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【書籍化】転生魔女の気ままなグルメ旅~婚約破棄された落ちこぼれ令嬢、実は世界唯一の魔法使いだった「魔物討伐?人助け?いや食材採取です」  作者: 茨木野
二章

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138/142

138.手分け

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 マーサはマリィに半ば脅されて、彼女の手伝いをさせられる羽目となった……。


「アタシやーよ、手伝いなんて……!」


 王都の外壁内側にて。

 マーサはプリプリと怒っていた。


「なんであの馬鹿の手先みたいなことしないといけないのよ……!」


 マーサはマリィに敗北した。

 それが悔しくてたまらなかった。そんな精神状態で、手伝いだと?


「冗談じゃあないわよ! アタシは帰らせてもらう……」

『まあまあ待てや』


 黒猫オセが、マーサの肩の上に乗っかる。


『マーサよ。あんたの気持ちはよーくわかる。あのエゴイストに、言いように使われるのはそりゃあもうムカつくってもんだ。なあ?』


「そうよそうよ! って、あんたあいつの仲間じゃあなかったの?」

『仲間だけど……仲間ではない。どっちかっつーと立場はあんたとおなじだ』


「へえ、そうなんだ」

『ああ、んでよ。マーサ。ここでマリィの命令を無視して、帰ってみろ? どうなると思う? あの女……許すと思うか?』


 マーサは少し考える。これでこっそり逃げたとしても、魔力の痕跡を追ってくるに違いない。

 そうして、何故自分の命令に背いたのだと怒り、そして……。


『消し炭。それか、あんたが帝国兵たちにしたように、お菓子の兵隊にされて、バリバリ食われちまうかもなぁ』


 ちょっと脅すような言い方をするオセに、ぶるるる……とマーサが身震いする。


『ここは一応従うふりした方がいいぜ。逃げるのはそのあとでいい。あんた魔法が使えるんだから、外の魔蟲くらい余裕だろ? それとも……』


 オセがにやりと、ちょっと嘲るように笑って言う。


『マリィが簡単に倒せた魔蟲だが、マーサさんは倒せないっていうのかいね?』

「むっかー! 倒せるに決まってるでしょ!? アタシをなめるなよ!」


 マーサは口にくわえている棒キャンディを抜いて、さっ、と振る。

 するとマーサの背中に飴細工でできた翅が生える。


 マーサの体が浮くと、外壁を一瞬で飛び越える。

 残されたオセは、やれやれ……と疲れたようにため息をつく。


『どいつもこいつも、扱いにくくて仕方ねえわ』

「ふふ……オセ様は優しいですね。王都を守るために、マーサ様を説得してくださるなんて」


『ちっ! 勘違いすんじゃあねえぞ。おれはべつに人間なんてどうでもいいんだ。ただ、魔女のやつがおれのところに、マーサを放り投げてきた。あれの管理はおれに任せるっつーことだ。つまり、やつが逃げるとおれにとばっちりが来るんだよ……って、なんだよ、笑いやがって』

「いえ! さすが、魔女様の相棒だなって思いまして!」


 二人ともツンデレだなぁ位のニュアンスで、カイトが微笑ましいものを見る表情になる。

 ちっ、とオセが舌打ちする。


『おれたちは外壁内側の、パニクってる連中の避難だ。おれがスペースを確保するから、小僧が住民どもを誘導して来いよ』

「はい!」


【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】


新作投稿しました!

タイトルは、


『【連載版】俺だけステータスオープンできる件~はずれスキル【開】のせいで実家を追放されたが、ステータス確認できる俺はチートスキルもS級アイテムも選び放題で気づけば世界最強。俺を虐げた皆ねえ今どんな気分?』


ページ下部にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!


リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。


https://ncode.syosetu.com/n9203ii/

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★1巻10/20発売!★



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― 新着の感想 ―
[一言] 『パニクってる連中(へ)の非難だ』 流石悪魔。混乱している市民を非難することでさらなる追撃を加え、糧となる負の感情をさらに引き出す。
[良い点] いつも楽しく読んでます! 長く旅をともにするとにてきますね~(笑)
感想一覧
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