表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/14

第四話『魔王が世代交代したら必ず起こるイベント?』

今年最後の投稿!今年もありがとうございました!

来年も宜しくお願いします!

オーダーメイドした後、かなりのおもてなしがされた宿屋に泊まり

異世界転生二日目がスタートした


「おはよう静香。いい朝だな」


「おはようございますルシファー様!今日も素晴らしく美しいです!!!」


「・・・・恥ずかしいことをよく堂々と言えるな」


「事実のことは何回言っても許されるんです!」


「全く・・・・今日は君に魔物との戦闘に慣れてもらう、まずは外に出よう」


少しだけ照れた顔をしてから私に逃げるように先に外に出る

私もすぐに外に出ると

ルシファー様ともう一人が話していた


「急に魔王城を出たと思ったら、パーティを組んで旅に出るとは誠ですか!?」


「本当だ。どうせ私はもうすぐ降りる身だっただろう?二代目が誰かは知らぬが、そいつについてやってくれ」


「貴方は甘すぎる!!!貴方がいなくなり、悪い考えを持つ者が王になれば、きっと世界に戦争が起こります!」


「それをしないよう導くのが、魔王幹部である君の役目だろう?ベル」


「この俺にそこまで出来るとは到底思えません・・・せめて次の世代の魔王様に会われてから旅に出てください!」


「それは構わんが・・・いつになるか分からないだろう?心配するな、またこうやって来てくれればすぐに行くとするよ。それまではゆっくりさせてくれ」


「・・・・かしこまりました」


ベルと呼ばれた幹部さんは私に気づき

直角のお辞儀を深々とする


「貴方が魔王様が仰っていた大野静香様ですね?魔王幹部の一人、勤勉のベルフェゴールと申します。以後お見知りおきを」


勤勉?普通ベルフェゴールって怠惰じゃなかったっけ?

そういえばルシファー様も私の世界では傲慢として知られていたのに

全く偉い態度をとった様子が一つもない

私のいる世界とはまた違うみたいだ


「えっと、流れでこうなってしまいごめんなさい!よろしくお願いします!」


「最初は少しどうかと思いましたが、魔王様の判断ならば俺は見守るだけです。良い旅が出来るよう、陰ながら見守っていますよ」


「じゃあベル。引き続き魔王城を宜しく頼むよ」


「はい。お任せください。では失礼いたします」


ベルさんは一瞬で消えてしまう

ワープ術だろうか、改めてルシファー様が魔王ということが分かった瞬間だった


「少し時間を取られてしまったな。じゃあ行こうか」


この贅沢な時間、絶対有効活用しなくちゃ!

みなさん良いお年を!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ