表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/13

第2話 美少女剣士神無ちゃん

エロ展開無理矢理過ぎませんかねぇ

「何故あの二人に力を与えなかったのですか?」


霜月神無と斬影玲奈が異世界の扉をくぐった後、空き缶の後ろから女の不思議そうな質問が投げ掛けられた。


彼女は空き缶の部下である上級者天使だ、彼女にしてみれば転生者に力を与えないのはハッキリ言って異常だ。


転生者には先の二人の様に元から力を持つ人間は何人か来た、だが其でも転生特典で力を求めた、だからこそあの二人は不思議なのだ。


「んー?あー?そりゃあの二人と言うか二人が居た世界は良いのさ」


「どう言う事です?」


「彼処の世界は戦士って言う努力で超人になった奴等が闊歩する世界なのさ」


「戦士……ですか?」


「そう、戦士は日本では剣士、武者、中国では武将、西洋では騎士、中東では聖なる戦士と呼ばれてるのさ…彼等は過去から現在に渡って最強の武力とされ、今も軍事力の要とされているのさ」


「はぁ……確かに其れは凄いですけど」


何処か納得しきれていない天使を他所に空き缶はぴょんぴょんと跳ねながら言う。


「まぁ……それは後々分かるさ…………よっと!」


クルリと空き缶が1回転すれば、ふざけた空き缶から小柄な少女に早変わりした。その小さな背中にはリュックサックを背負っていた。


「…本当に行くのですか?」


天使がそう言うと神はクルリと天使の方を向き言う


「まぁ此れも仕事の内だからね、私が居ない間代理任せたよ!」


「はっ…気を付けて下さいね」


神は天使に向かってピースをし次の瞬間天使の目の前から消えていた。










「うわぁ……神無だよね?この子?……エッロ、神無起きて…起きて」


玲奈のそんな声と共に胸を揉まれる、その手付きはイヤらしく初めて味わう感覚に声を出してしまう。


「ぁっ…!んっ……なっなん…これ……!?」


「おっほ!エロいエロい!……エッロ!」


女の声で喘ぎながら目を開けば、美少女の面影が消し飛ぶ位ふざけた顔をしながら俺の胸を触る玲奈がいた。


「やめ…!玲……奈!起きてる!起きてるから止め……ろ!」


「おっほ!起きろ起きろー…………神無起きてたの?」


胸を揉んでいる玲奈がそんな事を言いながら胸を揉むが、俺が起きている事を分かった途端普段の顔と声でそう言いやがった。


「当たり前だ馬鹿!あんな揉み方されたら誰でも起きるわ!」


顔を赤くしながら玲奈の頭を叩く。……其にしても本当に女になってるんだな。


自分の身体を見ながらそう思った、明らかに男の手足では無く女のそれになっている。


特に筆頭なのは胸だ……ピッチリとしたスーツの様な物を着ているから胸のサイズが詳しく分かる……此れはF位だろう。


「あー……おはよう神無、随分とエロくなったね喘ぎ声最高だったよご馳走さま」


「お粗末様……俺もこんなにエロくなるとは思わなかった、まぁお前も人の事言えないがな」


今の俺と玲奈の格好は身体の輪郭がくっきり分かるほどのピチピチスーツにロングコートと言う、異性の性欲を促すエロい服だった。


因みにスーツとコートの色は…スーツが白でコートがカーキ、玲奈はスーツが白でコートがコートが黒だった。


「まぁ…お互い様って訳だね、其で起きたばっかりだけど此れからどうするの?」


周りを見渡せば、其処は深い森の中だった…そして空を見れば既に夜だった……まさか夜の森の中であんなアホな事をしていたとは。


「今すぐ森を抜け街を探す」


そう言いながら、腰に差さっている刀二振りを撫でる。


「このままキャンプは?危なくない?」


そんな事を言う玲奈に俺は言う。


「俺らは戦士だ、強行突破した方が速い」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ