表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/7

魔王と勇者

「魔王、覚悟!」


 勇者が魔王様に向かい呪文を投げつけた。

私が魔法でそれを防ぐ。


「ちっ、お前をまずやらないとだめか、、、女の子にはひどいことしたくないんだが」

「そうよ、かよわい女の子にひどいことしないでよ」

 勇者がいやそうな表情をする。


「かよわい女の子、、冗談は寝て言え、それにメグミはどこにやった」

「メグミってあんたと一緒に召喚された女の子ね。もう、元の世界に帰したわ」

「はん、嘘をつくな!元の世界に戻るには王城にある魔法陣じゃないとだめなのは知ってるんだ、、、よ」


 彼の投げつける魔法を防ぎながら魔王様の様子を伺う。

魔王様は奥の部屋に逃げ込んだようだ。計画通り。

私もそのあとを追う。


「逃がすか、、、ってなんだ、おい、、離れろ」


 この勇者、童貞かな。私が本来の姿になって彼に抱き着くと顔を耳まで真っ赤にしている。


「………@〇✖△……」


 転移の魔法陣を発動させるには十分な隙だ。

目がくらむような光が満ちて、転移の魔法陣が発動する。

私は魔力を使い果たして意識を失った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ