138.手分け
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
マーサはマリィに半ば脅されて、彼女の手伝いをさせられる羽目となった……。
「アタシやーよ、手伝いなんて……!」
王都の外壁内側にて。
マーサはプリプリと怒っていた。
「なんであの馬鹿の手先みたいなことしないといけないのよ……!」
マーサはマリィに敗北した。
それが悔しくてたまらなかった。そんな精神状態で、手伝いだと?
「冗談じゃあないわよ! アタシは帰らせてもらう……」
『まあまあ待てや』
黒猫オセが、マーサの肩の上に乗っかる。
『マーサよ。あんたの気持ちはよーくわかる。あのエゴイストに、言いように使われるのはそりゃあもうムカつくってもんだ。なあ?』
「そうよそうよ! って、あんたあいつの仲間じゃあなかったの?」
『仲間だけど……仲間ではない。どっちかっつーと立場はあんたとおなじだ』
「へえ、そうなんだ」
『ああ、んでよ。マーサ。ここでマリィの命令を無視して、帰ってみろ? どうなると思う? あの女……許すと思うか?』
マーサは少し考える。これでこっそり逃げたとしても、魔力の痕跡を追ってくるに違いない。
そうして、何故自分の命令に背いたのだと怒り、そして……。
『消し炭。それか、あんたが帝国兵たちにしたように、お菓子の兵隊にされて、バリバリ食われちまうかもなぁ』
ちょっと脅すような言い方をするオセに、ぶるるる……とマーサが身震いする。
『ここは一応従うふりした方がいいぜ。逃げるのはそのあとでいい。あんた魔法が使えるんだから、外の魔蟲くらい余裕だろ? それとも……』
オセがにやりと、ちょっと嘲るように笑って言う。
『マリィが簡単に倒せた魔蟲だが、マーサさんは倒せないっていうのかいね?』
「むっかー! 倒せるに決まってるでしょ!? アタシをなめるなよ!」
マーサは口にくわえている棒キャンディを抜いて、さっ、と振る。
するとマーサの背中に飴細工でできた翅が生える。
マーサの体が浮くと、外壁を一瞬で飛び越える。
残されたオセは、やれやれ……と疲れたようにため息をつく。
『どいつもこいつも、扱いにくくて仕方ねえわ』
「ふふ……オセ様は優しいですね。王都を守るために、マーサ様を説得してくださるなんて」
『ちっ! 勘違いすんじゃあねえぞ。おれはべつに人間なんてどうでもいいんだ。ただ、魔女のやつがおれのところに、マーサを放り投げてきた。あれの管理はおれに任せるっつーことだ。つまり、やつが逃げるとおれにとばっちりが来るんだよ……って、なんだよ、笑いやがって』
「いえ! さすが、魔女様の相棒だなって思いまして!」
二人ともツンデレだなぁ位のニュアンスで、カイトが微笑ましいものを見る表情になる。
ちっ、とオセが舌打ちする。
『おれたちは外壁内側の、パニクってる連中の避難だ。おれがスペースを確保するから、小僧が住民どもを誘導して来いよ』
「はい!」
【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】
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タイトルは、
『【連載版】俺だけステータスオープンできる件~はずれスキル【開】のせいで実家を追放されたが、ステータス確認できる俺はチートスキルもS級アイテムも選び放題で気づけば世界最強。俺を虐げた皆ねえ今どんな気分?』
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