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こうして世界は平和に――

魔王を討伐するために旅立った勇者一行。

数々の試練を乗り越え、手ごわい敵を倒し、険しい山々を攻略し、苦難を乗り越えてきた。

順調だったわけではない。

時には価値観の相違や個々の抱える問題により、それぞれの絆が途切れそうにもなった。

だがその度に互いの絆をより深めていった。

互いの心と心をぶつけ合い、より深い絆をもった仲間へと進化していったのだ。

既に旅立って半年、その絆は微塵も揺るがない強固のものとなっていた。


そして勇者一行は魔王城へ進む前に、最後の寄り道としてとある遺跡に向かった。

遺跡の名は『希望の遺跡』


――どんな願いでも叶える魔人が眠っている遺跡だ。





「ついに最深部に辿り着いたね」


そう言ったのは戦闘を歩いていた若い男だ。

名前はアベル。

アベル・ヴィルヘルム。

勇者ヴィルヘルム一族の血を引いた今代の勇者だ。

強烈なリーダーシップによりこのパーティーを率いてきた。


「ここに魔人がいるんだよね、お兄――じゃなかった勇者様」


勇者に話しかけたのは、勇者と同じ程の体躯を持った少女だ。

髪の色もアベルと同じく紅い。

名前はミリア。

ミリア・ヴィルヘルム。

職業は武道家。

アベルの妹である。


「こんな所に魔人なんていんのかよー? ここまで来て何もいなかった、じゃ水の泡だろ」


そう言って軽い口振りで言ったのは大男だ。

その体の全身に強固な鎧を纏っている。

ギュンター・リヒルト。

職業は戦士。

性格は不真面目と言ってもいいが、戦闘に入ればどんな時でも体を張ってパーティーを守る守備の要である。

ちなみにヴィルヘルム兄妹の幼馴染でもある。


「ワシが掴んできた情報じゃぞ? 間違いなんてあるまい」

「ばーさんの情報じゃあなぁ……」

「ばーさん言うな! まだピッチピチじゃ!」


ギュンターの言葉に顔を真っ赤にして答えたのは、深い緑色のローブを被った少女だ。

いや、幼女と呼ぶべき歳か。

しかしこの幼女、見た目は幼いが自身にかけた不老の魔術により既に100年は生きている。

シャル・ローゼンライト。

伝説の魔術師である。

アベル達が受けたクエストの途中で仲間になり、それ以来行動を共にしている。


「ギュンター、シャルちゃん。喧嘩は後にしよう」

「へいへい、相変わらず優等生ですねー」

「ばーさんじゃない……ばーさんじゃない……」


軽口を叩く男と、遠い目をしつつ呟く少女を見つつ、アベルは苦笑する。

そして視線を前に向ける。

視線の先には本は一冊。

魔人を呼び出す為の本だ。


(これで……魔王を倒せる!)


アベルは父親の残した言葉を思い出す。

かつて勇者として旅に出た父は既に死亡している。

魔王との最後の戦いに敗北したのだ。

最後に行った『オルクルの村』で父と同じパーティーにいた魔法使い・ライオット。

彼はアベルにアベルの父の最期の言葉を伝えた。


――魔王は倒せない


ライオットが語った父の言葉はアベル達に深い衝撃を与えた。

次いでのライオットの言葉。


――魔王は私達とは別の次元の存在だ。

――上位次元の存在。

――同じ次元である存在でしか、傷すら負わせることが出来ない。

――私達人間には無理だったんだ。


だとすれば倒す方法は無いでは?

絶望がアベルの心を包む。


――私達人間が上位次元と同じ存在まで昇華するのは不可能だ。

――世界はそういう風に出来ている。

――だが逆に

――魔王を私達と同じ存在まで引き摺り下ろせば

――勝てる。

――私には時間が無い。

――魔王によって受けた傷は浅くない。

――だから私が出来るのはここまでだ。

――ライグル大陸北に存在する遺跡へ向かえ。

――そこに願いを叶える魔人がいる。

――後は頼む、息子よ。

――ミリアと仲良くな。


父の残した最後の言葉。

アベルは深く父親に感謝しつつ、遺跡に向かった。

全ては魔王は倒す為に。

世界に平和を。



■■■



「――我が前に姿を現せ、魔人――グルガよ!」


右手に本を持ち、アベルが呪文を唱える。


「……あ! 本から煙が!」

「ひゅぅ、本当に魔人がいやがんのか」

「濃密な魔力じゃ」


アベルの背後の三人が各々構える。


「我勇者の血を引きし者なり! ラ・ルダール・フェノミナン!」


強い意志を込めた詠唱。

それに呼応するかの様に、煙が人の形を取っていく。



「――人間か。よくぞここまで来た」



煙は褐色の肌をした少女の姿で言った。

その言葉一つ一つの魔力が篭っているのか、空間が揺れる。


「汝、願いを」


(……父さん)


脳裏に浮かぶのはここまで導いてくれた父の姿。

魔王を倒す。

その為に。


背後を振るかえる。

仲間達がこちらを見ている。


「みんな」

「うん、お兄ちゃん」

「分かってるぜ」

「早うせんか」


仲間達の笑みに力づけられる。


「――魔人よ! 我願う! 悪の根源たる魔王を――我ら人間と同位の存在へと堕とし願う!」


心からの願い。

魔人の瞳が揺れる。

魔人は口を開き、願いの受諾を――



「私の願いはお兄ちゃんとの結婚できる世界!」

「俺は10歳以下の女の子とも結婚できる世界にしてくれ!」

「ワシの胸を大きくしろーー!!!」



する前にアベルの背後の仲間達がそれぞれ大声で叫んだ。


「「……へ?」」


アベルと魔人の言葉が重なった。

両者共に、間の抜けた声。


「え、えっと……どの願いを叶えれば?」

「魔王だよ魔王! 皆何言ってるの!? ここに来て一体何言ってるの!?」


困惑した魔人の声と仲間達を振り返り、更に困惑した表情で詰めよるアベル。

まずは妹に。


「何ってお兄ちゃん。私はお兄ちゃんと結婚したいだけだよ?」

「何その僕がおかしいみたいな顔!? え、結婚!? 何で!?」

「そりゃ好きだもん」

「いや、僕も好きだけど!」

「やた! これで何の憂いも無く結婚できるね! 後は魔人さんに合法的に兄妹が結婚できる世界を作ってもらうだけだね!」

「妹としてだよ!? え、何!? どういう事!?」


混乱したアベルは魔人に問いかける。


「あははー、私に言われてもー。これってきんしんそーかんってやつですか?」

「違うよ! な、何かキャラ違うね?」

「まあこれが素なんですよー。さっきのは演技です」

「そ、そうなんだ」

「じゃあ、血の繋がった兄妹が合法的に結婚出来る世界を作る――願い、受諾しました」

「しちゃ駄目!」


思わず魔人の口をふさぐ。

そしてアベルは友人であるギュンターに視線を向ける。


「おいミリア。お前一体何言ってるんだ? 兄妹で結婚とか……」

「そうだよ! もっと言って!」

「そんな下らない願いより、俺の幼女結婚だろ?」

「だから何でそんな真面目な顔で言うの!? どうしたのギュンター!? 君に何があったの!?」


友人の異変に戸惑いを隠せないアベル。

大してギュンターは涼しい顔だ。

自分の言葉が絶対的に正しいと思っている顔だ。


「何があったって言われてもなぁ……俺って前からこうだぜ?」

「そんなわけないよ! だってギュンターは普通に僕の友人で、どんな時でも僕の親友で頼りがいがあって、近所の武器屋のおじさんの孫のリーナちゃんと遊んであげる様な心優しい……え?」


ふと自分の言葉に何かを見出す。


「ね、ねえギュンター? よくリーナちゃんと遊んであげてたよね?」

「ああ」

「あれってさ、やっぱり妹を可愛がる、みたいな感情だよね? 僕がミリアに対して向ける感情みたいな?」

「むぅ、私はお兄ちゃんの事、異性として好きだよ?」

「ミリア黙って。ねえ、ギュンター?」 


何かを願うような視線と言葉をギュンターへ。

ギュンターはそれにいつもの快活な笑顔で答えた。



「下心全開に決まってるだろ? ハハッ」

「クソがッ!」


何の迷いも無い笑顔に思わず毒づく。

魔人が興味深い物を見る目でギュンターを見る。


「はー、ロリコンってやつですねー」

「ああ、まあ10歳以下限定だけどな、ハハッ」

「もうギュンターも黙って!」


聞き訳だけはいいミリアとギュンターはアベルの言葉に従い沈黙する。

こういった命令の潤滑なやり取りが今までこのパーティーを戦いを勝利へと導いてきたのだ。


「やれやれ……」


そんなやり取りを見ていた、シャルが口を開く。

聞いていられない、といった顔だ。


「シ、シャルちゃん……」

「あまり情けない顔をするな、勇者よ。お主はワシが認めた男じゃ。シャキっとせい」

「シャルちゃん……!」


いつもの皮肉気な顔のシャルの言葉はアベルを正気に戻した。


「ありがとう、シャルちゃん……僕ちょっと混乱してたよ」

「ふふん、礼なぞよい」


ツンと顔を背けながら頬が赤いシャル。

いつものやり取りである。

そしてミリアが「んー! んー!」と不満げな顔で睨むのもいつものやり取りの一つである。

だが、ミリアがリアルに兄を好きだと分かった今は、いつもの可愛らしい嫉妬で済ませない。

冷や汗をかきつつ、とりあえず妹の事は隅に置く。


「お主らも落ち着け。願いが叶うと知って分相応な欲が出てくるのも分からんではない、それが人間というものじゃ。じゃが、ここに来た目的を思い出さんか」

「……」

「……」

「シャルちゃん……!」


バツの悪そうな顔で落ち込む二人。

アベルはシャルを眩しい顔で見つめる。


(ああ……やっぱりシャルちゃんはこのパーティーの要だ! いつも子供とは思えない言葉で僕達を冷静にしてくれる!)


ちなみにパーティー内でシャルが100歳を超えていることを知っているのはギュンターのみである。

アベルはいつも『子供なのに凄い』とシャルを尊敬している。


「アベルよ。ワシが代わりに願いを言おう。お主は少し休んでおれ、疲れたじゃろ?」

「うん、そうするよ」


妹と友人の普段とは違った部分を見せられたアベルは言葉に従って床に座った。

精神的にかなりのダメージを受けたのだ。

下手したらこのまま旅を続けることが出来ないかもしれない。

主に旅の途中で妹が自分に向ける視線とか。

主に旅先で村の子供と遊ぶギュンターを思い出してとか。

それらについてこれからどうするか考えなければならない。


「コホン、よいか魔人よ」

「はいー、いいですよー」

「では大魔道士シャル・ローゼンライトが告げる! 魔人と我の願いを叶えたまえ!」


詠唱の言葉に魔力が篭っていく。 

そして願い


「――我に豊満な胸を!」

「はい、分かりましたー」

「分かるなァァァァァッ!! シャルちゃん! 君まで何言ってるの!? さっきの『ワシの胸を大きくしろ』ってやつ! あれ僕の聞き間違いじゃなかったんだね!? 聞き間違いであってほしかったのに!」


畜生!と壁を叩く。


「ち、違うぞ? この願いを叶えることでな、ワシの魔力がすんごいことになるのじゃ、マジで」

「本当に? それ本当? 僕の目を見て言える?」

「……本当じゃぞー」

「目を反らしたッ!」


齢百年を超える魔道士は嘘が苦手である。


「……フゥ」


アベルは自分を落ち着かせる様に大きく深呼吸した。

そして視線を仲間達に。


「ねえみんな? 分かってるよね。僕達の旅の目的を」


諭す様に。

願う様に。


「……」

「……」

「……」

「あ、もう喋っていいから」

「うん、分かってるよ! 魔王を倒して世界に平和を!」

「何今さら言ってんだよ? 魔王を倒して子供達が平和に暮らせる世界にすんだろ。あの時村で誓いあったじゃねーか」

「ま、ワシはお主が気に入ったからついて来ただけじゃ。……しかし魔王は気にいらん、何が世界最強じゃ。世界最強の魔道士はワシじゃ」


それぞれ「何を分かりきった事を」といった顔である。

アベルはそれを見て、嘘はついていないと思った。

それぐらい見抜けないほど付き合いは短くない。

仲間達は全員、魔王を倒すという意思を確として持っていた。

まあ、先ほどの願いを聞いてからだと、ギュンターの言葉に何かしらを邪推してしまうが。


とにかく全員の意思は統一されていた。

改めてアベルは全員に問う。


「魔王を倒す為には、魔人の願いによって魔王を僕達と同じ存在まで引き降ろさなければならない、分かるね?」

「うん!」

「ああ」

「ま、そうでもせんと倒せん、というのが気に喰わんがの」


全員頷く。


「それを踏まえた上で皆に聞くよ? ――僕達の願いは」


アベルはその視線を仲間達へ向け言った。

どんな時でも最後は皆一つになった。

仲違いした時も、絶望に打ちひしがれた時も――最後は皆の心が一つになって状況は打開された。


(ああ、そうだ。僕達は一つだ)


アベルの視線を受けた仲間達は、それぞれ笑みを浮かべた。

『ああ、分かってるさ。俺達は一つ』

みなの顔がそう言っている。

そして仲間達が口を開く。

その言葉は、合図も無いのに同時に発せられた。



「お兄ちゃんの子供ーー!」

「世界中の幼女は俺のもんだぁぁぁぁ!」

「ワシをボンキュッボンのチャンネーにするんじゃぁぁ!!!」



全員とてもいい表情で叫んだ。

そして内容が酷くなっていた。


「だ・か・ら! 僕の話聞いてたの!? 魔王を倒すには願いが必要だって!」


若干半泣きになりながら、叫び返す。

それを見た魔人が妙な母性を発揮して、いそいそとアベルの涙を拭いた。


「でもね、お兄ちゃん」

「何!?」

「もし私の願いが叶うとするでしょ? 多分私そうしたら魔王倒せると思うの」

「……一応聞くけどなんで」

「愛だよ愛! 私とお兄ちゃんの愛で世界は救えるよ! 魔王さんも『フフッ、これが愛の力か』って言って消えるよ、多分」

「何の根拠も無いねッ!」


アベルの半泣きに弱キレが追加された。 


「だったら俺だろ! 俺の幼女に対する愛はスゲーぞ? 仮に世界中の幼女とチュッチュ出来るなら、俺は確実に魔王を倒せるぞ? むしろ神すら殺せるね」

「もうギュンター……君は僕の知ってるギュンターじゃないんだね」

「あ、一応言っておくけど、その幼女の中にはあんた入ってないからな、ばーさん」

「何でじゃ!? あ、いやまあ構わんが……じゃがワシもピチピチじゃ! そこは否定するでない!」

「シャルちゃんは……何でその願いなの? 一応」


半泣き弱キレ虚無状態のアベルが尋ねる。

シャルは胸を張って言った。


「ワシとこやつらを一緒にするでないぞ? ワシの願いが叶うじゃろ、ワシがボンキュッボン。凄い美人。最強。魔王『シャル様の様な美しい方には適わないですぞ~』。魔王死ぬ。ハッピーエンド。アベルと一緒に暮らす」

「……」

「あ、いや最後のは勘違いするでないぞ? あくまで研究の為じゃ、勇者の……そのあれじゃ。遺伝子? それを研究するんじゃ、マジで」

「あ! これってツンデレってやつですよね! わ、初めて見ましたー」


アベルは各々がそれぞれの意見を主張する中、現実逃避をするかの様にフロアの隅に向かった。

そこで体育座りをして、壁を見つめる。


「お、お兄ちゃん? どうしたの? お腹イタイの?」

「いやミリアのせいだろ? 普通、妹にリアルで好きって言われたらヒクぞ?」

「お主もじゃ! 親友と思ってた男が度し難いペドフィリアじゃと分かったんじゃぞ? 精神が崩壊してもおかしくはない」

「別に隠してたつもりはねーんだけどな」

「私だってそうだよ! 昔から好きって言ってたよ!」


背後の声を無視しつつ、壁を見つめるアベル。

そんなアベルを見ていられなくなったのか、魔人が挙手する。


「はいっ! ここで私から提案があります!」

「なんじゃい。部外者は黙っておらんか」

「そうだよ! これは私達の問題だよ!」

「ああ、悪いけどな」


そんな仲間達は次の魔人の言葉に黙らざるをえなかった。


「――その問題を解決出来るとしたらどうです?」


アベルを含めた全員の視線が魔人に向かう。

あまりたくさんの人間の前に出たことが無い魔人はその視線に少し照れた。


「え、えっと……皆さん全員の願いを叶える方法があります!」

「ほんとに!?」

「でも願いは一つだけなんだろ?」


ミリアのギュンターの言葉に魔人はエヘンと誇らしげに笑いこう提案したのだった。



「――願いを増やしましょう! 取り合えず五個くらいに増やしますね?」

「「「「やったー!」」」」


アベルを除く全員が諸手を挙げて喜んだ。

アベルは、


「出来ちゃうの!?」

「ええ、まあ」

「何で出来ちゃうの!? 普通は無理でしょ!?」

「それは私がすごーい魔人だからです、エッヘン」


魔人は自慢げに笑った。

仲間達は互いに手を取り喜びあう。

そう、問題は願いが一つだけ、という事だったのだ。

それが解決した今問題は無い。

アベルは安堵した。


(良かった……これで魔王を倒すことが出来る)

(そしてミリアの願いも、ギュンターの願いも叶う)

(シャルちゃんの願いも……ハハッ、魔人様々だ)


あわや仲間の絆に亀裂が走るような出来事だったが、これにて一見落着だろう。

そう皆の願いが叶い、世界に平和が――



「――訪れないよ!? ああ、全然解決してないじゃん!? 皆の願いが適ったら恐ろしい世界になるよ!」

「何言ってるのお兄ちゃん、愛の世界だよ?」

「ああ、愛だよな」

「まあ愛じゃな」

「愛って素晴らしいですねー」

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