表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
scene_00X  作者: 細井真蔓
9/12

scene_009

   scene_009


 【場所】

 木積通スポーツセンター前路上


 【人物】

 安達光臣あだちこうしん・9歳・小学生

 三津麟太郎みつりんたろう・9歳・小学生



「豹次はディアゴ余裕だろ」

「いや、ぜったいディアゴ」

「だってディアゴ武装壱種も持ってないしワンパン余裕じゃん」

「スタンバレットあるじゃん。動き止めれるから」

「いや基本壱種持ちか弍種持ちだし。それ以外ザコだし」

「冥月持ってないじゃん、武装。最強神僕なのに」

「あれは神僕だし」

「なら昔の毘堂先生も持ってなかったじゃん。てか昔のゼロ世代全員持ってないけど?」

「まあ……毘堂先生はチートだから」

「ぜったいチートだよね、毘堂先生。ありえない動きしてるもん。シュンシュンッ! シャキッ!」

「恋蘭と闘ったときほぼ消えてたよね」

「恋蘭のラブミーアウト効かないの毘堂先生くらいじゃね? 男だと」

「まあ闘ったってか遊んでただけだけど」

「いや、でも逆にディアゴならいけるくね?」

「あ、スタンバレット!」

「一瞬でも止めたらディアゴの勝ちじゃん」

「マジか! やば。ディアゴ最強くる?」

「ほら、やっぱディアゴじゃん」

「いやーでもなー毘堂先生はそういうのじゃないからなー」

「じっさい止まるじゃん。スタンバレット! 貴様の微粒子は運動をやめる……」

「いやーでもなーいまの毘堂先生は全種持ちだからなー」

「全種関係なくね?」

「でもなー毘堂先生小指で神僕倒したしなー」

「あった! あれやばすぎ! 悪いね……僕の小指がおてんばで……シュシュッ! ジャキンジャキン!」

「悪いね、じゃなくて、すまないね……だろ」

「どっちでもいいじゃん。てか、おてんばって何?」

「知らね」

「けっきょく最強毘堂先生じゃん。強すぎるしナシにしようよ」

「それじゃあさ、自分がなるなら誰? ってやつにしよ!」

「いいね!」

「おれはなー、やっぱ豹次かなー」

「おれは、ディアゴか、うーん……変身後のリトル・ガイもいいけど……でもやっぱディアゴかな」

「じゃあさ、豹次とディアゴはさっき言ったから、それ以外にしよ。だったらリトル・ガイ? 変身後の」

「いや、やっぱ変える。神僕あり?」

「とーぜん」

「なら、オベリスティアスか……、ワンチャン狗狼右衛門」

「おれは冥月か、アース」

「アース弱くね?」

「別に強いとかじゃなくていいから。自分がなりたいなら、だから」

「なんでアース?」

「滅世界編で最後に世界救ったのアースじゃん」

「あー、死んだけどね」

「死んでないし。世界とひとつになっただけで、まだ生きてるし」

「え、てことは、みんなアースの上で生きてるってこと? やば。踏んづけてるじゃん!」

「違うし。アースは世界とひとつになっただけで、別に地球じゃないし。てか宇宙だし」

「宇宙になったとか、アースやばくね?」

「おれアースのシール全種類持ってるし」

「マジで? おれ滅世界編アースだけ持ってない」

「ダブってるやつ交換してもいいよ」

「おれがダブってるの、ディアゴと……何があったっけ……。あ! 毘堂先生のキラ三枚持ってる」

「あー」

「いる?」

「いや、おれ五枚持ってるから……」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ