眠い空間のなかでの対面(3)
感謝・感謝です!
(まあ、話を戻そう。ダレ?はもういいや。ドコ?の話をしてくれる。)
自分と抱き合ってるって…正直変。
周りを見渡すと、今いるのは直径10mくらいの光る球体の中みたいだ。
外がうっすら透けて見えるけど様子はよくわからない。
(まあ、槍から散々逃げ回ったからどこにいるのかよくわからん。…因みにこの球体は「聖なる槍の結界」だと思う。この中で封印されて一生を過ごすのさ。)
(…今さらりとすごいことイワナカッタ?封印?出られない?
ハッ!俺がこうなった理由がまだわかんないままだった!)
(この状況で案外平気だなあ、たぶん…槍の力が強過ぎたんじゃないかな?…大魔王クラスを封印する力を俺みたいなペーペーに使ったから…だから写しの世界にまで影響を…。まあ、この辺は俺も全然わかんないから推測だけどな。)
(そうか…つまり…全てはこの槍を使ったやつのせいか!)
(そこで、オレを恨まないところがオレの写しだよな。「ザ・責任は他人にあり」思考!)
(くうっ、責任者出てこいー!ってくるわけないか。)
((グスン…ゴメンなさい(泣)))
あれ?なにか女の子の声が聞こえたような。