11第十一話-ご先祖さまは恐竜の陰に怯えてました。(・ω・;)
生命が陸上に上がって…
その覇者が生まれそうです。
(;゜Д゜)
第十話までのあらすじ。
('ω')
なんやかんやあって地球は
恐竜時代になりました、、
ギャオーース!!
(; `C´)
今から約2億3000万年ほど前、
地球に恐竜が誕生しました。
٩( 'ω')و
とはいえ発生当初から我々の
思う巨大生物ではないです。
というか恐竜とは何か…
って定義は曖昧らしいです。。
(・n・;)
まぁそんなこと言い出したら
いつから恐竜が出てきたか、
って自体が不明瞭ですが……
とりあえずそこは曖昧にして
おきましょう。('ω')
大事なのは地球史上初めて
地球全土の食物連鎖の頂点に
立つ種が現れたことです。
なにせ…大きい。('Д')
例えば、一番大きいとされる
アルゼンチノサウルスは…
体長45メートル!?( ゜Д゜)
体重90トン!?(;゜Д゜)
人間なら少し大きめの、
180㎝の人の25倍!??
人間なら少し大きめの、
90㎏の人の…1000倍!??
それ…生物なのか??
\(゜ロ\)(/ロ゜)/
とはいえ恐竜の繁栄だって
最初は地上だけです。
(`・ω・´)
広大な大地に進出した爬虫類が
巨大化したのが恐竜ですから。
けど…(・n・;)
それだけ強くなったら、
どこに行っても強いんです。
('ω')
その時点で海の覇者は魚類。
甲殻類もかなり強いけど、、
('v')
陸を追われて命からがらに、
海に活路を見出した恐竜たち
でさえ…もっと強い。
\(◎o◎)/!
モササウルス…全長15m、、
そんな肉食恐竜に魚なんて
勝ち目ないです、、
(/ω\)
陸を追われて命からがらに、
空に活路を見出した恐竜たち
でさえ…かなり強い。
その時点で空の覇者は昆虫。
鳥類はまだいないけど、、
ケツァルコアトルス…
羽を広げた全長…12~13m、、
なぜ…それが飛べる??
( ゜Д゜)
大きな鳥は飛べないって、
ダチョウさんが言ってたぞ。。
はさておき、(・.・;)
このお話は短期連載予定の
万物創世記です。('ω')
[恐竜はデカイい!]だけで
一話は終わらせれません。。
だいたい恐竜がデカいって
感じるのは人類と比べるから。
そも人類よりも大きい生き物
なんてどう考えても地球上
全生物個体の0.0000001%にも
満たない。(;´∀`)
そんなもんなんです。
人類だってもデカいんです。
ということですが、、
(・.・;)
その人間の祖先はその頃どう
していたのでしょう???
実は…
恐竜とほぼ同時期。
( ゜Д゜)
2億2500万年前ごろになんと…
哺乳類も誕生したそうです。
( ゜N゜;)
これ私もちょっと驚きました。
けど初期の哺乳類はそんなにも
古い時代からいたそうです。
とはいえ既に恐竜時代は始まり
かけていた時代です。
そんな時代にどんな哺乳類なら
適者生存の確率が高いか…
つまり生き残れたかというと、、
支配者の逆を行く。('ω')
これが一番確率が高いそうです。
その時点での支配者は恐竜。
恐竜と言えば…デカイ。
(・.・;)
だから初期の哺乳類はかなり
小さかったそうです。
では恐竜はなぜデカいか、、
それは暖かい大地に暮らすから。
体温維持の大半を気温と太陽光に
頼っている爬虫類は、日陰の多い
森林の中では暮らせない。。
とはいえ…(。・ω・。)
当時は森林そのものが少ない。
だって恐竜は大きくて大食。
森林のような草の多い場所を
見逃してくれないから。
そんな場所に大きな動物は
そうそう住めない。。
だから初期の哺乳類は小さく…
自らの発熱で体温維持する進化を
辿るようになったんです。
('ω')
最初は体毛が生えたりして体温を
維持する方向でしたがこれがまた
変わって行って最終的には…
恒温動物になったんです。
(;・∀・)
ただ…(・n・;)
もちろんそれだけで生き残れる
わけではありません。
恒温動物は体温を維持するのに
莫大なエネルギーが必要です。
つまり…燃費が悪い。(´-ω-`)
ではそんなアメ車みたいなのが
どうすれば生き残れるかというと
恐竜の逆を行くとするなら…
速く動くこと。('ω')
常に体温が高く活動状態にある
哺乳類なら当然のことながら、、
爬虫類の恐竜よりも動きは速い。
そうなれば陽の当たる世界を
制する爬虫類との勝負には勝て
ないにしても、、
文字通り…(・v・;)
日陰者としてなら生きられる。。
その死骸や排泄物をエサとする
ことも充分に可能です。(;^ω^)
…ただ、(;´・ω・)
それだけで生き残れるってほど
白亜紀は甘くありません。
弱い動物が捕食されやすいって
現実は何も変わりません。
では…どうする??
(・N・;)
その鍵は第10話でも書いたけど、
生命が一番弱いのは…
生まれる前。(`・N・´)
卵の時が圧倒的に最弱。
特に速さを武器にする哺乳類に
動けない時期があるだなんて
そもそもが矛盾してる。。
ならば…そこなんとかしよう。
(`・ω・´)
いっそのこと卵の時期そのもの
なくしてしまえばいい。
というわけで哺乳類どういう
進化をしたかというと、、
胎生です。( ゜Д゜)
いや…(・.・;)
これまでも実は似た進化をした
生物はいたんです。。
たとえば魚類の中には、口の中で
卵を育てるマウスブルーダー。
オスがお腹の袋で卵を育てる
タツノオトシゴなど、、、
卵から孵るまで親の体内で過ごす
動物はいたんですが……
胎生はちょっと違う。( ゜N゜)
生まれてすぐに動ける個体に
なるまで親の体内で育てる。
栄養補給や排泄物処理など全部を
母体に任せる手法です。。
えっ、(・.・;)
そんなんできるんですか??
できる……('ω')
ようになったんです。
その鍵は何をおいても胎盤。
お腹の中で子供を育てるために
必要な器官ができたから哺乳類は
生き残れたんです。。
ではなぜそんな進化ができたか…
(・.・;)
それはどうやら……
レトロウイルスといウイルスの
影響だそうです。
レトロウイルスとはその名の通り
古くからあるウイルス。('ω')
DNAとは異なるRNAという
遺伝物質を持っています。
そしてこのRNA…(・.・;)
DNAより変異しやすいんです。
爬虫類は哺乳類のような高等な
生物はRNAは持ってません。
けどDNAにRNAが入り込むと
よくわからないのですが…
もの凄い突然変異が起きる…
かもしれないんです。
( ゜Д゜)
おそらく昆虫の時の進化もこれが
影響してると思います。。
٩( 'ω' )و
ただ…何度も書いている通り、
進化は良いこととは限りません。
現在、RNAが最もよく知られて
いる場はHIVや白血病など、、
つまり重篤な病気の原因ウイルス
として知られてますから。。
良い方に転ぶのは稀な確率。
そして…(・.・;)
良いか悪いか決めるのはあくまで
適者になるかどうかなんです。
けどどうあれウイスルのおかげと
偶然が重なった結果、、
哺乳類はその最大の特長である
胎生を手に入れます。\( 'V')/
そしてもう一つ、
母乳も手に入れます。。
('ω')
なぜなら生物が最も弱いのが
生まれる前ならば…
二番目に弱いのは生後しばらく。
だから生後一定期間の栄養補給を
親が補う手段を作ったんです。
ちなみに余談ですが母乳って
ホントによくできてて…
(・.・;)
赤ちゃんしか飲めないんです。
正確に言えば母乳には乳糖という
消化しにくい成分が含まれてる。
赤ちゃんはこれを分解する酵素を
持って生まれてくるのですが…
生後すぐから乳糖を消化できる
酵素は徐々に減っていく、、
それで生後一定期間を経過したら
母乳を飲むと下痢を起こす。。
それが乳離れの時期だそうです。
('ω')
だからペットなどの成獣の多くは
牛乳を飲むと下痢をするんです。
人類はやや例外ですがそれでも、
世界人口の約半数はこれと同じ
症状になるそうです。
とまぁ、(・.・;)
すごい進化をした哺乳類ですが
それでもどうしても…
日陰者です。(;´・ω・)
この時代にもっとも適応してる
王者は恐竜さまです。
哺乳類は誕生から1憶数千万年
経ってもなお恐竜の陰に隠れて
怯えて生きる存在でした。
が…(・N・;)
一発逆転機が起きました。
(/・ω・)/
今からおよそ6600万年前、、
少なくとも生物が陸に上がって
からは一度も経験したことない
直径およそ10㎞の超巨大な…
隕石が落ちてきたんです。
\(゜ロ\)(/ロ゜)/
同じ時期に陸上で生まれながら
かたや王者として君臨した恐竜と
日陰で怯えてきた哺乳類。。
(/・ω・)/
けど…たった一つの隕石がその
運命を変えたのかもしれない。。