第十二話『二番目の村の魔物相手にレベル20で挑むと戦いにならない』
少し投稿遅れてすみません。ようやくお酒が飲める歳になりました。まだほろ酔いしか飲めません(`・ω・´)
チェブロ村の枯れた桜をNo.4さんに調べてもらったところ
この桜は枯れたわけではなく、どこか一点に桜を集めているのだそう
何故そんなことをしているのかはわからないが
近くにある洞窟が怪しいんじゃないかってことでその洞窟に入る・・・まではRPGぽかったのだが
「おりゃおりゃどけどけどけい!静香様のお通りじゃー!」
「ちょいちょいちょい!何やってんだよお前!!」
「え?何ってこの辺の魔物雑魚だから無双してるだけだけど?」
「僧侶の仕事じゃねぇんだよ!下がれ!一旦下がれ!」
そう、すでに素早さが魔王以上にある私からすれば
他の魔物の動きなどゾンビレベル
持ち前の傘と身体能力で壁と壁を飛び越えたり壁キックしたりして魔物を蹴散らしていく
僧侶の仕事じゃない?知ったことかーー!
「・・・やっぱり私、パーティに入るところ間違えたかな」
「ルシファーさん、悪いことは言わねぇ、俺と一緒に帰ろう。帰って暖かいご飯食べようぜ?」
「ちょっと二人ともー!そんな所にいたら置いてっちゃうぞー!」
「・・・まあ乗りかかった船だ。最後まで見届けよう」
二人がのこのこと後ろからついてくるのを待ちきれず奥まで入ると、体育館なみに広ーい部屋に辿り着いた
そのど真ん中に、大きい球体があってそこにピンク色の英気がどんどん吸収されていた
あれが吸収してたやつか!てかデカくない!?
「な、何だ貴様!?」
「私は大野静香!桜は返してもらうわよ!」
「あの魔物達をもう潜り抜けてきたのか!?ええいまだ桜は取り切ってない、我らの邪魔をされてたまるか!行け魔物ども!奴を蹴散らしてしまえ!」
ボスっぽい魔物が慌てた様子で合図すると
なんか準備出来てなさそうな盾だけ持った魔物が何体も出てきて
手元に剣がないことに気づいてアタフタしている
しかしその隙が命取り!
近くの壁に傘と片足を突いて一気に力を込めダッシュ
そのダッシュの勢いで盾で守られていない部分を一気に叩き込む
何十メートルの距離を行ったり来たりして薙ぎ倒していく
「な、何なんだこいつ!?レベル帯10じゃないとクリアできない洞窟だぞ!?どれだけレベル上げしてきたんだ!?」
「レベル上げ?ちっちっち!私は魔王軍とも戦ったこともある僧侶なだけだよ!」
本来したかったこのチートレベルで強すぎる戦いが出来て満足ですw
ちなみに、しばらくルシファーさんが戦うところない可能性あります。ご注意下さい