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42.呪術王四天王



 マリィがやりたい放題やってる一方。

 シナノの山奥にて。


 呪術王アベノハルアキラは、愉快そうに笑っていた。


「なかなかやるではないか……この女……」


 陰陽師と呼ばれる存在だった彼は、今、異世界に転生している。

 より強い敵と戦いたくて転生したのだが、まっていたのはレベルの低い連中ばかりだった。


 そこにきて、マリィと呼ばれる魔女の存在と出会った。

 彼はマリィに興味を抱いた。


「これほどまでの魔法の使い手、そうはいない。是非とも手合わせしたいものだ……」


 と、そのときである。


『『『『お待ちくだされ、呪術王様!』』』』


 呪術王の前に、4体の妖怪が出現した。

 彼らは四天王とよばれる、アベノハルアキラが使う式神のなかで、最高位の力を持った存在。


 金の狐。

 天狗。

 ぬるらりとした顔を持つ老人。

 そして……8つの顔を持つ龍。


「どうした、おまえら?」

『王よ、御自らが出ずとも、我ら四天王にお任せください』


 どうやら部下は、マリィを呪術王の邪魔をする存在だと思ってるらしい。

 呪術王としては、別に彼らの手など借りる気など無かった。


 彼が望むのは強者との手合わせだからだ。

 しかし……ふと思う。


 まだマリィの強さを測り切れていない。

 たしかに彼女の魔法は強い……が。


 底が見えていない状況だ。

 彼らを使って、強さを測るのもいいかもしれない。


「わかった。おまえたちに任せよう」

『『『『ははー!』』』』


 4体の大妖怪たちは一斉に散らばる。

 呪術王は肘をついて、つぶやく。


「さて、魔女よ。おまえはどこまでやれるんだ? 教えてくれよ」



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