第十話-両生類や爬虫類も出てきました。('ω')
地球の誕生から四十数億年、
生命の誕生から三十数億年、、
ついに我々の直接の祖先が陸に
上がってきたのですが、、
(;・∀・)
第九話までのあらすじ。
('ω')
なんやかんやあってついに
人類のご先祖である魚類、、
脊椎動物も陸に上がりました。
(・v・;)
はてさて、(・.・;)
陸上に生命が進出してから
一億年以上が経過した今から
およそ3.75億年ほど前…
ついにお魚さんが陸の上に
進出してきました。
('ω')
…正しく言うなら地殻変動で
海水が乏しくなった場所に
取り残された一部の魚が陸に
上がらざるを得なかった…
ってことらしいですけど、、
(;´∀`)
いや、(・n・;)
魚が陸に上がること自体は
割とすぐできたそうです。。
あと…先達も居ます。。
植物や昆虫が既に陸上に進出
していましたから地上は
ある程度ですが耕されていた。
ただ、、
問題は繁殖とミネラルです。
(・.・;)
まず第一の課題は繁殖。。
(;´・ω・)
そも動物ってのは生まれて
すぐが一番弱いと思ってる人
多いようですがそれ間違い。
一番弱いのは…
生まれる前。(・v・;)
卵から出る前が圧倒的最弱。
乾燥とかには特に弱いんです。
とはいえこれ…
海の中で生きてる分にはぼぼ
問題ありませんでした。
(;´∀`)
だって海の中なら乾燥の心配は
まぁほとんどないから。
生物の体液の成分は海水とほぼ
同じらしいから。
つまり海中で出産するのが
生物には一番安全ってこと。
(・.・;)
けど陸に上がるとこれが困難。
(;´・ω・)
だから魚類は陸に上がっても
出産の際には水辺に戻らないと
対応困難ってことになった。
こうしてできたのが…
両生類というスタイルです。
約3億年前にできました。
('ω')
つまり出産は水中で行い、
大人になったら陸上で過ごす。
ただ…(・n・;)
これには昆虫と同じような
変態が必要です。
水生のオタマジャクシから
陸生のカエルに変態する。。
そんな進化できるの?
(・n・;)
できたんです。('ω')
だって昆虫だってしてきた
道なんだから。
いや…その進化に携わった
ウイルスは存在した。。
だから生物は一度たどった道を
再びたどれるらしいんです。
生物って凄いです。
でも…(・.・;)
それでは生息範囲が限られる。
(;´・ω・)
既に植物や虫は陸に進出済。
これに引っ付いて大陸内部まで
進出したら大繁栄できる。
では両生類はどうやって進出の
礎を作ろうとしたのか、、
その方法は…(・n・;)
卵の中に海を作る。( ゜Д゜)
殻を硬くして卵白で満たして
卵の中に海を作る。。
しかも時間が来れば中から
割りやすい仕様にする。。
そんな物凄い進化を成し遂げて
陸の内部に進出したんです。
そう…爬虫類の誕生です。
('ω')
加えて当時の陸とはつまり…
パンゲア大陸。(;・∀・)
その大陸の端っこって実は
現在の日本列島。。
そこにユーラシアヨーロッパの
ほとんどが引っ付いてて…
その端っこが北米南米大陸に
引っ付いてて…
北米と南米の隙間に現在の
アフリカ大陸が、、
さらにその横には南極と
マダガスカル、、
そのその隙間にはインドと
アラビア半島、、
そして反対側の端っこには
オーストラリア大陸。。
( ゜Д゜)、、
つまり…
現在の陸地を全部合わせた
くらいの巨大大陸があった
時代でしたから、、
(/・V・)/
その内陸はまさに果てしない
巨大フロンティア。。
そこは進出する価値あり…
いや、ありまくりの新天地
でしたから。。
٩( ''ω'' )و
繁殖の問題は卵の進化で
なんとかなりそう。('ω')
水辺に沿って進出すれば
植物は既にあるから食物の
心配はあまりなさそう。。
ではその環境で生き残るのに
爬虫類にとって最重要の
条件は何だったかというと、、
大きく強くなること。
(・v・;)
だって当時の地球は今よりも
暖かかったから。
全球凍結の後遺症なのか今より
二酸化炭素量が多かったから。
となると植物も大きく育つ。
変温動物である爬虫類は、
気温が高くなればそれだけで
活動的になるし数も増える。
となると…最大の課題は
食料の取り合い。(/・ω・)/
弱肉強食の世界では
大きい=強いだからです。
が…(・n・;)
では大きい=有利かと
聞かれれば、、
古今東西何億年前でも
世の中そんな単純ではない。
大きいことはいいことなのは
チョコレートくらい。
というか大きくなるためには
そのための課題もある。
その課題は大きく二つ、、
寿命とミネラルです。
(・v・;)
まずは…寿命、、
大きくなるにはシンプルに
時間がかかるから。。
長寿である必要がある、、
(`・ω・´)
だからちょっとしたケガや
病気で死んでられない。
傷病は無理をせずに治す。
('ω')
自然治癒力はもう少し前から
あったらしいのですが…
まだ活かせていません。
(・.・;)
だって生き物は休んでいたら
ごはんが食べられない。
敵に見つかって食べられる。
つまり…ケガや病気になれば
その時点でゲームオーバー。
死んじゃうんです。(ーcー)
だから…魚類や両生類なら、
体の一部がなくなっても
刺激は感じても痛みはない。
\(◎o◎)/!
それゆえ活け造りになっても
魚は動いてるんですわ、、
<*)) >=<、、
活け造りと日本酒は美味い!
٩( ''ω'' )و
まぁそれはさておき、('ω')
これを機に爬虫類には痛覚が
発達したと言われてます。
体が大きければ割と長い期間
食べなくても生き残れる。
体が大きければ休んでいても
襲われる心配は少ない。。
つまり、(・v・;)
痛みを感じるのは生き残りに
有利になるためなんです。
休むべき時に休ませるべき
箇所と期間を指示する、、
現代人類にも通ずる痛覚が
ここで進化したんです。。
そしてもう一つが…
味覚です。('ω')
人間にとっては美味いものは
脂肪と糖でできてるでなく……
お刺身と日本酒とかはともかく
料理を喜ぶためのような感覚
なのでしょうが、、
もちろん起源はそうではない。
(;・∀・)
味覚ができた目的はミネラルを
効率よく探すためです。
実は体を大きくすると熱効率が
良くなるという副次効果もある
らしいんです。
(・v・;)
なぜなら生物が活動するのに
必要なカロリー量は体重でなく
熱が逃げるスペース、、
つまり表面積に比例するから。
(;・v・)
人間でもそうでしょ。
体重50㎏と100㎏では食事の
量が倍になりますか?
ならないですよね。('ω')
ナッチャウデブモイルケド…
ナッチャウヤセモイルケド…
体重100㎏のツキノワグマと
800㎏のシロクマでは??
必要なカロリー量は約4倍。
(;´v`)
だってもし体型が同じなら、
体重8倍ってことは縦横幅が
それぞれ2倍ってこと。
それ即ち…
表面積は4倍だから。。
けど…体重が8倍になれば、
仕留められる獲物も体重8倍
ということになる。('ω')
だから熱効率はいい。
実際に同じ種の哺乳類なら、
寒冷地の方がシロクマみたく
身体が大きくなることは広く
知られる常識だそうです。。
ただ…('ω')
今回は温暖な気候に住んでる
哺乳類より小食な爬虫類。。
必要最低限のカロリー量しか
食べないとどうなるのかと
言いますと、(・.・;)
ミネラル不足になります。
(/ーωー)/
だって必要なカロリー量は
表面積に比例しても、
必要なミネラルや体液の量は
体重に比例しますから。。
ではどうするか??
(・n・;)
それは…味覚を持つこと。
舌を進化させることでした。
なぜならミネラルは概して
しょっぱいから。。
塩味のする岩とか見つけて、
両生類時代に得た舌を使えば
ミネラル得られるから。。
つまり…塩味を感じる個体が
生き残って大きな身体になる
礎を持つことができる。。
そういう進化を遂げたんです。
それが結果として…
痛覚と味覚。('ω')
爬虫類が新しい感覚を持つ
契機になったんです。
新しい感覚を持った生物の
知能は飛躍的に上がる。
それは視覚を持った時にも…
第九話に書きましたよね。
こうして進化した爬虫類が
急速に進化して、、
超急速に大きくなって…
今から約2億3000万年前、、
両生類誕生から僅か7000万年
という短期間を経て地球は…
恐竜時代を迎えます。
( ゜v゜)
脊椎動物が陸に上がったと
思ったらたった一話で、、
次話…恐竜時代。('ω')
を含んで哺乳類まで出て
来そうな予感が、、( ゜Д゜)