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7 俺は圧倒的な力を手に入れた

「これが――新しい【ネクロマンサー】スキルなのか……!?」


 全身からすさまじい力が湧いてくるのを感じた。


 今まで以上に、しもべによる【ステータス引き上げ】が大きくなっているのを感じる。


 今までは、しもべの能力の『大部分』が俺のステータスに反映していたようだけど、それがしもべの能力の『すべて』が反映するように変わった……ということだからな。


 これで、俺単独での戦闘能力が大幅に上がったはずだ。


 というか、単純に考えると、俺の戦闘能力は俺のしもべの能力の総和ってことだよな――?


 ごくり。


 喉を鳴らす。


 また、しもべたちの力も大きく上昇しているようだった。


 そして、しもべにできる範囲も上がり、おそらくすべてのランクのアンデッドをしもべにできるんだろう。


 ということは――たとえば、高位魔族を倒せば、そいつをしもべにできるんじゃないか?


 不意打ちでも奇襲でも……とにかく倒しさえしてしまえば、しもべにできる。


 そうなれば、俺自身が強くなり、俺の手駒の戦力も分厚くなり、全体的に底上げができる。


 そうやって高位魔族をどんどん倒していけば――。


「これが……逆転の一手か……?」


 どくん、どくん、と心臓の鼓動が早まるのを感じる。


 絶望的な戦力差を感じていた高位魔族を相手にする方法が見えた気がした。


「まず一体――誰でもいいから高位魔族を倒すんだ」




 俺はさっそく行動を開始した。


 ダンジョンを出て、城に戻る。


 狙いはサイクス――ではなく、別の高位魔族だ。


 サイクスは魔王の側近第三位。


 魔界でも指折りの実力者であることは間違いない。


 それよりも弱い相手をまず倒して、しもべにする。


 候補として考えているのは、サイクスと一緒に人間界を襲ったメレーザかガラだ。

 と、


「なんだ、人間。戻ってたのか」


 前方から岩のような肌を持つ大男が歩いて来た。


 ガラだ――。

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忌み子として処刑された僕は、敵国で最強の黒騎士皇子に転生した。超絶の剣技とチート魔眼で無敵の存在になり、非道な祖国に復讐する。


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