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猫耳姫巫女と聖なる槍の担ぎ手と  作者: 三歩
暗躍をやめて表舞台でやりたい放題の巻
49/72

聖竜賢者と姫巫女の試練 1

再開いたしました。

楽しんで頂けると嬉しいです。

もう3年が経ったのかあ…。


俺、月影光太…今はコータ・マウアー…がこちらの世界にきて3年が経過した。

…ホント、早かったな。


3年経ったことで、こっちの世界にきて子供になってしまっていた俺の身体はそれなりに成長した。

来た時の俺は10歳…いい加減な話しだがミルが10歳だったのでそうした…のチビッコだったが今は身長が160cm近くにまで伸びた。

昔の…子供の頃より身長の伸びが大きいような気がする。

環境のせいかな?

それに昔より身体つきは、かなり引き締まっていると思う。

これは主に武術の師匠のおかげだろう。

ちなみに、俺には3人の師匠…武術、魔術、呪術の師匠がいる。


武術の師匠はグレンおじさん。

ファイガード国王の側近であるマウアー公爵であり、俺の保護者でもある。

王様の近くで立っているだけならどこにでもいる普通のおっさんなんだけど、昔は「ファイガード王国にこの人あり!」とまで言われた程の剣の達人であったそうだ。


魔術の師匠はエルフのエ・クレア。

魔法が得意なことで知られるエルフの有力部族”エ”族の魔術師。

昔からファイガード王国と付き合いがあるらしい。

俺がこの世界の知識を欲したため王様が呼び寄せたのだ。

俺専属の先生兼メイドだったが、今はメイドのほうは辞めて魔術を主に教えてくれている。


呪術の師匠はゼック老人。

3年程前に、ある魔人に強要されて俺を「黒竜の怨念」という子供でも知っている恐ろしいカード魔法で呪いながらも、俺を救ってくれた恩人だ。


この三人の師匠に共通しているのは「妥協」とか「手加減」とか「弟子の人権」とかいう言葉を脳味噌に書き込みエラーしているところだ。

…コレハワルグチデハナイ!

よく生きてたな俺!って思ったことが何回あったことか…。

あともう一人(?)師匠もどきがいるが、これはどうでもよいので割愛する…痛てて!こら!!




ヒュー…


風を切る音が耳に気持ちいい。

今、金竜のクーに乗って空を飛んでいる。

クーに乗って空を飛ぶのは本当に気持ちがいいのだ。

空を飛んでいるときはクーの周りは竜気で包まれるので風も冷たさもあまり感じない。

しかも後ろにミルが乗っているのでデートしている気分だ。


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