表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

15/17

第十五話-人間はもうなんやかんや無敵。('ω')

人間をいつから人間というかは

よくわかりませんが、、

(・v・;)


この話の時点ではもう人間です。


第十四話までのあらすじ。


類人猿から原人から進化して

新人になりました。

('ω')



というわけで今から約20万年前、


人類は現代人とほぼ同程度の

知能にまで進化しました。。

(・v・;)


この頃にもなると見た目も

行動パターンも現代人とさほど

変わらないようになります。


こうして賢くなった人類が

その頃に獲得した凄い能力は

って言いますと、、



火を扱えるようになりました。

('ω')


現代人にとっては当たり前かも

しれませんが、まだ他の動物と

大差なかった人類にとっては

革命的でした。


だってまず、、



防衛力です。٩( 'ω' )و


一晩中かがり火を焚いておく

だけで他の動物に襲われる

心配はほぼなくなりますから。


人類の縄張りは飛躍的に…


いや、住みやすい平地一等地は

ほぼ独占状態になったんです。


この時点で住居を建てることが

できた者には最高でした。



次に食糧確保です。


自然界には生では食べられない

モノが沢山あります。


葉物や草や硬い木の実。。

生麦や生米などの穀物類。。

動物の骨などなど、、


けど…火を通せば食べられる。

ヾ(*´∀`*)ノ


肉以外の食べ物が増える。

どころか保存食もできます。



ただでさえこの時点で優秀な

ハンターだった人類です。


なにせ用具を使った狩りでは、

現代槍投げ選手以上の距離を

投げてますからね。。


さらには伝達能力。

言葉を持つ人類は一度獲得

した技術を遠くの仲間にまで

伝えることができる。。



となれば…ここまで大きな

進化をすれば人類はもう、、


なんやかんや無敵。('ω')


完全に他の動物と一線を画して

恐竜以上の無敵の王者になって

しまったんです。



とはいえ…(・n・;)


まだ生息範囲はアフリカ大陸の

一部にとどまってます。


世界中で無敵を誇っていた

恐竜には至りません。


が…



人類はそこから生息範囲を

広げていくんです。


それも一気に…(・v・;)


今から十数万年前から

始まったと言われる、、



グレートジャーニーです。

٩( ^O^ )و



きっかけが何かは知りません。

ただおそらく…(・v・;)


人類が増えすぎたのが理由と

私は考えています。


過密になれば新天地を求める

のは生物の当然です。


が、、



ちょっと極端。(;・∀・)


フロンティア精神の高まった

遺伝子を持つ人類の拡散速度は

ちょっと…異常でした。。



約12.5万年前に紅海を渡って

アラビア半島に達すると…


5万年前にはユーラシア大陸と

ヨーロッパ全土に拡散。


4.5万年前にはオセアニア大陸

にも進出し、、


3.8万年前には日本列島にも。


そしてシベリアから北米大陸に

渡った人類は約2万年前ついに

とうとう、(;・v・)


南米大陸の南端にまで。。



つまり人類は旅を始めてから

約10万年という短期間で、、


南極大陸を除くほぼ全陸地を

埋め尽くしたってわけです。

(((o(*゜▽゜*)o)))



けどなんでこんな高速で??

(・v・;)

その理由はたぶん三つ。。



一つ目は先ほども書いた

フロンティア精神。


これを遺伝子レベルで持った

人間の子孫ばかりだから。


とにかく新天地を見つけたら

海でも山でも砂漠でも、

「やれ進め」だったそうです。

(´-V-`)



二つ目は…適応力。


例えば欧州はアフリカとは

気候が違います。(・.・;)


特に紫外線が強いです。

色が黒いと太陽光を貯めて

皮膚ガンになります。


だから欧州に渡った人類は

肌・体毛・眼球の色素を少なく

することで生き残ります。


そう…白人になったんです。

('ω')


そんな感じの進化を短期間に

できるのが人類の強み。


いや…環境が変われば変化を

できるのが生物なんです。



そして最後三つめがたぶん

一番大きな理由。。

それはなんといっても…


人類はなんやかんや無敵、

だからです。('ω')


どこの地に移動してもすぐに

生態系の頂点に立てる。


住みやすい一等地を独占して

競争相手となる肉食獣を

追い出して獲物を独占する。


だからすぐ次の土地に向かう

余裕ができるんです。。



ただこうなると…(・.・;)

他の動物にも影響します。。


特に大きな影響を受けたのは

オオカミの類。。


なぜならオオカミは人類と同じ

集団で狩りをする肉食獣。

食性も体格もほぼ同じ。


それで競争相手の人類に、

狩場も獲物もぜんぶ奪われて

しまったんです。(;・∀・)


オオカミは慢性飢餓状態。

(;´・ω・)


火を使える人類が焼き肉を

している横でそのおこぼれを

あさるようになりますが、、


オオカミは警戒心が強い。

(;・∀・)


本来なら人類に近づくなんて

できない性質ですが、、



生き残りのカギは…

多様性でしたね。('ω')


警戒心の薄い人懐っこい

オオカミが出てきても何も

不思議はないですよね。。


そして環境に適した変化を

した者が生き残ることを……


進化というんですよね。。



というわけで、('ω')

人間を恐れず尻尾を振って

近づけたオオカミが後に、、


犬に進化したんです。

オオカミと犬の違いはただ

その一点だけです。(・v・)


そして人間よりも足が速く

嗅覚と獰猛性に優れた犬種は

環境にあわせて進化して…


というか改良されて都合よく

利用された結果、、


現代のペットに至るんです。



何をバカなというかもですが

思い返してください。


サルと人間の違いはただ、

直立二足歩行だけでしたね。

('ω')


種の分岐のきっかけなんて…

そんな程度の小さなこと。


まさかオオカミだってわすが

1万5000年後の子孫が

おもちゃ同然の愛玩動物に

なっているとは夢にも思って

なかったでしょう。


まぁ小型で脆弱になったのが

進化というかはともかく、、、



生命の変化って凄いんです。

('ω')


たった1.5万年でオオカミが

ティーカップに入るくらいに

小さく脆弱になるんだから。


それはさておき…

('n')



この頃から人間は他の動物を

家畜化することを覚えます。


そして人間は多くの動物の

家畜化に成功します。


10000年前には猫を、

9000年前には牛を、

8000年前には豚を、

7000年前には羊を、

5000年前には馬を、

特に牛や羊は牧羊犬を使って

家畜化新種化したんです。


そしてついになんと…

( ゜Д゜)

他の生物の殆どを飼育下に

置くに至ったんです。


動物園とか保護区とか作って

研究なんかもしちゃいます。


哺乳類の中で野生動物なのは

今や体重ベースでいえば

全体のたった4%だそうです。

(; ゜Д゜;)


前にも書いた通り人類同等の

体重を持つ哺乳類の個体数

ベスト3は牛・豚・犬。。


15000年前にはいなかった

種が独占してるんです。。



ではなぜそんな極端なことに

なってしまったのか、、


それはたぶん…


人間が意図的に環境を変える

強欲な性質だからです。

('ω')



たしかに…

環境を変える動物は人間に

限ったことではないです。。


白蟻の巨大な巣。

ビーバーのダム工事。

サンゴ礁。。


けど…(・.・;)


目的を以て環境を開拓したり、

縄張りに柵を建てたり、

動物を家畜化して交配したり、


無用な殺生をしたり、

食べる分以上の食料を独占

したりする生物はたぶん…


人類だけですから。

(`・ω・´)



そしてそんな人類が一等地を

独占して他の生物を圧倒する

立場になるとついに、、


他の生物を自分の食料として

管理する立場になります。


その場にあるものを食べるの

ではなく育てるんです。。



これまでも採集とか家畜化の

技術はありました。


山芋を掘ったり栗を拾ったり

木の実や果実の収穫時期を

知っていたりはしました。。


けどそこから一線を画す件を

人類は習得します。。



農耕です。('ω')


最初は果樹園とか野菜畑の

真似事みたいな感じだったと

言われていますが技術的に

高まってくると、、



麦畑ができたんです。

ヾ(*´∀`*)ノ


約12000年前のアラビアの

どっかだそうです。。



農耕は一気に世界中に広がり

人類の生活を一変させます。


地域や気候によって米とか

色々と試されますがメインは

穀類になります。


その理由は、、



保存がきくから。('ω')


だって穀物は種子だから。

哺乳類の多くには食べられ

ないくらいに硬いから。


けど前にも書いたけれど

人類ってやつは、(-v-)



料理ができるんです。

(;´∀`)

脱穀も精米もできるんです。


少し調理すれば麦や米は

栄養価が高く味もいい

最高の食材になるんです。。



けどこれ…(・n・;)

穀類にしてみれば迷惑な話。


せっかく動物たちに食べられ

にくいよう進化をしたのに

大量消費される立場にされて

しまうなんて、、


と思ってたらなんと…(・.・;)



穀類は…かつてない勢いで

世界中で大繁栄。( ゜Д゜)


何でそうなるかというと…


人類に気に入られたから。

(/・ω・)/



第七話でも書きましたよね。

適者生存とはその時と場所の

条件に適合したモノが繁栄

するということだと。。


つまり…家畜と同じ。


圧倒的な支配者となった

人類に気に入られることは

その時代においてはつまり

適合者ということ。。



こうして食べ物を確保し、

他の生物の殆どを支配下に…


利用の対象とした人類は次に

どうすべきか、、(・n・;)


そして競争相手のなくなった

人類の手にはいつの間にか

食糧と家畜と田畑という、、


これまでにはなかった概念。



個人の所有物…財産という

概念が生まれたんです。。

(・.・;)


そして競争相手は…


人類自身になったんです。



財産。所有物。支配欲…


これまでの人間…

いや生物にはなかった概念。

(・.・;)


これが生まれてからおよそ

1万年の間で人類はどう

変わって行ったのか。。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ