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高手無情解脱之拳  作者: 東武瑛
6/9

応戦

方は黄の道場に帰って来た。

「どこに行っていた?」黄は聞いた。が、方は答えなかった。

「まあ、いい。これから飲みに行こうぜ。付き合えよ」黄が言うと「わかった」と方は答えた。

黄と方は酒店に行き、盃を交わした。

突然、男達が入って来た。

「これは良いタイミングだ」男達は言った。

黄は「お前ら、まだいたのか」と言う。

「この街から出ていけ。命は助けてやる」と男達が言うと「それはこちらのセリフだ」と黄は言った。

「やれ」の声で男達は二人に襲い掛かって来た。

黄と方は応戦し男達を殴り蹴飛ばし圧倒した。

最後にボスらしき男一人になった。

「わかった。街から出て行く。命だけは助けてくれ」と男が言うと二人は店を後にした。

「やるな」と黄が言ったが方は黙っていた。

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