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諸星高校《人外科》の生徒達  作者: オオシバ
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入学式

 今から30年前、この世界に異変が起きた。

ある日突然、空に『捻れた空間』が現れたのだ。

最初の空間はイギリスに、次にロシアに、日本に、オーストラリアに、アメリカに、アフリカに・・・


その『捻れた空間』は次から次へと増やしていった。


当時、この現象については政府のお偉いさんやオカルティックな方々は『空気汚染の前兆』やら『世界の終焉だ』やら喚いていたが、実際は違った。


実際のところ、その空間は『未知の来訪者』の出口だったのだ。



 まぁ、なんやかんやといざこざはあったが、説明は面倒なので省くとしよう。

そして今から15年前、政府は『未知の来訪者』の為に教育機関に新たな部門を設立した。


それが君らがこれから通うことになる『人外科』だ・・・




「・・・っと、まぁこのことについて知ってる者も知らないものもいるだろうが、一応我が校の規則なんで説明をさせてもらった。」


 全く、本当に俺は運がついてない

教師生活八年、一度は担任を勤めてはいたが阿呆な生徒達によって解雇寸前まで追い詰められるわ、部活の引率中に腰の骨を折って入院するわ、住んでたアパートが放火魔によって丸焼きされるわ・・・


挙句の果てに、この『人外科』の一年三組の担任かよ!!


俺が一体なにをしたというのだ・・・


もしかしたら呪われているのではないだろうか・・・


・・・まぁいい、『人外科』の担任になってしまった以上はこれより悪いことにはならんだろう


「とりあえず、入学おめでとう。俺は君らのクラスの担任の峰山 浩司という者だ。三年間よろしくな。」

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