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2 ランとの対峙1


「そこまでだ、ラン!」


 俺はミラージュ、ソードマン、レッドメイジの三体を引き連れ、ランの前に立ちはだかった。


「みんな、逃げて! こいつは俺が止める!」


 と、背後の騎士や魔術師たち、そして剣咲以外の二人のクラスメイトに叫ぶ。


「止める? お前が? 俺を?」


 ランが口の端を歪めた。


「クラスで一番弱いお前が、最強の俺を……いい度胸だ」


 その側に死神がたたずみ、威嚇するように大鎌を振り上げた。


 ――いや、威嚇じゃないかもしれない。


 おそらく、こいつは人を殺すことへの忌避がない。

 躊躇なく俺を殺すような攻撃を仕掛けてくるかもしれない。


「――ミラージュ、備えておいてくれ」

「分かっている」


 俺は側にたたずむ白銀の騎士に小声でささやき、ミラージュも小声で返した。


 死神が先制攻撃を仕掛けたときは、ミラージュに対応を頼もう。


 もちろん俺も【シールド】を使うなり、回避するなり自分にできることをやるけれど。


「俺は、誰にも負けたことがないんだ。お前……俺に勝てるつもりか?」

「知るか! 勝ち負けじゃない。お前のやっていることを止めたいだけだ!」


 俺は叫んだ。


 声を張り上げていないと、奴の放つプレッシャーに飲みこまれてしまいそうだ。


 怖い――。


 正直、この間戦った中級魔族と比べても、今のランの方がはるかに恐怖感を覚える。


 同じ人間なのに……。


「ははっ、ビビってるみてーだな。やっぱ時雨は時雨か」


 ランが嘲笑した。


「言っておくが、手加減はなしだ。俺に歯向かった以上、死を覚悟しろ!」


 彼の傍らにたたずむ『死神』が向かってきた。


 空中を滑るように動く。


 そもそも死神には足がないようだ。

 空中に浮いたまま飛行してくる。


「ソードマン! レッドメイジ!」


 俺の声とともに、青い騎士と赤い魔術師が同時に攻撃を放つ。


 無数の魔力剣と炎の塊が死神に叩きつけられる――。


 ざんっ!


 その瞬間、奴の振るった大鎌が魔力剣と炎をまとめて切り裂いた。


「何……っ!?」

「ははっ、そんなモンで死神が止まるかよ!」


 ランが叫んだ。


「【斬撃】!」


 今度は俺とミラージュの同時攻撃だ。


 二人同時に剣を振り下ろし、斬撃衝撃波を叩きつける。


 ぎしいっ……!


 死神は二つの斬撃衝撃波を大鎌で受け止めた。


「こいつ……っ!」


 やはり、強い。


 俺と三体のしもべの総がかりでもビクともしない――。

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忌み子として処刑された僕は、敵国で最強の黒騎士皇子に転生した。超絶の剣技とチート魔眼で無敵の存在になり、非道な祖国に復讐する。


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