物を移すのを手伝ってもらってからミルとじゅうたんに飛び移る。


(クー戻れ!)

(はーい!)


クーは金色の粒子となり俺の中に溶け込んでいった。

少し先に建物が見える。



あれが目的とする神殿のようだ。


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