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ロスト・キューブにおいて仲間NPCキャラというのは結構な人数が存在する。そして、仲間にできるキャラクター枠は20。この言い方だと多く感じるが、この数字はフィールドに連れていける人数ではなく、仲間キャラ扱いになるNPCの限界数なのだ。だから20人に仲間になることを許せば、もうそれ以上仲間NPCを増やせない。ちなみに仲間NPCを連れている際は、他プレイヤーからはモブキャラに見えるようになっている。

そしてなにより、仲間にしたNPCの好感度を上げると、固有のスキルを教えてもらうことが出来るのだ。どれも魅力的で、欲しいスキルは20どころではない。そのため厳選が必要なのだ。



情報収集を諦めるリミットが訪れた時、俺は王都に来ていた。ここの占い師がゲーム時代から当たると有名だったからだ。プレイヤー間では大した扱いを受けているわけでもなかったのだが、地上人の間では有名という設定だった。彼女はとあるクエストにちらりと出現するだけで、俺もほとんど存在を忘れていた。


だが彼女も結局、俺の探し物も、未来も見通せなかった。



そんな世界に絶望した俺は、ふらふらと路地裏を歩いていた。

「おにーさん、お金を恵んでいただけませんか」

「はぁ・・・」

「おにーさん、この恵まれない美少女にお金を恵んではくれませんか」

「はぁ・・・」

ため息をつきながら歩いていると、視界の端をちょろちょろと動き回る影に気づいた。


「ようやくこの超絶美少女にお金を渡す気になったのです?」

「なんだこのクソ女。うっとおしい」

「はぁあ!?ようやく口を開いたと思ったら言うにも事欠いてクソ女!?」


なんだこのクソ女。うっとおしいなと思っていたら、なんだかキレた。めちゃくちゃキャラの濃いやつに出くわしてしまった。いや、こいつは確か・・・サブクエストキャラの中にいたような。


「うるせえこのクソガキ。いいか、よく聞け。金が欲しけりゃこの王都で一番高級な宿屋まで案内しろ」

「なんですか何なんですか失礼な人ですね!!クーニャをこき使おうってんですか!こんな美少女を見つけたら慈悲深い心で自然とお金を差し出すものでしょう?まったくまったく」

「だまれ。いいか、二度は言わん。金が欲しけりゃ口を閉じてキリキリ動け。そうでないなら失せろ」

俺も気が立っていたため、若干当たりがきつかったかもしれない。だが、何もせずに金を貰おうっていう腐った性根が気に入らない。サブキャラだろうがヒロインだろうが、ここまでウザけりゃ無視に限る。だが、寝床は必要だ。要塞に戻ることはできないため、最近は宿住まいだった。もっとも戻ってもベッドなんて気の利いたものは置いていなかったが。

この世界の寝具は正直なところ微妙だが、無いよりはましだ。文明のレベルはところどころ近世後半で、他は中世後半から近世前半といったところだろうか。ベッドにはダニやノミはあたりまえ。髪は臭うしシラミも沸いている。はっきりいって幻想的な世界ではない。俺の態度も、そこまで世間からずれたものでもないのだ。むしろマシなほうだ。


「うぅ、わかりましたよぅ・・・。クーニャについてくるといいですよ」

「・・・・・・」

「無視はよくないのですよ、無視は」

「・・・・・・」

「うう、何なんですかこの人・・・さすがのクーニャもここまで相手にされなかったことはないのですよ・・・」


徹底的に無視したところ、宿に着いた頃にはクーニャは涙目だった。


「ひっく・・・着いたのですよ・・・ひっく」

「ごくろう」

「それだけなのですか!?美少女が泣いていたらもっとかける言葉があるんじゃないのです!?」

「ちっ・・・イラつく口調だな」

「舌打ちなのです・・・心が折れそうなのです」

「はぁ。いいから、手ぇだせ」


キョトンとした顔で右手を差し出すクーニャ。


「あん?片手でいいのか」

「クーニャ、利き手は左なので勘弁してほしいのですよ」


意味が分からん。俺が腕でももぎ取ろうとしてると思ってるのか?


「それでいいならいい。こぼすなよ」


10Gilを右手の上に置いてやった。お使いクエストの額なら妥当だろう。少し安いかもしれないが、スラムのガキが生きていくには充分な額だ。


「10Cilですか、しけてやがりますね」

「お前の顔についてるその2つの球はガラスか何かか、このタコ。Gilは見たことねえのか。てか要らねえなら返せ」

「ぎぎぎぎGilなのですか?!いるにきまってるじゃないですか嫌だなあもう。・・・・・・おにーさん、美少女は要りませんか?」

「それがお前の事なら要らん」


ここまで来る間に思い出したが、クーニャは仲間NPCだ。サブクエストの報酬がスキルとこいつの仲間化なのだが、クーニャから貰えるスキルはそこまで欲しいものではない。彼女の名誉やファンのために補足するならば、俺にはあまり魅力がないというだけで、盗賊系や魔法使い系などの攻撃に特化された職業にならばとても美味しいスキルだ。俺も攻撃特化だが、スキルやステータス的に不要なのだ。こんなやつで仲間枠を埋めるとかありえん。・・・いやまて、ゲームでは無理だったがこの世界では仲間を21人以上集めることも可能か?そもそも今まで仲間にしてこなかったキャラを仲間にすることで、さらにスキルを増やせるのか?


「クーニャ、何でもしますから見捨てないで下さいーっ!」


キャンキャン五月蠅いせいで考え事もできやしない。そして周囲のひそひそ話がすごい。このボロ雑巾娘と豪華なローブ男の対比を見た住民はどう思うか、想像に難くない。


「俺は今暇じゃないんだ。遊んでほしけりゃどこか別のところに行け」

「そんなっ。クーニャはただ・・・楽してお金が欲しいだけなんですっ!遊んでほしいわけではないのです」

「余計タチ悪いなこのクソガキ。・・・俺は本当にイライラしてるんだ。それと同時に絶望してる。だがやらなければならないことが見つかって、つまりとても忙しいんだ。分かったらとっとと失せろ」


俺は苦々しい顔で吐き捨てると、身を翻して宿屋のドアを開けた。


「なん泊されますか」

「1泊だ。部屋は一番いいものを」

「一番いいお部屋ですと3人部屋となっております。おひとり分の宿泊代を余分に頂きますがよろしいですか」

「あぁ・・・。まて、一人分?二人分ではないのか」

それとも部屋人数に足りなければ一人分の追加だけでいいのか?この店の仕組みが分からん。


「いえ、後ろの方はお連れ様では?」

「は?・・・おいボロ雑巾女、なに人のローブ握りしめてるんだ」

「えへへ、バレてしまったのです」

「えへへじゃねえよ。帰れ」

「それにしてもボロ雑巾女は失礼なのですよ!」


聞いちゃいねえ。


「どうせ3人分払うなら泊めて欲しいのです」

「・・・もういい、好きにしろよ」

「やったのです。このいけすかない成金野郎から、寝床を勝ち取ったのです」


3人分の宿代を支払い、部屋へ移動した。


「えへへ、案外優しいおにーさんなのです。あんな大金持って歩いたら、クーニャは一瞬でグールの仲間入りだったのですよ」

「そうか、どこで死体が増えようが知ったこっちゃなかったが、運がよかったな」

「テレ屋さんなのです」

「こいつ俺を苛立たせる天才だな」


能力以前に、仲間にしたくないわこいつ。


「俺は明日には王都を出る。これっきりだ、いいな?」

「分かったのですよー」

こいつ、絶対おこぼれにあずかろうとしてやがる。


「お前が付いてきても死ぬだけだ。明日はマンティコアにレッサードラゴンに深淵の洞窟攻略、と面倒なイベントが目白押しなんだ」

「深淵の洞窟の攻略なのですか!?あまり面白い冗談とは言えないのです。あそこは踏破どころか階層の数すらわかっていない特大迷宮なのです!それに第一階層でさえ推定レベル200以上の敵が出るって」

「あぁ、一番奥はレベル2400のボスがいる。あそこは1000階層ある。とにかくキューブに辿り着いて第13区画まで開放しないと」


ストーリー開始までに拠点は開放しておきたい。タイトルにもあるキューブはこの深淵の洞窟の最深部に眠っている。このキューブを使用すると全区画数2万の超巨大タワーに挑むことが可能となるのだ。ちなみに1区画だけでタワー外部のマップ全部相当だ。おかしなところに力が入っている。だんだん区画の数字が増えるごとに狭くなるらしいが、サービス開始10年で第230区画に突入した人間がちらほらいるという段階なので、あの辺りを考えたやつは頭がおかしい。いいぞもっとやれ。


話を戻すが、俺の調べたところによると現在はメインストーリーが始まる2年前だった。メインストーリーを進めると、最後のほうで『願いの宝珠』というアイテムを手に入れることになる。これはクエストアイテム扱いのため願いを選んで使用できなかったが、現実となってしまったこの世界でなら好きな願いを言うことが出来る筈だ。現実に帰ることが出来るかもしれない。

目標はそれの獲得に切り替えることにした。タワーの踏破でも願いが叶うらしいが、あれは運営が何か賞金でも用意してるとかいうオチじゃないかとみんなが言っていた。


「1000なんて1日でクリアできるわけがないのです。大体キューブって何なのです?2400って、そんなの人間の倒せるレベルをはるかに超えてるのです!大体どこでそんなことを知ったですか!」

「そうだな。だから明日から潜り続ける予定だ」

「質問に答えるのですよ」

「イヤだね。俺は寝る」

そう突っぱねて聖域魔法を自分にかけるとベッドへ倒れこみ、約束された安眠に身をゆだねた。



目が覚めると朝の6時だった。視界の端に浮かぶ時刻表示機能は、この2週間で気づいたことの一つだ。これが俺の元の体に近いのならば、頭に埋め込まれたARチップの機能だって使える筈だ。頻繁にネットワークへの接続を求めてくるが、こんなところに電波なんざ飛んでない。ネットが必要なものをすべて圧縮したら少しはマシになったが。

俺は大きく伸びをして、体をほぐす。最近はジョギングもホットドッグもないため少し寂しいが、その分運動はしている。

飯は当たり外れが大きいし、衛生的にどうなのかわからないためほとんど口にしていない。食材アイテムとして存在していたものを自分で採取し、料理したもの以外は口に入れたくない。異世界物でオーク肉を食ってる連中がいるが、オークって人の肉も食うんだろ?肉食動物の肉なんて臭くて食えたものじゃないというのに、さらにその体が人肉で維持されてるとか、食べようと思うわけがない。


そんなわけでアイテム欄から、昨日採取したベリーベリーを煮込んだジャムを、火を通したパンの実につける。即席トーストだ。パンの実は半乾きのヘチマみたいな見た目で、味はほぼしない。そして硬い。STRによって強化された顎の力でバリバリと食べる。うむ、微妙だ。

だが数枚も食べれば腹は膨れた。使い道の少ない岩塩という鍛冶用アイテムの在庫がやたら多かったので、塩分には困っていないのが救いと言えば救いか。

錬金用の素材アイテムの綺麗な水(ゲームでは特定の井戸か渓流で無限に採取できた)でのどを潤し、俺は宿屋を後にした。


今日の目的は3つ。マンティコア、レッサードラゴン、深淵の洞窟だ。依頼は2つとも塩漬けにされていたという設定のものなので、たぶんあるはずだ。

マンティコア。人面トラで、尾にはサソリの尾を持つキメラ種だ。こいつはとあるサブクエストにおける討伐対象となっており、こいつを倒すことでクエスト依頼者の息子が仲間になりたそうにこちらを見てくる。彼を仲間にすることで中級アルケミストのコツを教わることが出来る。錬金術で作成できるアイテムは購入すればいいと思っていたが、ポーション供給の当てがない以上、このクエストは受けておくべきだと判断した。初級は本を読むだけなので簡単だ。


「転移」

王都を出てすぐに転移魔法を唱え、転移したのはさびれた農村。これまたさびれた酒場に入ると、わき目も降らずに掲示板へ。まだ新しい羊皮紙をつまみ上げると、釘を引き抜いて持っていく。


「おい兄ちゃん、酒場に入って何も頼まねえとはいい度胸じゃねえか」

さっさと酒場を出ようと思ったのだが、細くて舌の長そうなやつに絡まれた。


「いいだろう、一番強い酒を2杯準備しろ。さっさと仕事を済ませて戻ってきてやる」

そういってドアの前にいる奴らを押しのけて外へ出た。

このクエストの依頼者は小高い丘の中腹に家を構えている。錬金術師の男だ。依頼を受けると話しかけるとやたら感動された。彼の嫁がマンティコアの毒にやられたため、解毒剤を作るためにマンティコアを倒して尻尾を持ってきてほしいというクエストだ。今までは薬で何とか延命していたんだとか。ゲームでは敵討ちだったので、まだ奥さんは死んでないということだ。

尻尾の採集、これがなかなか面倒だ。マンティコアを倒してもしっぽが落ちないなんてザラだった。だがゲームが現実になって楽になったかというとそうでもない。倒してしまえば確定ドロップみたいなものだが、尻尾を消し炭にしないように倒すことが大変なのだ。


討伐自体は一瞬で終わった。職業の効果により弱体化された第一階梯の闇魔法、ダークアローをなるべく脳天だけをぶち抜くようにして撃った。ここまで神経をすり減らしながら魔法を使ったのは初めてだ。

「約束のマンティコアの尾だ。証明のために一応頭部も切り落としてきた」

「おぉお!ありがたい!これで妻も助かるよ、本当にありがとう」

「報酬を」

「あぁ、すまない。これを。掲示通りの額だ。納めてくれ」

「確かに受け取った」


「ねえ、お兄ちゃんが母さんを助けてくれたの?」

依頼者と会話をしていると、髪の長いの女の子が現れた。


「あぁ、今は大事な話をしてるんだから。すみません、一人娘なもので私も妻も甘やかしてしまったみたいで」

ここの子供は男じゃなかったのか?クソっ、情報の記憶違いか・・・はたまた別のクエストだったか?だがこの家は錬金術師の家だし・・・。


「ねぇ、私も何かお礼がしたいの。一番欲しいものある?」

「今一番欲しいのは中級アルケミストのコツ、かな。お嬢ちゃんには難しいかな。ま、覚えてたらそのうち教えにきてくれよ。俺は・・・ティンクスだ」

じゃあなと別れを告げて転移しようとして思い出した。酒を頼んでいたんだった。

歩いて麓まで戻り、俺はすぐに酒場へと入った。


「あん?もう戻ってきたのか腰抜け野郎。マンティコアなんて倒せそうにねえもんな!」

最近のたまりにたまったイライラが小さく爆発した。煽り耐性は相当に高いはずだったったのだが、きっとストレスのせいだ。

アイテム欄からマンティコアの顔を取り出して、そいつに投げつけてやった。


「う、うわっ!ヒィっ!」

胸がすっとすくような思いだった。

「おいおい、ずいぶん男前になったな」

頭部に残っていた血液により、血まみれになったその男は顔を真っ青にしていた。当然だ。彼らからしたら大物のマンティコアを討伐するような相手に、楯突いたのだから。


「で、酒は?ない?そう、ないならいいわ、帰る」

酒が出ないならこの場にいても仕方ないので頭の回収後、酒場を後にし村を出る。4度も税を払う羽目になった。その後転移をして、次の場所へと向かった。



レッサードラゴン。劣ったドラゴンの名の通り、ドラゴン種の最下級。羽が大きく体が細く小さい。こいつは街道を餌場にしている害獣のような物なのだが、確かレベルは1200。設定では俺たちのようなプレイヤーも狩り殺しているためレベルが高い、というものだった。

そのためプレイヤーのいない(もしくは少ない)この世界においてはあまりレベルは上がっていないと思う。こいつを討伐する理由は、メインストーリーでの不確実要素を潰すためだ。こいつの餌場の街道は、重要キャラが通行する予定の道だ。彼らはゲームでは運よく通行できたが、現実になってしまえばそんなご都合主義が働かないのではないかと思ったのだ。


俺が転移したのはそこそこ大きな村だ。確か名前はグラニテ・・・だったか?美味そうな名前だが寂れ始めている。レッサードラゴンにより街道がほぼ全滅しているためだ。さっそく村の長に話を聞きに行く。するとここを治めている子爵がちょうど滞在しているとのことで、報酬について話してきて欲しいとのことだった。


「うげぇ・・・。めんどくせえ。報酬ってあんたらが交渉して分捕ったりしておくものでしょう?なんでまた俺が」

「父が申し訳ありません。今の子爵様は少々金にうるさい方でして」

「ようはケチってことだろ?そりゃ沢山の命を預かってる奴なんだから、少しでも安く済ませようって気持ちは分からないでもないけどよ。でも滅んじまったら意味ねえだろ」


まあ俺が報酬についてごねなければこんな話にはならなかったのだろうけど、それでもこのクエストでもらえる筈のアイテムは結構欲しいものなのだ。Luc上昇アイテム。ゲーム中で手に入れることのできる数は4つしかない。その一つをみすみす逃す手はない。これはゲーマーの習性だから仕方がないのだ。


「んで、あんたは長の息子さん?なんだかしっかりしてるけど幾つ?」

「恐縮です。僕はつい先日12になったところです」

「そっかー。レッサードラゴンのレベル見た人いる?」

「いえ・・・。この村に来た中で一番レベルの高かった冒険者さんの、ッシットさんでも見ることが出来ませんでした。彼は149レベルですが・・・その」

「ああ、最低でも160レベルってことだ。ま、そんな雑魚なわけないだろうし」

少年からは大した情報を得られなかった。そんな低レベルなら俺じゃなくても誰かしらが討伐しているはずだ。王都には伝説の冒険者ハルちゃんが居るからね。彼女は389と地上人最強だ。残念なことに、彼女の出てくるクエストが受注できるころにはプレイヤーは大抵700レベル越え。彼女の空回りっぷりを眺めてみんながほっこりするクエストだ。ちなみに21歳。行き遅れを気にする残念な子なのだ。ついでに美人。


「あ・・・ハルちゃんだ」

噂をすれば影が差すというやつで、19歳のハルちゃんが子爵の滞在しているという屋敷から現れた。

「どちら様ですか?あなたと私は初対面のはずですが」


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