99 反省会
桜「はい、ということで、反省会の巻き~!」
識「時間もないからとっとと進めるぞ。まず第一章から。」
桜「あれは、……その場で考えてかなり適当に作った話だからね。いまいち他と比べてぱっとしないんだよね。」
識「制作当初、考えていたのは五章や六章の内容だったからな。」
桜「う~ん、ぶっちゃけとっとと、五章の内容とかを書きたかったってとこだったね。」
識「まったく、おろそかな内容だったな。」
桜「だけど、今後に必要な“妖怪”の存在を証明したってところだけは重要な内容だったね。」
識「ま、紹介の章って感じだな。」
桜「続いて、二章。」
雪音「は~い!私の初登場した二章でぇ~す。」
桜「まず、ウチの屋敷の使用人を考えたときに、妖怪を一人いれようってことになったんだよね。」
雪音「それで、最初からいるのはどうかと思ったから、どこかで遭遇させたわけですね。」
桜「で、まぁよく知られている雪女系を使用人にしたわけ。」
雪音「でも、ひどい話ですよね。」
桜「何が?」
雪音「だって、そのために、私の家破壊させたじゃないですか!」
桜「あ~だってさぁ、そうでもしないと、桜邸にこないでしょ…」
雪音「そうですけどぉ!」
桜「その雪山でウチの初のマジタイマン戦闘をしたんだよね。」
雪音「ええ、あの狼ですね。」
桜「そこからだね。この小説がバトル物に形を変えてきたのは…」
識「よし、続いて三章だな。」
桜「この話では珍しくバトルがなかったよね。」
識「そうだな。今後の展開のために、まず桜の家のことを紹介しなきゃいけなかったからな。あのギスギスした感じとかな。」
桜「ついでに識がうちにくるためのきっかけ作りもしたね。」
識「しかし強引すぎだろ。まさか“家を爆破”とはな。」
桜「あはは…。」
識「あははじゃない!」
桜「でも、こうでもしないと識を第二の主人公にするため、ウチの執事にする必然的な事情を作ることができなかったんだよね。ま、後半は今後のフラグを作ることができたからいっか♪」
識「それ、言っていいのか?」
桜「四章。…は、飛ばそう。」
識「飛ばすな。仕事しろ。」
桜「う~、だって…」
識「むしろ飛ばしたいのは俺のほうだ。四章では俺とお前が戦って負けたんだからな。」
桜「識“ごとき”に勝ったのはどうでもいいんだけど、徳川ってやつに負けたのがくやしい!!」
識「ぶっころす。」
識「五章では、当初から考えていた姉妹校を登場させたって章だな。」
桜「ウチと織田の戦い。それから徳川海との出会いをさせればどうでもいいやって感じで書いていたなぁ。」
識「恐ろしくいい加減だな。」
識「六章は今までになく長い話になったな。」
桜「予想外に長くなったね」
識「ああ、正直無駄な話が多すぎた。これは反省すべき点だな。」
桜「でも、バトルパートはそこそこうまくいったと自負しとるよ。識は何も戦ってないけど。」
識「ぐっ…痛いところを…」
桜「で、七章は…」
識「言うな。」
桜「と言っても、読者のために言わせてもらおう。蛇足であったと!」
識「勢いが急に落ちたよな。」
桜「総じて言うと!なぜ人気がでないか!」
識「単純に作力と、更新期間が開きすぎていることだろう。それに誤字脱字、そして展開が超展開な時がある。」
桜「…そうね。更新期間はどうにかしないと…。今後は改正しまっす。しっかし妖怪との戦い方を学ぶ必要があったとはいえ、“妖怪との戦い方”でお気に入り数が減ったってのはショックだった。」
識「作者も見た瞬間悲鳴を上げたからな。」
桜「ま、こんなとこですわ。この反省を生かして次回、八章“グアイ島”編でお会いしましょう!」